あっくんが居なくなってもこの世界は何も変わらず回り続ける。

そんなこと分かってたつもり。

その変わらない回り続ける世界で私はひとり取り残されたまま。

あっくんの面影を探してる。


あっくんは病死ではなく、突然死だったから心の準備も何も出来ないままで喪失感が大きい。

遺体をみても、骨になっても夕方になるとただいまって帰って来る気がしてる。未だに。

喧嘩したままなんだから仲直りしに帰ってきてよ。


悪夢のようなあの日より食べれるようになった。

眠れるし、笑える。

子供たちや、友人たちといて楽しいと思うことも増えた。

でもやっぱりそこにあっくんがいないからなんか違う。

ねぇ、あっくん。

これが私の口ぐせやったね。

なんね?っていつもみたいに私の話聞いてよ。


毎日毎日逢いたい思いは増すばかり。

夢でいいから逢いたいな。