発表された当初、野球には全く興味がなくスルーする予定だったけど
気になるキャストがいたので、それゆえに…まさに声優買いしたこの一本
主人公が「株式会社ヤクルト球団」に入社した初日 プロ野球に新しいリーク「トップスターズリーグ」が誕生すると発表される
トップスターズリーグの参加条件には、野球の試合以外に歌とダンスの部門でも競い合う事の出来る-踊って歌う野球選手が求められていた
そんな中、ヤクルト球団もトップスターズリーグに参戦することが決まってしまい 入社して間もない主人公がマネージメントを担当することに?!
↑と、いう公式のストーリーガイド
優勝チームは、主催者?から選手一人当たり10億円。それとは別にチームに10億円でるらしい。
レギュラー選手9人とチーム。合計で100億。
なんという景気の良さ!! いつの時代の話なのか!
選手一人につき10億円つっても、所得税でどれだけ取られるんだろう… 想像すらできんわ(笑)
実際のヤクルト球団とのコラボ作品
どういう経緯でこんなコラボ企画が出たのか知らないけど、この設定・ストーリーに落ち着くまでにどれだけ紆余曲折を経てだったのか、その辺が気になるところです
だって、素っ頓狂すぎない?!
「乙女ゲーム」と「実際の野球球団」とのコラボで、内容が野球とアイドル!
実際のプロ野球には興味がない(どころか、昭和平成のテレビ事情で、野球中継には恨みしかないんだけどね。アニメ中止にされたり、延長でドラマに開始時間が遅れたり)私でも、春から秋まで毎日プロ野球の試合がやっているのを知っている
なのにこのリーグ、野球の試合はそんな毎日やってないっぽい。試合時代数えるほどで、歌とダンス対決も2~3回?それでリーグ優勝が決まるそうです
従来のヤクルトスワローズはゲームの中にもちゃんと存在しているみたいだから、通常のプロ野球は普通にやっているんだと思われる
何よりも、このリーグが発足したのが4/1←主人公入社日
ゲームの中で時間軸を詳細に語っているわけではないんだけど、登場人物の会話で「半年」って出てきたので、リーグ優勝が決まるのが秋頃
つまり、事前準備もなく4/1に発足→半年後に初年度の優勝が決まる みたい
何もかもありえなさ過ぎる時間の流れ(笑)
3/31には影も形も、各プロ野球企業も全く知らなかった状態で、4/1にいきなり発足
4/1にはチームメンバーもいない状態だよ?
そこから各球団が「ウチもこのリーグに参戦します」と宣言して、
アイドルと野球をやりたいという希望者がこのプロジェクトに応募して→選定(野球と歌とダンスの選抜?)→を経て、AIマッチングで各球団に配属
チームの顔合わせで「初めまして。これからよろしく。優勝目指して頑張ろう」からすぐに試合だの歌とダンス部門だのですよ? チームワークを育てるとかすっ飛ばしてるじゃないか…
こんなの普通発足から年単位の準備をするんじゃないの?!
社会的な常識は何も通じない世界(笑)
創作だからね、なにがあってもいいのだ
時間の流れが変、ということをいえば別件
スワローズ選手の知名度を上げるために「選手の握手会・新曲の一部披露・模擬店あり」なファン交流イベントを開催することになった時も驚いた!
親友との会話でこのイベントを思いつき、上司に提案、すぐ承認され、ほどなく開催していた…
こ、こういう大がかりなイベントごとって、それこそ半年以上かけて準備するんじゃないの!?イベント開催側の事情は知らないけど、準備期間ひと月未満くらいで出来るもんじゃないのでは…(笑) それも通常の業務をこなしながら…!
この世界は一か月が100日くらいあるんじゃないだろうか…
選手を全面バックする球団のトップスターリーグス担当部署の社員もなんか…優秀
野球とダンス・歌に全力を注げる選手よりも、それを全力で支える裏方職員の方がすごいと思っちゃう。そこはもう社会人目線で!!
