『ヌード NUDE ―英国テート・コレクションより』

横浜美術館で開催中❣️


メディア向け内覧会レポートより。

ヌードと言うと一見挑戦的なテーマに感じられますが、19世紀の神話ヌードから20世紀の印象派が描く家庭の中のプライベートヌードまで有名な画家が描いた作品が数多く展示されてます。


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そして今回のメインは❓

世界に3体しかない貴重な男女の愛を永遠にとどめたロダンの大理石彫刻《接吻》は日本初公開❗️

嬉しいことにこの作品のみ写真撮影OK📸


横浜美術館の館長、学芸員から今回の展示内容をお聞きしました。


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1900年、ロダンはアメリカ人の美術コレクター、エドワード・ウォレンから大理石像の「接吻」の発注を受けた。

イースト・サセックスのルーイスに居を構えていたウォレンはこれを1914年、ルーイスの町の議会ホールに貸与したが、エロティックすぎるとの批判を受けて。

この時作品には布が覆いかぶされたとか・・・。

1917年にまたウォレンのもとに戻され、その死まで手元に留め置かれてました。

それも屋敷に入らなかったので物置部屋に置いてたそうです。

1955年、オークションでも売れなかったこの作品をロンドンテート・ギャラリーが買い上げ、現在はテートのコレクションの1つとなってます。

この作品に隠された秘密を、あべ美幸が漫画で描かれるそうです。

今回そのような気分にさせるのには、照明の力が発揮してます。

大理石に影ができないようにとなんとも神秘な空間。


次に進むとシュルレアリスムの裸体表現や人間の真実に肉迫するフランシス・ベーコンやさらにはバークレー・L・ヘンドリックスやシンディ・シャーマンなど現代における身体。


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ヌードをめぐる表現が時代とともに変化する、人間とは何かと考えさせられる奥深い展覧会です。



2016年にオーストラリアで開催後、ニュージーランド、8月に開催予定の韓国を巡回し、そして日本初上陸となりました。

ヌード NUDE 英国テート・コレクションより

会期:2018324日(土)~624日(日)

休館日:木曜日、57日日(月)

*ただし53日(木・祝)は開館

開館時間:10:0018:00(入館は17:30まで)

会場:横浜美術館

主催:横浜美術館、読売新聞社、テート

後援:ブリティッシュ・カウンシル、J-WAVE

観覧料:一般1,600円(1,4001,500)、大学・専門学校生1,200円(1,0001,100)、中学・高校生600円(400500

*小学生以下無料

*( )内は前売および有料20名以上の団体料金

公式サイト


*館内の写真撮影は主催の許可を得てます。

#ヌード展#横浜美術館#英国テート美術館