10月初旬。
MRIを取った病院に予約できる一番早い日をお願いして総合病院の脳神経外科へ。
一生で脳神経外科に、それも腫瘍でお世話になる事があるなんて思いもよらなかった。
診察室に呼ばれ紹介状に添付されていたMRI画像を見ながらの診察だったのですが、
画像がほんの3枚ほど、しかもめっちゃ分かりにくい・・・
何故!?何故この3枚チョイス!?
わたしに見せてくれた分っかりやすいのはどこにいった?
先生も何回かクリックして早々に諦めて 「ま、ちゃんと詳しい検査しますから」 と(笑)
先生の見解はやっぱり『髄膜腫』でした。
そして、恐れていた事に「手術」の選択でした。
髄膜腫は40代くらいからの女性に多いものであるということ。
脳の表面にできるものなので部位によっては簡単に取れる。
ただ、私のできたところは少し難しいということ。
聴力に影響が出てから時間がたっているので分からないが、
腫瘍を取れば聴力が回復する可能性があること。
放射線治療にも触れていましたが、髄膜腫には向かないと言われました。
( あくまで私の担当医の所見です。ネットを見る限り放射線有効と言われる先生もいらっしゃいました )
この日は採血だけして帰宅。
針を刺すところからガーゼ包帯で止血するところまでの職人技的手早さに感動しつつ。
わたし、大人になってからは注射とか全然平気な方なんですが
この時はあのチクっとする小さな痛みに
「これからこの痛みやそれ以上のものを何度も味わうのか」 と思えて。少し悲しくなった。