大戸尚美さんが主宰するNaomi Place  

 

「きものきよう」の講座へ参加、講師は菊地厚子先生


意外と知らない着物の染めと織りの違いとは?❓

着物を大きく区別すると『先染め(織)』と『後染め(染め)』があります。

先染め(織)とは、糸を染色してから織り上げて生地にしたもので、主として紬(つむぎ)を指し、真綿から紡がれる紡糸で織られます。

紬のほか、御召や木綿、ウールの着物も糸を先に染めること。  

後染め(染め)とは、「やわらかもの」ともいわれ、手を通すせば、体にそっと寄り添ってくれる感じがある、振袖や訪問着などは染めの着物に分類されます。


そして今回は絹糸のお話。

なんと90%の絹糸はブラジルの輸入されてるとは驚き。


*絹糸(シルク)とは❓


蚕(かいこ)が繭を作るときに吐き出す糸。
軽くて丈夫でそして、やわらかい、吸湿性にも優れているし通気性も抜群です。

日本でも江戸、明治、昭和初期と生糸(絹糸)は重要な輸出品でした。

お蚕さんは大まかに2種類 、天然のお蚕さんは野蚕(やさん)とか天蚕(てんさん)と言いとても少なく現在でも大変貴重です。

養殖のお蚕さんは、養蚕(ようさん)と言います。

今回見本で先生が見せてくださいました。


ぐんま黄金と小石丸


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*ぐんま黄金とは❓

群馬県蚕糸技術センターで育成された(新しい品種として作られた)群馬県の代表的な繭の品種です。

ぐんま黄金からは鮮やかな光沢があり、セリシンを残して黄金の生糸が生産されます。


*小石丸とは❓

小石丸は古来からの日本産種のお蚕さんです。

見え辛いですけど蚕さんから糸が…。

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そして真綿袋(まわた)とは❓

絹の一種で蚕の繭を煮た物を引き伸ばして綿にした物。


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白くて光沢があり、柔らかく保温性にも富んでいるため、昔から布団や綿帽子、防寒着の中に詰め込む素材として利用されてきた。

そう言えばなんとなく思い出しますが、最近見かけません(T . T)。

また、良質のものは紬の原料としても利用されてきました。

まだまだ講義は続きましたがいつも勉強になります。


今回の場所は銀座東急プラザ地下にある。

TULLY’S COFFEE PRIME FIVE(タリーズコーヒー プライムファイブ)」コーヒー


プライムファイブは、タリーズコーヒー初のバールスタイルの店舗で、ワインを中心としたアルコールと店内でシェフが作る料理を提供するのが特徴。


ケーキやパンなどはが代々木上原にあるブーランジェリー&カフェ「Main Mano(マンマーノ)」の毛利将人シェフが監修してますカップケーキ


講義ランチ、私は黒毛和牛のローストビーフを特製ブレッドでサンドした「和牛のローストビーフサンド」を注文ステーキ


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魚醤の「いしる」を使ったソースにディップして味わうのがポイント❣️