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幸せってなんだろう? 笑顔溢れること。

ジャニーズ事務所のみんなが好きです。
日々の想いを綴るだけの場所。

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こんにちは。

 

Twitterで難しいマシュマロをいただいて、

少し考えてみたんだけれど長くなりそうだったので

ここに書いてみることにします。

 

 

 

テーマは

アイドルの成功とはなにか

 

 

 

きっとこれほどまでに三者三様の答えが出るテーマはないかも。

とっても難しい質問だなあと思いました。

 

毎回前置きをするけれど、あくまでこれはわたしなりの考えね。

(ちなみにわたし自身が元アイドルなので

アイドルがアイドルを語ると一般とは少しばかりのずれがあるかも…)

 

これには二通りの答えがあると思っています。

 

それは「対外的なアイドルの成功」

「真理的なアイドルの成功」の二通りで答えが変わってくるのかなと。

 

では一つずつ話して行こうと思います。

 

 

 

あ、その前に一応投稿されたマシュマロ。 

 

「嵐櫻井担のすの好きです。 

アイドルの最終的な成功って何だと思いますか?露出の量?CMの獲得数?レギュラー番組の数?知名度? 

私は嵐担として、上記はすべて違うと思います。

 アイドルの成功とは、私は「音楽活動を続けられること、音楽活動において上昇し続けること」だと思います。 

もちろんファンにとっての幸せは露出の多さかと思います。

しかし私は嵐のこの10年を見ていて、彼等は限りある「時間」と確実に衰えていく「技術」を切り売りしているだけだと気付きました。

「魅せる」のがJr.の仕事だとすれば、デビュー組の仕事は「応える」だと思います。 ただただ大衆に求められることに対して身を差し出して「イメージ通りに応える」。 

それは職業的安定に繋がりますが、「音楽活動、表現活動」からは遠ざかっていきます。 嵐にもお詳しいようなので、なんとなくわかって頂けると思います。

 私は櫻井担ですが、阿部くんには決して櫻井くんのようにはなってほしくないと思っています。ダンスも歌も苦手でバク転もできない櫻井くんと違い、阿部くんには歌もダンスもアクロもあります。ジャニーズの王道を歩むことが出来る人です。 

歌やダンスお芝居などのジャニーズ的実務の面では圧倒的に弱いのに、学歴や社会的ステータス、人柄だけでちやほやされる。何もできないのに「完璧」と評される。今となっては歌やダンスに上昇志向は覚えない。一番大事な仕事は報道。 そういう自担の現状にやりきれない思いを抱えていますが、やはり櫻井くんは滝沢くんと違い成功者だと思われますか? 

私は櫻井くんと親しくしている阿部くんに不安を覚えてしまいます。 SnowManとして、舞台人として、輝いている阿部くんが好きです。」

 

 

 

まずひとつめ。

 

対外的なアイドルの成功。

端的に言えば一般的に皆が捉える成功とは、って話ですね。

 

これは投稿主さんが否定しておられた考え方が、

わたしはこれだと思う。一般的な露出。

 

冠番組やCM、出演作品の本数、媒体の売り上げ、知名度。

 

世間的にいう「売れている」「成功した」アイドルとは、

この辺りの実績で語られるのではないでしょうか。

 

国民的アイドル。 トップアイドル。

 

まったく思ったように芽が出ずにくすぶっていた嵐が、

あの時に目指していた「トップ」。

 

最初はただ社長に言わされていた、けれどいつしか本当に

世界中に巻き起こしたいと思っていた「嵐」。

 

それらは、一般的にいう露出部分や売り上げ、知名度の話かなと。

 

なのでわかりやすい「成功」を語る時はこちらが多いと思います。

 

芸能人である以上、売れること人気がでることがすべてですから。

 

 

 

ただ真理的なアイドルの成功とは

タレント・ファン双方の満足度が高い活動を行えること」かなと

わたしはそう思います。

 

例えば、一般的な露出がとても多いわけではなくとも

安定した活動があり、本人たちもそこに意義を感じており

ファンもそれに十分満足していた場合、

かつタレントとファンの連携がきちんととれていること、

タレントはファンからの、ファンはタレントからの愛情を

しっかりと感じ取れていることが、真理的には成功かなと。

 

前者でいうと現場が充実しているとかが最たる例かな?

