日本って
いい意味でも
悪い意味でも
「察しの文化」ですよね

ほんの少し発せられた
言葉や表情や行動などから
多くを察するのが常識とされる…

それが出来ない人は
空気が読めない人などと
言われちゃったりしてしまいます

もちろん、相手の気持ちを察して
相手の意図を読む能力は必要だと思います


でもやっぱり会社でも家庭でも
人間関係で大事なのは
言葉と態度だと思います




愛してるの言葉なんかなくったって
わかってることでしょ!

こんなに長年連れ添ってるんだから
言わなくてもわかるでしょ!

などなど…

愛しているなら
相手のことを察して
行動するのが当たり前という考え

でもこの考えを元に行動すると
相手が察してくれないこと
期待通りの対応が返ってこないことに
いつも無駄にイライラして
過ごさなくてはいけなくなりますよね





私の父は
長年ホテルで総支配人をしていて
普通の家庭みたいに 週末が休みでもなく
夜ご飯を一緒に食べれる日も少なく
顔を合わせることも少なかったんです

でもなぜか、寂しいとか
なんでパパは家にいないの?
とか不満を感じたことはありませんでした

もちろん母のフォローも
完璧だったと思います

いつも母は

「パパはね、ママと娘たちのために
 一生懸命働いてくれてるから
 なかなかおうちにいれないの。
 でもパパはいつもママと
 娘たちのことばっかり考えてるんだよ。」

などと私と妹に言ってくれていました

そして父はいつも私たちに

「愛するパパの大事な家族へ」

と始まり、メモを残してくれていました

おかげで私たち姉妹は
父を嫌いになる時期も一度もなく
ずっとパパっ子で育ってきました

そんな父から結婚する時もらった手紙に

「人は夫婦たりとも
 言葉をつぐんではいけない
 わかって欲しかったら
 悩んでいたら、話しなさい
 想いを伝えなさい。
 言葉なくして相手のことを理解する
 なんてことは出来ないよ
 夫婦なんだから、家族なんだから
 信じて話しなさい
 そしてねぎらいといたわりの言葉をかけなさい。」

と書いてありました

いかに想いを
言葉にして伝えることが大切なことか

いかに相手をいたわり
ねぎらう想いを言葉にして
伝えることが大切なことか

それをずっと見せてきてくれている父でした
→今も健在です(^^)

お互いに愛と敬意を持って接していれば
人間関係ってうまくいこと間違いなし!
ですよね

ありがとう
おつかれさま
大好き
頑張ってね
感謝してるよ
幸せ


普段から意識して
言葉にしてみてください

自然と態度も言葉の通りに
なるような気がします

父の日に
ふと昔の父からの言葉を思い出し
遠く離れている父に

ふいに
「近いうちに休みを取って帰るね!」
と連絡した日曜日

プレゼントには
普段芋焼酎しか買わない父に
本当は大好きな日本酒を
たくさん送りました^ ^


Love,Rie