もともとヤクルト球団の職員だけど、トップスターリーグス開設に伴って希望者はそっちに配置換えになってるようです
アイドルやるとは言っても、別にテレビに出たりするわけではなく、野球の試合と、歌とダンスのパフォーマンスをやるチーム。野球に関しては既存のヤクルト球団の施設を使って練習してて、監督やコーチなんかの人材用意なんかはヤクルト球団の伝手もノウハウもあるから特に問題なくできるでしょう。
パフォーマンス部門も、リーグ選手に起用された芸能人も多々いるらしく、そっちの伝手がある。
トップスターリーグ担当の職員の主な業務は「広報」「選手が活動するためのあらゆる裏方業務・雑事」
広報には選手を知ってもらうためのあらゆるPR活動の他にマスコミ対応なんかも含まれます。
裏方業務は、アイドル活動の方の衣装やグッズ関連他ありとあらゆる仕事がある。
全く初めての「野球と歌とダンス(パフォーマンス)」のリーグ という体制の元、ヤクルトを背負って優勝目指すなんて、職員の方が実際大変だと思う
しかも、準備期間なしのいきなりスタート(苦笑)
社会人視点からしたら、そんな大変なことはない。こんなんもう24時間戦えますかくらいの勢いで働かないと間に合わんと思うのだが…
そんな中で主人公の杉沢つばめ
新卒で入社して、いきなり新事業のあらゆる広報を次々こなす優秀っぷり。
もともとWEBデザインをやってみたい・そちら方面志望という事もあるけども、社会人なり立てでしょ?
ベテラン社会人でさえこんな初めて尽くしの出来事に戸惑うし右往左往すると思うんだわ。
それをまぁ大変とも思わず笑顔で、楽し気に次々とこなして着実に成果を出していくんんだから、とんでもねぇできる新人だよ逸材だよ(笑)
マスコミ対応もすぐやっちゃいます。野球の試合の勝敗次第ではマスコミインタビューの対応もささーっと。もちろん先輩社員が教えているだろうし、その人たちと一緒に行動しているのだろうが、右も左もわかってない新人がいきなり現場に放り出されてやりこなすって、すごい!
選手の人気をUPさせるため、彼らへの取材やインタビュー。密着取材なんかも、企画書作って自分でどんどんやっていくし
新人、ですよね? 4/1に入社したばかりの?
そりゃあまぁ乙女ゲームの主人公・架空の社会人生活ではあるけどね。
ヤクルト球団に入社する前は、就活は落ちっぱなしだったそうだけど、杉沢つばめを落とした会社馬鹿だなぁ。こんな優秀な人材、採用しないなんて
だから杉沢つばめさんに関しては、好感度高いです
なによりも一生懸命だし、選手を支えたい!頑張ってほしい!!という熱い気持ちはあるし。でも球団職員として節度は守ってる。選手から何か提案されても、ちゃんと上司に報告連絡して、許可をもらって対応するという描写がよく言でてくるんだけど、それがまた「ちゃんと節度を守ってる。職員として行動してる」感が見えて良い。
その主人公・つばめという名前はヤクルト球団からなんでしょうね
ゲームの中で頻発する「応援」という言葉なんだけど「応燕」という当て字になってる。
応援集団は星燕団(声援団)
そういう細かいこだわりも、あ~コラボなんだな~ってちょっとほほえましい
つば九郎というマスコットキャラも出てきた!
つば九郎ってネットニュースで見たことがあるわ… こちらはヤクルトの公式マスコットってやつですよね?
どんなキャラか知らないけど、本物のつば九郎?の性格?そのままだとしたら、結構面白いマスコットキャラかも。ちょっと気に入った(笑)
つば九郎もまさか乙女ゲームに特別出演するとは思わなかっただろうなぁ
ヤクルト球団の他に、ライバルチームで光錬キングスというチームが出てきたんだけど、あるルートでは日本国内のマスコミを牛耳ってる的なことを登場人物が言ってたし、他のチームに先んじて人気獲得の行動を起こしているとか出てくるので、これはアレ… 大手新聞社のあの球団。進撃しちゃう巨大な人なネーミングの…なのかもですね。野球興味がなくても、なんとなく想起しちゃった(笑)
あと、光錬キングスという名前にどうも聞き覚えがあって気になってたんだけど、「はっ…殿様キングスかぁ!! ♪あンなたぁ~の為に~守り通した女の操~ 」ってそこまで頭に浮かんで、我ながらバカみたいな連想にさすがに笑ってしまった。女の操はちびまる子ちゃんのネタで知ったので歌も当然まるちゃんが歌ってる姿です
と、まぁそもそもの企画というか、ゲームの趣旨がアイドルと野球が混合したチーム、というトンでもな世界観なので、いろんな無茶な話の流れを笑って楽しむのがこの作品の楽しみ方、なのかもしれない
実際、当初の予想を裏切る面白さだと思う
続く