 

まあ、よっぽどじゃない限り

全員が納得する答えというか活動方針なんてないと思う。

 

対外的な盛り上がった活動を望むものもいれば、

小さな箱の中で楽しんでいたいものもいる、

ファンによってそれぞれ望むものが違うのは至極当たり前だし。

 

そこで出てくるのが多数派少数派で、

多数派を幸せにしつつ少数派にもベターな対応をとれるのが理想。

 

多くのファンを幸せにする」ことができるのが成功かな。

 

 

 

滝沢氏の話に対して嵐を比べて投稿主さんはお話していたけれど

例えば変化ひとつを例にとったとしてみよう。

 

滝沢氏の解散・引退にかけてのファンへの向き合い方。

嵐の活動休止にかけてのファンへの向き合い方。

 

どう考えたって、嵐のほうがファンに寄り添っていると思う。

少なくともわたしはそう思ったし、その意見を多く目にした。

 

そして、活動休止というマイナスな事態に対しても

ファンが受け入れることのできるような対応を嵐はとったし、

逆にそれこそが「ファンの求める」嵐だったと思います。

 

5人。

 

ずっと嵐がこだわってきた「5」という数字を守るために選んだ休止。

 

ファンのほとんどは4人になっても活動することよりも、

きっと「過去を嘘にしない」ことを選んで欲しかったんじゃないかな。

そして、それに対して嵐は応えてくれた。

 

そして、けれどそれは「ファンの言いなり」になっているわけじゃない。

 

嵐というアイドルである自己の方向性と考えを持ったまま、

ファンの感情に寄り添って求めるものを与えてくれた。

 

それは嵐がいままで行ってきた行動、発言。

そういったものを含めて嵐とファンが同じ方向を向いていたから

こそ、そういった結果がついてきたのだと思っています。

 

決して一見プラスな事態じゃないかもしれないけれど、

ファンは幸せをもらうことができたし、好きを再確認することができた。

 

メリーバッドエンドみたいなものなのかな、

そこまで重いわけではないけれど。

 

タレントとファンが求めるものが一致して、

そこに向かってひたすら走り続けること。

多くのファンを幸せにすること。笑顔にすること。

 

それがわたしの考える「アイドルの成功」だと思いました。

 

 

 

けれど結局は「少数に笑顔を与える」ことと、

「大人数に笑顔を与える」こと。

 

もし仮にそれらが「同じ」笑顔だったとしたら、

やっぱり後者のほうがいい。

 

密度が同じならば数が多いほうが笑顔は与えているからね。

 

そういう意味では対外的な意味での成功と

真理的な意味での成功は、少し違うようで、

けれどやっぱり少し似ているのだと思います。

 

 

 

例えば世間的に売れたとしても、ファンをおいてけぼりにして

殿様商売をして、自己満足な活動をしていたらそれは

「アイドル」として成功とはいえないと思う。

 

何故ならわたしの考えるアイドルという仕事は

「人を笑顔にする」仕事だと思っているから。

 

例えばアーティストならば投稿主さんの仰る

「音楽性」の「表現」から遠ざかることは成功ではないのかもしれない。

 

けれどアイドルである以上は、人を笑顔にできれば、

それでいいのだと思いました。

 

スキルとて結局は人を笑顔にするためにツールに過ぎない。

それがすべてなのはアーティストである、と。

 

だってスキルがあれば人気が出るわけではないからね。

アイドルなんか特に、スキルと人気は比例しているわけじゃない。

 

