こんなふうに育ってくれて嬉しいです | 講演依頼専用公式ブログ〜1センチでも前へ!笹森理絵です〜

こんなふうに育ってくれて嬉しいです

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昨日、長男はアルバイトの日だったのですが、帰宅してから何かをゴソゴソと取り出して来ました。
何かと思ったら、勤労感謝の日のプレゼントでした。
父親にプリン、私にはロールケーキ、次男にはカフェオレの一リットルパック。
いつも働いてくれて本当にありがとう、お疲れ様と言ってくれました。
ものすごく嬉しかったです。
勤労感謝の日に誰かに感謝して、ありがとうなんて、私は言ったことがありません。
長男はなんと優しい子なんでしょう…と、親バカかもしれませんが、感動してしまいました。

思えば彼が3歳前後の頃は、言葉もなく、意思の疎通も難しく、私は絶望するばかりで、その時期は、この子の育児が辛くて辛くて仕方がありませんでした。
そして勝手に将来の可能性を決めつけて、この子には無理なことだらけだと思い込んで、また、悲嘆に暮れて。

何やってたんだ、何を見ていたんだ、当時の私は…と、思い出すと情けなくなります、我ながら。
今では、こんなに優しく、強く、たくましく、人思いのいい子に育っています。

でもほんと、約20年育児をしてきて、一番、しんどかったのは、子どもが未就学から就学してちょっとくらいの間だったように思います。
先の見通しもつかず、何を信じたらいいのかもわからず、子どもの育ちの可能性を考えることもできず、頭カチコチの思い込みオカンになってしまっていました。
でもね、仕方がないと今は思います。これは皆んな、通る道だと思っています。

今でこそ、アホやったわ、私は…って笑えるけど、当時は泣いてばかり。

でも、いいんです、それでも。
母は悩むのが仕事。
試行錯誤を繰り返し、突き当たりばったりしながら、七転八倒しながら、自分で掴み取っていくしかないんです。

そして、ある日、ふと気づく。
子どもの自然な成長に。
あれ?こんなことができるんだ?
わー、これもいつの間にかできているよ。
って。

この間も書いたけど、子どもを変えようと頑張っている間は、子どもの自然な成長は見えません。
自分が変わる、環境を変える、やりかたを変える、そんな中で初めて、子どもの変化に気がつきます。
変えようと思って変えるんじゃない。
成長して変われる環境を作る。
それが大事だと思います。

長男のことも、変えようと思って接していないけど、彼は自分で成長して、結果、変わっていき、そして、人に感謝できる人になりました。
子どもの育ちをダイナミックに見せてもらって、ありがたいなと思います。

タイムマシンがあったら、頭カチコチオカンの時代に戻って、言ってやりたいです。

子どもの育ちを信じとき、きっといいことあるから(笑)絶対に損はしないから!

ってね。

世界で一番、美味しいロールケーキを昨夜、いただいて、嬉しかったです。
ありがとう、長男殿💞💞💞