前回の続きです。

前回の話は下からお読みください↓↓

 

 

 

 

もちろんC型肝炎の話はダンナにもすぐに話しました。

私が暗い顔で話したので、真面目に話は聞いてくれましたが

最後は

『ダイジョウブ!キミは シナナイ』

でした。

は!?その根拠は何?だって治療薬もないんだよ。

いつか肝硬変になったら、高い確率で肝臓がんになってそのあとは…

でもダンナは

『ダイジョウブ!キミは シナナイ』

のみを繰り返す。

 

きっと日本人だったら、もう少し気の利いた

なぐさめの言葉を言えるんだろうけど、

まぁしょうがないね…と半ば私もあきらめて

もうダンナにもこの不安な気持ちは話さなくなりました。

とりあえず今は元気なんだから、いいや!そんな感じで

日々を過ごそうと思ったんです。

その時はまだ籍を入れてなかったので、たとえば将来の話を二人で

するじゃないですか。結婚とか子どもとか。

でも頭をよぎるんですよね。

 

その時には私はこの世にいないかもしれない

 

…って悲しい悲しい悲しい

 

そんな時は心に暗い影が差します。あ~これからどうなるんだろうな私、と。

でもとりあえず、やれることはやらなきゃと考えました。

 

あ、ちなみにあの皮膚の痺れはいつの間にか消えていました。

 

のちに心配してくれた母からの情報で

『アガリクスが効くらしい』という話を聞けば

当時1万円もしたアガリクスを漢方薬局屋まで買いに行って

飲んだりしていました。

煎じて飲むんです。何回か買ったのを覚えています。

半年後、言われていた検査にも行きました。

エコーで肝臓の状態を見たんですが、異常なし。

さらにそのまた半年後(C型肝炎の宣告を受けた1年後)2度目の検査。

異常なし。

ま、とりあえずこの1年は変化なしだったな~と安心していたのです。

 

続きます。