スキルがあれば人気に有利に働くかもしれないけれど、

それを凌駕する何かがあればそれでいいのだと思います。

 

それらもあって、わたしは対外的な意味でも真理的な意味でも

滝沢さんはアイドルとして成功しているとはいいがたいと思った。

 

売り上げが悪いこと、人気がないこともひとつ。

 

そしてどう考えてもあの引き際は、今まで支えていたファンに

真摯的に向き合っているとは到底思えなかったから。

 

まあ、ぶっちゃけ言うとあの場でのわたしの「成功」は

対外的な意味で言っているんですけどね。(笑)

 

 

 

ただ投稿主さんの仰ることを全て否定するわけではなく、

言いたいことはとてもわかります。

 

バンドなんかでもよく聞く「メジャーになってつまらなくなった」。

正直、嵐に関しても思うことはあります。

 

勝手にわたしの物差しで測るとするならば、

2010年代前半がピークかな、嵐の「個」が主張されていたのは。

 

深夜時代は好き勝手やっていて、

そこからどんどん変化していったと思うけれど

個人的には2010年代前半はまだ独自の色があった気がする。

 

それ以降は本当に大衆向けに変化していったし、

ベターを選ぶようになった気がします。

 

それはテレビなんかでもそうだし、音楽もそう。

 

大衆向けに変化して去る人間もいれば新しく笑顔になる人間もいる。

 

そういう意味では「アイドル」が売れて多くの人を笑顔にすることと、

一部がつまらないと笑顔を失うことは切っても切り離せない、

仕方のないことなのだと思います。

 

結局はそのうち、ファンがなにを選択するか。

 

つまらなくなったと背中を向けるも、

変化を飲み込み波に飲まれ追い続けるも自由ですから。

 

 

 

櫻井担とのことですが、櫻井さんのどこを好きになったんでしょうか。

正直、マシュマロからは読み取れませんでした。

 

けれど、担当だからこそ目に余る部分があるというのは分かります。

わたしも、よくあるから。

 

それはまあ担当に限らずですが、好きであればあるほど

「理想」を追い求めてしまうので厳しくなりがちだと思います。

 

わたしもまあ櫻井さんにはあれやこれやと文句を言ってましたよ。(笑)

やれ痩せろや、やれちゃんと踊ってくれや。

 

けれどそれはきちんとすればできる人だと知っているから。

 

太ったことで「かっこよくない」と櫻井さんを否定されるのが、

たまらなく悔しくて、腹が立ったから。

 

櫻井さんに対する世間とファンの認識のずれ、すごいですよね。

 

世間・テレビが思っている櫻井翔の「完璧」具合はびっくりする。

最近はあまり言われる事も少ないですが、2009年2010年あたりは

果てしなく「完璧すぎる王子様」だと持て囃されていた気がします。

 

けれどファンからしたら実はポンコツで、ドジで、不器用で。

でも、だからこそ愛おしい。そんなところだと思います。

 

投稿主さんは目に余ることがたくさんあるのに、

どうして今も櫻井担を続けているのでしょうか。

 

それよりも好きなところがあるから? 長年の情?

けれど投稿主さんとて「誰より笑顔をもらったから」、

櫻井担を続けていらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

 

そこで、「それでも櫻井さんは成功者だと思いますか」という

質問がありましたが、わたしの答えはYesです。

 

何故なら櫻井さんはアーティストではないからです。

 

歌もダンスも決して上手くない。バク転もできない。

そんな技術的な「スキル」はとても欠けていると思います。

 

けれどそれをはるかにカバーするだけの

「アイドルとしてのスキル」があったから、ここまで昇りつめた。

ここまできちんと人気が出たんです。

 

ジャニーズとしての実務が弱いとおっしゃられましたが、わたしは、

ジャニーズとしてのスキルは「人に愛されること」だと思っています。

 

