病気とは何か?
看護覚え書でいう『病気』は会う意味、限定的である
〜すべての病気は、その経過のどの時期をとっても、程度の差こそあれ、その性質は回復過程[reparative process]であって、必ずしも苦痛を伴うものではない。つまり病気とは、毒されたり[poisoning]衰えたり[decay]する過程を癒そうとする自然の努力の現れであり、それは何週間も何ヶ月も、ときには何年も以前から気づかれずに始まっていて、このように進んできた以前からの過程の、そのときどきの結果として現れたのが病気という現象なのである〜
(長いし、わけわかんね〜よと思いたくなるけど)
要は、患者さんが色々な症状で苦しんでいる、それは病気のせいだというけれど
本当にそうだろうか?
私たちは看護をしていることを薬を飲ませたり、湿布剤を貼ることのように捉えているが
本当にそうだろうか?
それを考えるヒントが病気を回復過程と捉えることにある、と
〜病気につきもので避けられないと考えられている症状や苦痛などが実はその病気の症状などではけっしてなくて、まったく別のことからくる症状ーすなわち、新鮮な空気とか陽光、暖かさ、静けさ、清潔さ、食事の規則正しさと食事の世話などのうちどれか、または全部が欠けていることから生じる症状であることが非常に多いということなのである〜
これは看護師以外にも心身のケアを担当している方なら経験があると思う
さまざまな身体の不調を感じる時、まず病気かなと調べる
でも実は1日中エアコンの効いた室内でじっとしてたり
太陽を見ることなく、夜勤の仕事が続いていたり
暑すぎる、寒すぎる場所に長時間いたり、寝泊まりしたり
不規則で、バランスの悪い食事を取ったり、食べなかったり
そんなことしてると、体調悪くなるよね ってこと
特に、この時期は寒いから換気しなくなるけど、新鮮な空気はコロナ禍で大切
自宅で療養しているなら、なおのこと重要
(最新の病院は空調設備が整っているため、窓が開かない構造になっている場合もある)
確かに太陽の紫外線はシミ、しわ、たるみの原因や白内障の原因になるけど
体内時計を調整し、夜眠れるように促してくれるものでもある
私は毎月、神社にお参りするけれど
よく考えてみれば、神社には
・山のふもと近くで新鮮な空気と感じる場所
・早朝または午前中の時間で柔らかな陽の光を浴びている
・雪や雨、風の強い日は避けて、穏やかな天候の日を選ぶ
・参拝者の少ない時間帯は静か
・遠出をするため食事時間、量、内容に気を付けている
という、特徴がある
パワースポットというより、身体を回復させるよう無意識に行動してるみたい
普段の生活でもちょっとずつ意識することで心身共にすこやかになれるかも