こんにちは。読んでいただきありがとうございます。

 

私は若い時から子宮系といいますか、シモのトラブルがすごく多くて、たとえば

最初は膀胱炎から始まり、大小さまざまな病気を経験してきました。

そこで今回はこれまでの病気にまつわるエピソードの1つで

え~!それはないっしょあせる

 

というお話をさせてください。

 

真顔真顔真顔真顔真顔真顔真顔

 

今のダンナと出会ってまもなくのことなので、今から20数年前のこと。

ある日、なんと言いますか…ピリピリするような?足が痺れた時のような感覚が、

身体の皮膚全体にあらわれてそれが数日間続いたんです。

「何だこれは?」と思い、近くの総合病院に検査をしに行きました。

 

症状を話すと、お医者さんも「う~ん…」みたいな感じで、とにかく血液検査をすることに。

 

そしてその結果はなんと…

 

あなた、C型肝炎です!

 

と言われたんですよ…ポーンポーンポーン

今のようにC型肝炎はメジャーじゃなく、私は

「何それ?」って感じだったんですが、

簡単に言うと肝硬変になっていずれ肝臓がんに移行していくそうな。

 

私はよくわからないまま、とにかく今はそんなに病気が進行しているわけではないので

「とりあえず半年に1度は検査しながら様子を見ていきましょう」

とお医者さんに言われ病院を後にしました。

そのまま私は本屋に向かい、調べてみることに。。。

※当時はネット検索よりまだ本で調べる時代でした

 

で、C型肝炎の本を手に取り、ページを開いた時に目を疑ったんですわ。

本の冒頭に書いてあった言一文、今も忘れられません…

それが

 

“生きることをあきらめないでください”

 

だったんですよ。

は!?私、死ぬかもしれないってこと?

と一人で衝撃を受けました。

 

とりあえずどこでこの病気をもらったんだ?

と、その可能性を頭の中で思い巡らせてみました。

その本によると、子どもの頃の予防接種の注射針とか歯医者の治療とか

そういうところで移る可能性があると書いてあったので

 

そんなぁ汗不可抗力じゃん!

あ~ん!!私、死ぬんだ~

 

とショックを受け、当時ひとり暮らしをしていた母に電話しました。

やっぱりこんな時はお母さんだよね

私のこの悲しみを受け止めてくれて一緒に泣いてくれるはず!

そういう期待をこめて電話したんです。

 

母はちょうど仕事から帰ってきたところだったらしく

私が病院に行ったこと、検査を受けC型肝炎だと言われたこと。

そして本屋で“死ぬのをあきらめるな”と書いてあったことなど

一気に話したんです。

 

うんうん、と聞いていた母ですが

 

『ちょっとごめん、よくわからないんだけど

今から洗濯しなきゃいけないんだよね…

また今度改めて話聞くわ…』

 

ゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリ

 

ひ…ひどい!!娘が死ぬかもしれない病におかされたとショックを受けているのに

何?その態度…親なら…親なら、なぐさめてくれるとかしてくれるんじゃないの!?

 

とさらに悲しい想いに打ちひしがれました。

 

ま、あとから聞いたら、突然私が興奮状態でまくしたてるように話して

理解できなかったと言われましたが。

 

とにかく私はその病気宣告のおかげで

未来も考えられない日々をそれから過ごすことになるのです。