俺の横でスヤスヤと寝息をたてて眠っている愛しい人

今日は、お前がデビューして20周の記念日だ

そして、俺の前に正式の降り立った日でもある



一昨日まで「DEATH NOTE」で頑張ってたよな


いつもなら、他のキャストと一緒に練習や公演が始まるのに、今回は俺達のチームの20周年記念のワールドツアーがあったから、1人4ヶ月遅れての合流だった

以前にやったことのある作品だったならまだしも、初の作品だったから、1人で練習をして、ただでさえ不安なのに、ある程度固まっているキャストの中に入っていくことが出来るかって言っていたよな

そんな時は、「大丈夫だよ、お前なら出来るよ。だって、20年前もお前は遅れて俺達のチームに入って来たけど、ちゃんと出来ただろう。」

俺の言葉を聞いて「そうだね。大丈夫だよね。」嬉しそうに頷いていた

今回、ワールドツアーがあったせいで、公演に参加するのが遅れたけれど、そのおかげで俺はお前の不安な気持ちを取り除けたと思っている


喉の調子があまりよくなくて、最近は愛し合うことが出来ないのが少し俺としては不満でもあるがな


それから、お前さぁ、ドンへペン過ぎるぞ

いくら、アイツの顔が好きだからって、俺だって、アジアを代表するイケメンなんだからな



そろそろ、ペンミのリハが始まるな


また、しばらくはこうして愛し合えないな


それが、俺には少し辛いな



起こさないように髪を触る





「ヒョン、なに俺の顔見てるんだよ?」

「起きてたのか?」


「デビュー20周年、おめでとう。」

「ありがとう。」


「ねぇ、プレゼントないの?」


「プレゼント?」

「そうだよ。プレゼント。」

「今夜の食事の時に渡そうと思って、ごめん、今持ってないよ。」

「あぁ、もう真面目なんだから、俺が欲しいのはそんなじゃない。」

「じゃあ、なん……」


いきなり、俺の口唇をお前の口唇が覆う



「また、しばらくペンミのリハで声出せないから、今日は思いっきり声出させて……」


「こんなプレゼントで良ければ、いくつでもプレゼントするよ。」


少し痩せた身体が、俺の腕の中でピンク色に染まっていく