コンデンサーマイクの試聴 | Vocalist Orie Offcial blog「Orieんてーしょん!」

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今日、新しいコンデンサーマイクを物色しに島村楽器店へ行った。


以前、マイクを求めて渋谷の楽器店へ行ったけど

コロナの影響で、肝心の視聴ができなかったため

出直そうと思っていた。


今日は渋谷の店舗とは違うお店。


渋谷ほど商品の数はなかったけど、

ある程度種類が絞られている方が私にとっては良い😊


渋谷のお店はお値段はピンキリだけど、

見たところ半分くらいは

10万〜100万ちょいくらいする。

大富豪でもない私が当然購入できるわけがないのでw

今日のお店くらいの規模がちょうど良いのだ!


いくつか種類のある中で

3つほど試させて貰った。


しかし、

はじめ、店員さんに視聴をお願いしたところ

今までも別店舗でも視聴してきた様に

私はてっきり視聴部屋か防音室を案内されるかと

思いきや、、、

マイク売り場のすぐ隣にマイクスタンドやらオーディオインターフェースやらヘッドフォンがあり、

お客さんが行き交う通路の真ん中で試す仕様になっていた(;´Д`)💦


私が

『あのぅ…ここで試すんですか?』

と恐る恐るきいてみたら

店員さんが


『はい!皆さまそうされてます。』


と言ってきたので


『そうですか、あの、私、オペラとかも歌うんですけど他のお客様に迷惑になるかもしれないんですが大丈夫ですかね…(汗)大丈夫なら思い切り試させていただきますけれど…😅』


と言ってみたw


すると店員さん

『あ、、なるほど、そうなんですね!では防音室の方が良いですよね~ご案内いたします。』

とすんなり対応していただけた😘✨


内心…

他のお客さんもこの場所で試すのは多分やりづらくないかなぁ…?


エレピとかラインで繋げられるギターとかなら出した音はヘッドフォンからしか聞こえないからまわりを気にせずに試せるけど、

声は喉にライン通すわけにもいかないから

確実に外に歌声が漏れるわけで…

特に初心者の方が初めてマイクのを購入を検討するとかになるとかなりチャレンジ精神を必要とされるのではないか…とか、

オペラでなくとも私が全力で声出しちまったら

迷惑以上の何者でもないよなぁ😱と思いながら

防音室に案内して頂けることにほっとしていたwww


お試しした種類とお値段はこちら



右下AKG(※AKB48ではありません笑い泣き

¥60,500-

いわゆる、アカゲって呼ばれるかなりメジャーなメーカー!

試した感じは、音が硬いなぁというかんじ!

質感はクリアでぱっきり聞こえてきた。

ポップスとかバッキングトラック(いわゆるカラオケ)にのせて歌う場合に埋もれないから良いかも。

逆にアコースティックとか弾き語りするには私の声には向かない気がした。

でも良いマイクだ🎙


2つ目は↑写真右上のぶっとい縦長マイク!

Aston Microphones

AST-SPIRIT(スピリットコンデンサーマイク)

¥49,500-

今回のお店では、現品限りの為に本来価格より少しお安いとのこと!

ちなみに、Aston Microphones(アストンマイクロフォンズ)社とは、2015年に設立された新進気鋭のマイク・ブランドとのこと。


試した中でこのマイクがいちばんしっくりきました!照れ

音がやわらかく、のびやかでとてもロマンティックな雰囲気のする音でした。

歌っていてとても気持ちよかった❤

アコースティックや弾き語りにむいていると思う。

バンド演奏、バッキングトラックに合わせて歌う場合にはもしかしたら埋もれる可能性があると店員さんが言っていた。

たしかに納得。


このマイクについて気になったのでちょいと調べてみた。

その中で良いな!と思う点を挙げてみたいと思う。


30人以上のプロエンジニアやプロデューサー、ミュージシャン監修の下、100を超える数のマイクカプセルを試聴。厳選されたカプセルを使用することで、高品位のAston Soundを実現。


なるほど〜


スタンド・アダプタ内蔵で、マイクスタンドにそのままセッティング可能。

ショック・マウント無しでマイクスタンドに直接セッティングすることが可能です。


※ちなみに、ショックマウントとは丸してある部分↓




それ、最高だね!

マイクスタンドに、ショックマウントつけるのはかなりめんどい!

スタジオを借りた時とかは時間が勝負だからできるだけ機材セッティングの時間は短縮したい!

その観点からいくと、ベリーグッドです🎶


メッシュを編込んだポップフィルターが、不必要なノイズを取りい除きます。また、様々な電磁波も防ぐため、マイクカプセルを守りながら理想的な録音環境を提供します。


たしかに!不必要なノイズはあまりしなかった。

また私の録音環境はかなり電磁波対策が必要な場所だから

電磁波を防いでくれるのはかなり助かります!



最後は

どの店でも雑誌なんかでも

『万能なマイク』と言われる

NEUMANN(ノイマン)

¥100.100-

いきなりお値段が跳ね上がりますw

こちらはプロの現場でも度々使われている

とのこと。

また、ドラムからボーカルまで対応できるという

守備範囲の広さもこのマイクの特徴であり、これ一本持っていると困らない。…という店員さんの説明でした。

この商品のレビューにも、

一口に言えば、張った音は張ったように、甘い声は意図した通りの甘さで、自然に明るく演者の実力通りに録る。

と書いてある。

確かに試した中では声を出したときの反応がいちばん良かった。

ダイナミックも繊細な部分もそのまま録音してくれそう。

だけど、

これは恐らく私がやっているようなセルフレコーディングに向くのかは疑問。

私の場合、クラシックやポップスなど色んなジャンルを録音するけど、特にクラシックの高音域は

マイクが割れてしまうことが多い。


だからといっていちばん大きい音にボリュームのメモリを合わせても低音域〜中音域は小さくなる。

さじ加減が難しいのだ!


ボリュームを音域に合わせてミキサーを担当してくれる状況にあってこのマイクは本領を発揮できるのではないか。

だからこそ、多くのプロの現場で使われているということなのではないかと個人的には思った。


店員さんは最後のNEUMANN(ノイマン)をめちゃ

おすすめしてきたけど、もちろん良いマイクだし、

ありのままの生声を録音できる優れものだけど、

前者の理由で購入には悩んでしまう。


どんなマイクもそれぞれに特徴がある。

何をどんな形で録りたいかにもよると思う。

後は自分の歌声に合うか合わないか…な気がする。


ひとまず、検討します…と言ってお店を後にした。

しかし…

マイク試すのメチャクチャ楽しかったよ😘😘

マイク一本につき、15分ずつくらい、

アカペラで色んな曲を熱唱してしまった💦


本日のマイク試聴セットリスト一部抜粋w


Lascia ch'io pianga

●o mio babbino caro

●Quando men vo

●Ave Maria各種w

●『イタリア歌曲集』から何フレーズか

●Con te parti ro〜君と旅立とう〜

●over the rainbow

●chega de saudage

●けんかをやめて

●ロンサム・シーズン

●プラスティック・ラブ

●微風のメロディ

●魂のルフラン

●微笑みでプロローグ

その他色々


てライブじゃねーよw🤣🤣



帰り道、

とある飲食店の外のスピーカーから

岡田有希子さんの『Love Fair』が流れてた!

好きな曲で嬉しくて、テンション上がり

意味もなく最後まで暑いのも忘れてその場に棒立ちで聞いていたw

なんか、80年代にタイムスリップしたみたい?

私はその時一桁だから記憶にはないんだけど😅💦



色々とあほな、

ボーカリストのOrieでした〜