$利右衛門がサイエンスでトマト生産を立上げます

トレンチャーで掘り返して、また溝に落ちてしまった土は既に柔らかいという特性を利用して、人力で掘り出しても大した作業では無いのではないかと想定し、こんなものを自作してみました。


$利右衛門がサイエンスでトマト生産を立上げます

実際に作業した様子がこれ。

溝の深さに合わせて柄の長さや角度を決めたので、バッチリ使い易いものができました。

でもでもしかし、、、、
ありあわせの材料で作ったので強度が足りず、メリメリミシミシバキンと板が折れてしまいました。

もうちょい研究してみます。

熱心な読者の方からメッセージをいただきました。

ルーシーだけでなく、トレンチャーにも名前をつけてはどうか、という内容でした。

ということで「フェニックス」と名前を付けました。


フェニックスには既に深さ30cm幅8cmの溝を掘る能力があるのだけど、掘り上げた土の半分近くがまた溝に落ちてしまうという課題を抱えています。

完成見本はこれ。
$利右衛門がサイエンスでトマト生産を立上げます

今日は細身の培土機を作って、溝の底から押上げる実験をしましたが、うまくいかなかった。
継続課題です。

こんな感じの棒で(先端は見えないけど)土を押しのけようとしたら、、、
$利右衛門がサイエンスでトマト生産を立上げます

ウィンチのシャフトが折れました。
$利右衛門がサイエンスでトマト生産を立上げます


ところで、
昨日が今年最後の日曜だったけど、バイト先の仲間2人が派遣切で最終勤務日だった。
つまりお別れということなんだけど、いまどきの若者はちゃんと複数の仕事を掛け持ちしてて、安定はしないけど不安も抱かないで済むように考えているのね。

これもまたフェニックス的な処世術だなと思った次第。





ルーシーは暖房が入った他所の温室を定宿に決めたようですが、天気が良いと散歩に出て私の処にも寄ってくれます。

$利右衛門がサイエンスでトマト生産を立上げます

もう身体はほとんど大人と同じくらいに成長したけど、まだまだ子供の甘え方をしてくれます。
毎日こうして遊びに来てくれると嬉しいんだけどな。
農業は自然との闘いだ!
ってな表現があるけれど、今回のはまさにこれ。

正確に弱いところを突いてくれたのだった。

やられたのは天窓。
昨日の午前中、気象データを参考にすると瞬間風速は20m/秒くらいあったようだ。
前にもそれくらい吹いたことがあったけど、そのときは南風で昨日は西からだった。

西側の天窓は、21ある昇降機構のうち一箇所だけ不具合があって、上から引き上げられる力には無防備になっていたのだけど、見事にそこを突き破られて西側は連鎖的にほぼ全部持ち上げられてしまった。

$利右衛門がサイエンスでトマト生産を立上げます


全開になってしまった西側から、今度は東側の裏側を強風が襲った。
こちらは私が作った機構部分は耐えたのだけど、元からの錆びて朽ちかけていた蝶番が耐え切れずにどこかちぎれたようだ。

$利右衛門がサイエンスでトマト生産を立上げます

これも連鎖的に蝶番が壊れていき、窓枠ごと風にあおられて、枠は曲がるし屋根材のポリカーボネートは吹き飛ばされるで滅茶苦茶である。

$利右衛門がサイエンスでトマト生産を立上げます

最初は何がどうなっているのかわからずパニックしてたけど、こんな風に破壊のプロセスがわかったのでとりあえず落ち着いた。

しかし、対策を立ててから修理しないとならないからね、また悩みが増えたよ(とほほ)。
$利右衛門がサイエンスでトマト生産を立上げます

これでほぼ完成です。
あとちょっとだけ修正するけど、これでうまくいってほしいものです。


あと、ルーシーと入れ替わりにこないだ会った三毛猫が、昨日今日と続けて日向ぼっこに来ました。
$利右衛門がサイエンスでトマト生産を立上げます

画像の中央に丸く座っているのがわかりますか?
成猫で完全なノラだけど、気立ては悪くなさそうな子です。

取りあえず今日は餌を置いてきたけど、果たしてこの子は餌付けに成功するでしょうかね?