今年7月のある週末。
子どものレース送迎(そのうちお話します)を終え家に戻ってきたのは、午後2時頃。その日は確か雲も多く、7月にしては過ごしやすい日だった。それでも暑いのは確かなので、玄関を開けるとすぐに家族全員は涼しいリビングへ直行する。ウチはうさぎをリビングで飼っているので、昼間は出かける時もエアコンはつけっぱなしで出かけるの。
しかし…あれ?リビングのドアを開けると、期待したいつもの涼しさではないではないか。生ぬるいどよ~んとした空間。
もしかしてエアコン温度の設定を間違えた?冷房ではなく送風にしていた?と焦りながらリモコンを見てみるが、いや、おかしくない。
「もしかして…」となんとな~く嫌な予感が心をよぎるが、とりあえずその予感は素早く打ち消して、ひとまずエアコンをOFFにし、もう一度ONにしてみる。しばし待つ。“冷気よ来い!”と祈りながら待つ。けれど…もう二度とあのひんやりした風が流れて来ることはなかった。
はい、ついにエアコン、壊れました。それもリビングダイニング&キッチン用の我が家で一番大きいエアコンが。あ~ショックだわ。真夏にエアコン壊れてショックだわ。しかも大きな出費にWパンチだわ。泣きたい…
使う頻度の少ない部屋なら何とかナシでやり過ごせるかもしれないけれど、一日の中で一番長く過ごす場所のエアコンがないのは、まず無理ですね。しかも夏はまだ続くのに…(当時は7月)。あ~子どものレース観戦は暑くて疲れて、涼しい部屋でくつろぎたかった。でも汗だくになりながら、重い腰を上げ、今から電気屋巡りに行かなくてはならない。大きい買い物だから、1店舗目で決めるのは怖い。最低でも2、3店舗は回らなくちゃ…もう泣きたい。出かけたくない。でも暑い。あ~また出費。それもかなりの。。。
心の中でさまざまな想いにかられながら、重い足どりで、夫婦二人、電気屋へ向かったのでした。向かう途中の車内は、当然会話もありませんでした。