エリザベート TAKARAZUKA 30th スペシャルガラコンサート
2026年2月13日(金)アニヴァーサリー ’96 星組Ver
※終演後メインキャストのトークショーあり
※メインキャストが役のイメージの衣裳着用・コンサート形式での公演
に行ってきた
ヅカ版エリザのガラコンはこれまでにも何度か上演していたようだけど、私は今回が初観劇
見る前からかなりワクワクしていたよ
ちなみにこの’96星組版のDVDは持ってるし
初演雪組版(一路トート)の実況CDは「今も」ヘビロテで聞いてる。
麻路さきさん=まりこトート。
というか、とにかく’96星組バージョンは私にとって最高のエリザベート。
おそらく歴代宝塚トップスターの中で、まりこさん(麻路さきさん)は歌がアレなトップであろう。そんなまりこさんが全編歌のミュージカル「エリザベート」のトート役。まりこさんファンな私も「まりこさん…大丈夫かな」と思ってたほど
でもね、実際の公演を見たら、本当にまりこトートは素晴らしくて…まりこトートだけでなく他の星組メンバー含めて’96星組版が私にとっては至高のエリザベートキャスティングなんだよ
確かに他の歌が上手いとされるトップスターのトートの歌唱力はすごかったけども(東宝版初演の山口祐一郎さん含め)歌がどうとかを超えてまりこトート以上のトートは私の中にはない!!誰が何と言おうとこれは私の中にあるゆるぎない気持ち
これはもう個人の好みの問題だから、誰が何と言おうとまりこトート・’96星組版は私にとっては最高峰エリザベートなんだ!!
そういうある意味激重な思い入れはあるんだけども、宝塚自体はもうかなり前にファン卒業しちゃったし、’96星組版と言っても全員当時のキャストが出るわけじゃないので冷静に楽しめるだろうと思った。
多少懐かしさで目頭熱くなっちゃうかもしれないとは思ったけど…
多少の懐かしさ どころではなかった…
オーケストラが舞台上で演奏。そのオケの間に花道?みたいなのがあって、そこが演者の通り道になってる。前方と後方の舞台上をそこを通って行き来する感じ
幕開き直後は「ああ、こんな風な↑舞台装置なのね」と観察する目だったんだけど、ルキーニのわたるさん(湖月わたるさん)んが歌い始めて、ハプスブルクの亡霊が出てきて、大好きなぶんちゃん(絵麻緒ゆうさん)とのるさん(稔幸さん)をオペラグラスで確認したとたん目頭熱くなって、まりこトートが出てきた瞬間、もうガチ泣きだった
自宅だったら声出して泣いてたかもしれない。すごい我慢したけどレベルで言えば号泣クラス。とめどなく流れる涙、というのか(苦笑)
それからずっと公演中、事あるごとに泣けて泣けて、ハンカチは涙と鼻水でぐちゃぐちゃ。
感情もくちゃくちゃだったねもう。
思い出す30年前のあの舞台。
自分がどれだけ1回1回の公演を全力で見てたか。それだけじゃなくて、旧東京宝塚劇場の雰囲気。友会と一般でチケット取るとだいたい同じような場所になるので、その3階B席定番のあの辺の空気感。3階に行くのにえっちらおっちら階段を昇って、まずトイレ行って、とか当時の行動のあれこれ
「30年前」という時の流れ
とにかくもういろんなことがぶわーーーーっとあふれてきて、本当に感情が制御不明で、ただただ泣いてた感じ
出演者のみなさん、変わってなかった。
もちろん30年の年月。当時と全く同じというわけにはいかない。頬のあたりとか体形がふっくらしてたりもするんだけど、それはもうこっちも同じ。一般人な分こっちのほうが30年は重い(苦笑)
だけど、役イメージの衣裳をつけて、役として舞台に立つ姿はもう私の中では当時と同じなんだよー
まりこトートなんて、あの化粧であの爪で、何よりもあの髪型で、トートイメージの衣裳で出てきてくれたんだから、まさに当時のまりこトート!!ってなっちゃうのよ
歌声も変わってない。
のるさんもぶんちゃんも、ゾフィーのたきちゃん(出雲綾さん)も、DVD再生すると聞けるあの歌声なの(全く同じわけではないよさすがにね。それに思い出補正は当然あるし)
それ見たら本気で泣いちゃうでしょう。
自分も30年前のあの客席に戻れたみたいな感覚になった。
以下、思いつくままな感想
・美穂圭子さんのマダム・ヴォルフ、最高!!
美穂さん、めちゃめちゃ歌が上手くてヅカファン時代からすごく好きだったんで、今回思わぬ形で再会できてテンション上がったわー。あーーーもう大好き美穂さんーーーー
マダム・ヴォルフの出番は短期決戦なので、全集中して見させていただきました!!
