ゴッホとゴーギャン展
フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)とポール・ゴーギャン(1848-1903)。
19世紀末に活躍し、今なお世界中の人々に愛されてやまないこの二人の画家に焦点を当てた、日本初となる展覧会を開催中後数日デス。
どちらのポスターもインパクトあります。
アルルでの共同生活が破綻する前にファン・ゴッホが描いた《ゴーギャンの椅子》。
このハンドタオルが素敵
ファン・ゴッホは生涯で1点しかゴーギャンの肖像画を描きませんでした。
ゴーギャンが使っていた椅子によって、そこに座るべきゴーギャン自身の存在がなんかせつなく感じられます。
一方、ファン・ゴッホの死から11年後、ゴーギャンはタヒチで《肘掛け椅子のひまわり》を描きます。
ゴーギャンは友人に頼んでひまわりの種をヨーロッパからタヒチに取り寄せ、この作品を完成させたと。
この独特なタッチのひまわりには初対面。
アルルでの共同生活の後、再会がかなわなかったファン・ゴッホとゴーギャン。
二人がそれぞれを想いながら描いた傑作を堪能できる展示です。
ゴッホとゴーギャン展
Van Gogh and Gauguin: Reality and Imagination
2016年10月8日(土)~12月18日(日)