脳神経外科を受診した次の日。

 

この日が一番精神的に落ち込んだ日です。

 

右耳に難聴が出たとき。

回復が見込めなさそうと悟った時。

あぁ、もう一生この聞こえないままなのか、って暗くなったりもした。

 

でもこの日はふとした瞬間に手術の事が頭をよぎり涙がポロポロとこぼれてきました。

 

激しい感情が噴出するわけでもなく。

ただポロポロと涙が出てきて。

 

でも、それも必要なことかもと思って思うままに流していました。

 

この日以降は振れ幅はあっても時に泣けてきても

コントロール不能な涙は無いので一度泣ききって良かったのだと思います。

 

この後検査と診察を経て手術までの数日間はむしろ物凄い平常心でした。

自分の事ながら逆に大丈夫か?って思ってた(笑)

手術のことを考えると怖いし不安は募るばかり。

でも、日常生活の中では普段通りの自分がいる。

 

たまに発揮される妙な順応力かもしくは現実逃避だと思います。

どこか病気の自分というものが非現実的で、

誰かのブログの中の話を読んでいるくらいの感覚。

きちんと心の中に捉えきれていないんだろうなぁ。