まだ専科として在団されていて、劇団からの出張出演なんだね。
・ルドルフの葬儀の際、泣き崩れるシシィを皇帝=旦那 が慰めようと抱きしめるんだけど、シシィは抱き返さないんだよね… これでこの二人の心の距離がはっきりしちゃうんだけど
コンサート形式のこの公演はここでフランツの出番はなくて残念。
フランツはここでは歌わないから、コンサート形式の公演ではしょうがないのか。
実際の公演を見てると、いつもここと最後の湖のシーンでフランツに肩入れして切なくなっちゃうんだ。
ヅカ版はフランツは2番手男役が担うので、そのスターさんが好きなら好きだけ肩入れ度がUPするのだが、のるさんフランツは最初のお見合いシーンの「星の王子様」っぽいところから苦労と苦難の月日を経ての変化で切なさ増し増し。のるファンだった。それも’96星組版が大好きな理由の一つ
と、いう事を今回もがっつり思い出してしまう
ちなみに
のるさん=星(組)の王子様は30年たっても星の王子様であった… なんかキラキラ
しててやっぱり王子様だったー。見てるこっちはもう胸キュンよ!!
・これも号泣の一因なのだが、まりこトートの手の動きがまりこトートで。
あの手の動きを見るだけで「あああああまりこトートだ。これぞ私の最高峰のトートだ!!」ってなる
衣裳チェンジで紫基調の上着で登場した時も「あああああまりこトートぉぉぉ」ってブワッと涙。
つまり、30年たってもまりこトートは私の思い出の中のまりこトートのまんま(思い出補正はあるが)
・そのまりこトートの「私が踊る時」が聞けた!!
これ、初演・星組の時にはまだなかったナンバーなんだよね。だから所蔵のDVDや初演雪のCDにはない。まりこトートでこれが聞けたとき、ええ、また大泣きっすよ。
ああこうなったらとことん泣くわ。泣いてやるよ涙活じゃー!!という気になってたわ…
30年の時を超え、まりこトートであのナンバーを聞けただけでもガラコン行ってよかったと思う。
あーーーーーほんと、30年前まりこトートとあやかシシィで、生の舞台でこれを見たかった
本気で泣くほど大好きなまりこトートだけど、さすがに歌に関しては私も最高とは思わない。当時も今も
まりこさんは自分の弱点を認識して独自のトートで挑んで、30年たっても変わらずあの頃のトートということに泣いちゃうんだよ。
・ぶんちゃんも、もう見ただけで無条件で泣く(笑) ファンクラブ入るくらい好きだったんだもの。
やはりちょっとふっくらしてたけど、歌声を聞いたらぶんちゃんだーぶんちゃんルドルフだー ってもうもうもうねー
まりこトートとぶんルドルフの「闇が広がる」はこの公演で一番見たくて、全集中で目に焼き付けたかったのに、涙でぐちゃぐちゃでオペラグラス覗いてても見えない位だった←一番泣いた
ガラコンだから、銀橋での濃厚な絡み(←言い方(笑))はないんだけど、泣きながらオペラグラスを覗きつつ、頭の隅っこで当時のを思い出してた
そしてルドルフがああなって、トートに抱きかかえられて死のチッスを受けて退場するまで息つく間もなかった。
・すっしー(寿つかささん)とコシリュウ(越乃リュウさん)が出演されてて、いやー二人とも在団時(私がヅカファン時)からスキー!!
と、同時に'96星組版でシシィパパを演じた一樹千尋さんは元気だろうかと、ふと気になる。ヒロさん大好きだったー
・ゾフィーのたきちゃんも懐かしい、というか貫禄だったなぁ。ヅカ時代からすでにたきちゃんは貫禄あって、エリザでゾフィーを演じるときは怖かった(苦笑)
ゾフィーが新婚時にシシィにダメ出しして、それをフランツが「ママの意見は君のためになる」って言った時の、してやったり!息子は私の見方なのよ!な顔して退場するシーン、実は大好きで
ゾフィーの行動とか口調とか容認しない。が、嫁姑の問題とか、あの一言は絶対言っちゃいかんかったよフランツ!とか、いろいろなことが詰まったシーンで「あの顔」だから。
今回のガラコンでもそこだけはフランツ&シシィコンビではなくママを見てました!
当時はシシィの気持ちに寄り添ってたけど、今はハプスブルクを背負って国のかじ取りしてきたゾフィーの気持ちそれなりにわかる
・メイン以外のキャストさんは私がヅカファン卒業してからの方が多かったのか、パンフレットをみても全くわからなかったなぁ。ファン卒業してもう10年以上はちゃってるからしょうがないね
エリザベートきっと「その人それぞれの最高のキャスト・年代の組」がある演目でしょう
それが私にとってはこの’96年星組 ということで、それを30年たってどんな形にせよ、キャスト全員が同じメンバーでないにせよ、見ることができて本当によかった
もしかすると今生でこれが最後の機会かもしれない、という気持ちで観劇に挑んだけども、次回があるなら絶対見よう!と思った