入院までの日々は驚くほどに日常でした。

 

髄膜腫・聴神経鞘腫に関するサイトやブログは毎日のように見ていましたし、

ときどき手術やだなーって落ち込みもしましたが。

それ以上にアンギオ検査が嫌過ぎて心から嫌過ぎて泣きそうでしたがあせる

 

本当に変わらない日常を送っていました。

症状が右耳難聴だけというのも大きな要因かもしれません。

大きな手術を受けなければならない、という自覚があまりなかったように思います。

少なくとも今、命に別条がないというのも大きかったかと。

 

物凄く淡々と入院の準備もしていました。

ある意味、事務的、と言ってもいいと思います。

 

そして入院・手術に向けてした事が4つ。

 

①高額療養費制度の『限度額適用認定証』の取得

病院の方であらかじめ貰ってくるように伝えられていたのですが、

これ本当に有難い制度だと退院時に実感します。

 

割と時間もかからず貰う事ができました。

 

②美容院

括ってクルっとまとめれるくらいの背中にかかる長さでしたが肩くらいに切りました。

手術時邪魔にならないように、と、入院中シャンプーなど手入れしやすいように。

 

髪の長さに関しては病院から特に指示は出ていません

 

③部屋の片づけ

ごちゃごちゃだったので(笑)

 

大丈夫だろう、と思う一方、「もしも」を想定してもいました。

部屋の片づけ、連絡先・貴重品の置き場所などの書き置き。

最悪の場合じゃなくても脳という場所柄重大な後遺症が残ることもあり得る、と。

昨年叔父を亡くし片づけ等に追われた事も頭をよぎりました。

 

ただこれはどちらかと言うと「事務的」な行動です。

本気でそうなるという考えは無かったように思います。

 

④神社参拝

最後は神頼み(^^;

 

不安解消というか、信心深い方では無いんですが、

ちゃんとお参りしたという安心感が得られるのです。

 

地元の神社と病院のある地域の神社へ。

 

奈良の大好きなお薬師さんにもお会いしたかったけれど、コロナの為に自粛。

 

こういった時人は神仏に祈りたくなるのだな、と人ゴトめいた事を思う