心の傷は

 

「問題があるから解決する」

 

のではなくて

 

どうして傷ついたのかを自分に寄り添って理解するもの。

 

 

「わたしは幸せです。」

 

「わたしはもう大丈夫になりました。」

 

「わたしはわたしを愛しています。」

 

とポジティブな言葉を唱えている時は

 

たいてい頭で自分に言い聞かせていることが多い。

 

 

「言い聞かせたから、その傷はもう解決しました。」

 

としてしまっても意味がない。

 

 

本当の解決は

 

自分に寄り添って自分を理解すること。

 

 

まず

その傷をしっかりと認識するのが癒しの入口。

 

 

そこから時間がかかるかもしれないけれど

(でもこれが近道)

 

自分の内側に意識を向けて

 

自分と対話をしてみる。

 

 

自分と向き合うことはつらいことかもしれない。

 

その傷がまた傷みそうで怖いかもしれない。

 

 

でも

向き合ってみようとすることが救いだ。

 

自分に向けられた意識は

「自分を受け入れます」ということだから。

 

 

何がこんなにつらいのだろう。

 

苦しいのだろう。

 

とよく自分に聞いていくと

 

 

理解されたかった。

 

認めてもらいたかった。

 

受け入れて欲しかった。

 

愛されたかった。

 

 

という想いが出てくるだろう。

 

 

それは幼少期の親から

ありのままの自分を愛してもらいたかった

 

という想いから始まったことかもしれない。

 

 

でも今は

自分で自分を理解して優しくしてあげればいい。

 

親にやってもらいたかったことを自分でしてあげることができる。

 

 

自分に一番気を遣って

 

味方になって

 

せかさずに待ってあげて

 

 

そうやって自分の話に耳を傾けていくと心が静まって

 

自分には正直になってもいいんだと思えるようになる。

 

 

気づくと

 

痛かった心の傷は薄くなっていて

 

癒そうとしていたことも忘れて

 

自分を愛しながら人生を歩んでいるようになる。