ベビーカーを購入したけれど、まだウチに持って来てもらうわけにはいかない。

なぜなら、今俺達は生まれてくる子供達ために王宮を改装中で、シウォナの実家に来ているから。

お義父様の所でもいいけれど、また、家に持って行かなくてはいかない。

そんな面倒臭いことをするのは俺は避けたい。




俺達が貸し切りにしていた1時間が過ぎる。


昼食後、お義母様とシウォナとお義父様(社長業はいいのって思うけど、「館内の偵察だからいいんだよ。キュヒョンさんは気にしなくていいんだよ。私の部屋でゆっくりしていなさい。と言ってくださる。」)が子供達と屋上でやっている《🏮夏祭り--2024--🏮》にいく予定だ。


お義母様から、「バアバと一緒に《夏祭り》に行く?」という問いかけに


「夏祭り!」

去年の楽しかった夏祭りを思い出して

「ねぇ、バアバ、夏祭りって、去年金魚すくいとかスイカ🍉割りとか?」ヒョクとドンヘがお義母様に聞いている。

「そうよ。去年したら好評で今年もやって欲しいっていうのがデパートのホームページにいっぱい来ていて、今年もすることになったのよ。」

「ハルちゃんも、なちゅまちゅりに行くゥー。」


「でも、お義母様、そのお洋服。」

サファイアブルーのワンピースを着ていて、いかにもいいところの奥様だ。

「そういうこともあると思ってちゃんと着替えを持って来ているのよ。パパもね。」と言ってお義父様の方を見る。

「あぁ、用意しているから、心配しないで大丈夫なんだよ。キュヒョンさん。それに、私も孫達と一緒に遊べのが楽しみにしているんだよ。」

「だから、ぐずぐずしていられないのよ。パパのお部屋でお昼いただきましょう。」

「ねぇ、俺行かなきゃダメ?」」

「当たり前でしょ。」

「お前が保護者だからな。」

「チェ、俺も父さんの部屋でキュヒョナと2人で待っていたいんだけど。」

「キュヒョンさんと、2人だけには出来ません。」

「どうして?」

「あなたがキュヒョンさんに変なことをするからよ。」

「変なことって。」

「変ことよ。子供達の前で言えないわよ。キュヒョンさんが休んでられないでしょ。」


ヘス店長とユナが下を向いて必死で笑いをこらえている。


俺も恥ずかしい。


「ねぇ、バアバ、お昼ご飯。」ヒョクが言って

「早く食べて夏祭りに行こうよ。」ドンヘが言って

「お腹シュイタ。」ハルが言う


「あっ、ごめんね。ご飯食べようね。とにかく、シウォンは私達と一緒に行くこと。それが嫌だったら、教習所にバスの免許の練習に行ってきなさい。免許は取れたの?」

「そんなにすぐに取れるかよ💢」

「何言っているのよ。ウォンとヒョナの父親でしょ。」

「大型免許が父親の条件って、それこそおかしいよ。」

「つべこべ言わずに、私達と夏祭りに行くか教習所に行くかの2択。どっちなの。」

「こんな変な2択あるかよ。」



こんな親子漫才をいつまでもやらせておくわけにもいかないから「取り敢えず、ご飯行きません?時間過ぎていますよ。他のお客様が来ますよ。」


「あら、それは困るわね。じゃあ、行きましょよ。ヘス、ありがとう。」


「ヘスお姉さん、ユナお姉ちゃん。バイバイ。」

3人が2人の手を振っている👋👋👋


ん?今、ヒョクとドンヘ、微妙にヘス店長にはお姉さん、ユナにはお姉ちゃんって使いわけしたよな。

俺の気のせい?