去年から思っていたのですが 最近工場見学に興味があります。
人に言うと ?な顔 をされるし なかなか付き合ってくれるお友達いないのですがね・・・。
それでも 今年はなるべく行けたらな♪と思っています(^-^)/
計画第一段は エフピコさん です。
ココはね 「容器包装推進3R環境大臣賞」の
製品部門最優秀賞を受賞しているところ。
平成18年から出来た賞で 初代ということになります。
スーパーマーケットやお弁当やさんで使用されている
トレーの製造を手がけている会社です。「エコトレー」 といえばわかるかな????
10時半に 迷いながら茨城県にある工場に到着です。
まずは早速 今回の一番目的である「リサイクル工場」へ。
「山岸さん」 という顧問の方に 軽くレクチャー受けました。
○エフピコ⇒旧社名は 「福山パール紙工」 で 頭文字を取って エフピコ(FPCO)となったそうです。
○回収率⇒アルミ缶が95%に対して 発泡スチールトレーはまだ17%である。
○40社ほどの中で大きいのは8社。うち40%のシェアのある会社だということ。
・・・・・・・・・・などなど。
元々リサイクル工場の設立を手がけられた現社長さんの小松さんは
「発泡スチロールトレー = 環境に悪いもの」 という図式が広がることを懸念して
大きな反対の続く中 今の体制を整えられたそうです。
結果として 石油が高騰しているこの時代も手伝い 今のリサイクル体制があることは
勿論この会社の成長を大きく助けたようです^^。
それでは 皆さんも一緒にリサイクル工場のお勉強~~。
■100枚のトレーはチップにされ ペレットと呼ばれる材料にされます。
ペレットとは 200℃以上で溶かしたあとに 米粒ほどにカットしたもの。
■回収できないトレー
インスタントめん容器 ⇒ 油が染み付いているため
しめじの容器 ⇒ ノリが付着しているため
納豆の容器 ⇒ 汚れが落ちにくい
■リサイクルできるものを見分けるにには 爪楊枝を刺してみてください。
簡単にささるものは 是非回収してもらってね(-^□^-)
ココからはリサイクル過程を公開します。ちょっと写真はわかりにくいかな・・・。
工場内には こんなに沢山の回収されたトレーがありました。
一日に大量に捌くキャパがあるそうで こんなに沢山のものも
すぐに終わってしまうそうです。
回収されていない 残りの87%も 全て回収して原材料としてリサイクルできたら
すごいことになるね~~。この会社さん。
変なごみや 色物などを まずは人間の目で軽く仕分け。
そのあと 自動選別機にて 素材や 白黒を基準にワケテいきます。
あ 色物と 白いものは 別のペレットになるのでわけるんだって~~。
機会で仕分けしたあとも 人間が確認してベルトコンベアーの上に乗せます。
この作業をしている人はめちゃ忙しそう!(´Д`;)
高品質な材料にするため きれいに洗います。
お風呂に入れたあとに シャワーまで浴びさせるんだよ!
トレーは食品を扱う関係なので 洗剤は使えないんだって。
④乾燥
ドライヤーでかわかしてあげてから
⑤粉砕
チップ状に砕きます。
⑦溶融
ココまできて やっとペレットにすることが出来ます。
最後に少し頂いてきました(^ε^)
※ 水 ※
丁寧に洗浄するには1日100トンもの大量の水が必要となります。
¥300/1トン なので コレもちゃんと社内でリサイクル。
洗浄水の浄化をすることで コストをだいぶ削減しているそうです。
ちなみに デニムで行こうとした私に
「会社訪問みたいなものだからスーツで来なさい」とアドバイスしてくれた人。
発泡スチロールの原材料となるポリスチレンを1000KG作るには2400ℓの石油が必要になります。
昨年3月までにエフピコさんが回収したトレーは163億7300万枚。
これは再びトレーにされます。「トレーtoトレー」です。
これにより 原油1億5700ℓが節約されたそうです。
もしもコレをごみ処理していたら 290億かかる計算に・・・・。大きな社会貢献ですね~~。
このあと 画期的なハブセンターや製造工場も見学させていただきましたが
写真は撮っていないのら。
すごく面白かったのだけど どこまで公開していいいかは ? なので
公開はしないでおきます。
お昼までご馳走になってしまいましたよ。
今回わがままを聞いて手配をしてくださったSさん・現場でお世話になった方
本当にありがとうございました。
みんなも是非トレーのリサイクルを心がけてみてね:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
※ 誤情報があたらごめんなさいm(u_u)m ※