櫻井さんは技術的なスキルはないかもしれないけれど、

それを補って余るだけの「アイドルとして」のスキルはあった。

 

それが答えだとおもいます。

 

 

 

例えば「嵐」が人気だったとしても、櫻井さんには下っ端グループの

不人気メンバー並の人気しかなかったと仮定しましょう。

 

それならば、「櫻井翔」個人は

アイドルとして成功とはいえないかもしれない。

 

けれど、そうじゃないから。

 

ちゃんと結果を残している、人気を得ている。

たくさんの人に愛されて、たくさんの人を笑顔にしている。

 

それは、アイドルとして、ジャニーズとしての成功だと思う。

 

 

 

阿部くんのこと、たくさん褒めていただいてありがとうございます。

 

けれど、阿部くんとてJr.の中でのスキルは高い方かもしれませんが

並大抵ではないスキルを持っていたSnowManの中では、

歌もダンスもアクロも一歩劣る部分がありました。

 

よく「翔太もダンスやアクロは他より苦手だから」と言う人もいるけれど

その分翔太には歌があると思っているから。

 

けれど、だからこそ阿部くんは勉強や個性を武器に、

他のメンバーに並ぼうとした、「ジャニーズとして」。

 

そして、実際阿部くんは人気メンバーになれた。

 

それは櫻井さんの場合と同じで「実務スキルが弱くても、

他の部分でそれを補うことができればアイドルとしては十分」だという

事になりうるとおもいました。

 

そこに、尽きるのだと思いました。

 

まあ、正直「実務スキル」だけで成功かと問い始めると

そもそも論滝沢氏も実務スキルなど皆無に近いのですが…。

 

 

 

あと、わたしは阿部くんに完全なる信頼を置いています。

 

きちんと、自分の中で確固たる「正誤」があって、

自分で判断できる人だと思っています。

 

どうしようもない圧力に負けることはあるかもしれないけれど、

悪影響を受けてふらふらと流れることはないと思っている。

 

例えばどう考えたって滝沢氏に媚を売った方が得だけれど

絶対にいままで阿部くんはそれはしなかった。

自分を信じて「櫻井くん」と言い続けた。

そんな芯の強さをわたしは信じています。

 

そんな阿部くんが櫻井さんを選んでいる、

わたしは仮に櫻井さんのことが好きだという感情がなくとも

それならば見守っていたいと思ったんじゃないかな。

 

人間は誰しも完璧ではありません。

 

櫻井さんとて間違っていることは山ほどあるでしょう。

けれど、阿部くんがそれに流されて悪い道に進むとは思っていない。

 

自分を持っていて、そのうえで尊敬できる人、

尊敬できる部分を尊敬し、そのうえで自分の中へと

取り入れることができる賢い人だと思っています。

 

だから、心配しなくていいと思います。

 

そして、自分の担当のことを、もう少しだけでも

信じてあげてもいいんじゃないかな。

 

櫻井さんは、親しくして不安を覚えられるような人間ではない、

わたしはそう思っています。

 

そもそも、阿部くんは今までずっと嵐を見てきて櫻井さんを見てきて

それでいまの「阿部亮平」があるんだから、

今更関わることで悪影響があるならもっと早く表れているかなと。

 

わたしは色々なものを見て、色々な人と話して、

そのうえで取捨選択を繰り返したうえに今成り立っている

「阿部亮平」という人間がすきです。

 

きっと、櫻井さんとこれからもっと親しくなったとしても

もっと阿部くんにとってプラスになる交流なんではないでしょうか。

 

 

 

正直長くなったし、答えになっているのかわからないし、

投稿主さんの求める答えではなかったかもしれない。

 

けれど、わたしの思う答えは、これでした。

 

また何かあったら、マシュマロ気軽に投げてくださいね。

 

それ以外の方でも、読んで頂いた方ありがとうございました!

 

 

 

ではこのへんで終わります。