ラスティン

 

キャストが俳優さんで、10年前に初めてプレイして聞いた時は「これはちょっと…( 一一)」 でしたが、ラスティンとはこういう話し方をする人と認識している今回の移植版では全く気にならなかった

初回時は「チャラ男イメージ」と、声にも慣れなかったんでプレイもさらっと流して終わりましたが、本当はこの人すごく責任感のあるいい男なんだよね

今回は何のひっかかりもなく、最初から「イイ男」を楽しめました。

 

アベルに続いてラスティンルートでも、いずれは王妃になるランさん

 

 

パシュ

PSVitaプレイ時は気にしてなかったけど、リプレイして改めて気づいた

私絶賛の石川界人さんじゃないのよ~~

まだ若手?の頃でしょうかね。乙女ゲーの仕事もそんな多くなかった頃かなとも思います

改めて聞くと、やっぱりうまい!!

女の子が苦手な元気男子系のキャラですが、ランに対し過剰に反応したりテンパったりするところとか、石川界人さんの的確な表現力でパシュの人物像がよくわかる。

 

パシュと結婚することになったら、ランさんは王族になります

アベルやラスティンの王妃ポジションではないにしても国王の甥の妃になるわけなので。

 

 

ティファレト

 

この方、正体は現女王の弟で、いわゆる人柱になり現在も人柱のまま国を守ってた人

(現女王のキオラ様、すごい魔力を持ってるんだけど、弟のティファレトも相当の魔力を持ってるからできる事)

ストーリーの中で魔法使いとして普通に生活し、街の住民と接し、ニルヴァーナの学生さんたちともお馴染みだったティファレトは、本体の生霊みたいな感じだったんですね

ランさんがティファレトと離れることができず、彼を支えながら共にこの国の人柱になる道を選ぶBADEDは、ハッピーEDより印象に残ってる

その代わりハッピーEDでティファレトが人柱状態から解放されたかどうか覚えていない…(ティファレトのキャラ、あまり好きなタイプじゃなくて…)

 

ティファレトも立場が立場なので、ランさんはいずれ国王の義妹

ほんとこの作品の攻略キャラ、王族多い(笑) 玉の輿ゲーだ(笑)

 

 

ニケ

Vitaプレイ時は一番好きなキャラでしたが、今回もそれは変わらず。

 

ニケの正体は、幼少期からその筋の組織で訓練を積んで凄腕になった暗殺者だった

最終的にはその生い立ちや境遇から温情で彼がしでかした案件(複数人の暗殺)は無罪となったけど、学校は当然退学処分となり、ランと共に旅に出ることになります

 

とにかく小野賢章さんがニケの薄幸感を的確に表現してて、そこが魅力の一つ

リプレイなのでこっちは最初から彼の正体を知ってるから!ニケの行動・言動一つ一つが切なくてますます「絶対ニケには幸せになってほしい!!」って思っちゃって、プレイするのが一番楽しかった人

 

しかし思う

これさぁ、身寄りのない子や戦災孤児を攫って暗殺者に育て上げる組織そのものをどうにかしないと第二第三のニケが出てくんぞ…

孤児が犠牲になるのは今後も変わらないんだから、人道的にもまずそこを…

って思ったんだけど、そこは国の責任者として手を出せない部分なんだろうなぁ。独立組織なんだろうから、そこを国家が介入はできないんだろうねぇ

綺麗ごと・正義だけじゃ国は運営できないんだろうし。

 

あと、EDでニケとランは幸せな未来に向かって歩き出したけど、暗殺者ギルドからニケは追われたりしないのかな…

そういう組織ってきっと、きちんとした退職?組織脱退?とかないだろうから、裏切り者として追われなければいいのだが。

他の、王族チームと違って手放しで明るい未来になるか不安要素が多いニケルート

でもニケには誰よりも幸せになってほしいっ!!

 

 

ヴィルヘルム(隠しキャラなので、謎の男)

 

乙女ゲームへの出演がほとんどない中村悠一さんの数少ない乙女ゲーキャラ

と、言うだけでも貴重…!!

 

彼の今までの人生を思うと、現代(物語上の「現代」)に復活?してもしんどいだろうとは容易に想像つく。それで学生やれ、制服を着ろ、ルールに従えって言っても反発するに決まってるよね

でもいいキャラでした。貴重な中村悠一さんの乙女ゲーキャラという事も含めていいキャラだった

 

 

魔剣の精?ポジションなヴィルヘルム

 

こちらのヴィルヘルムはナルトの竹内順子さんがキャスト

Vitaソフトで発売した当時も「いやーー子供時代のヤンチャなナルトだーー」って、声を聴くのが楽しかったんですがね

NARUTOアニメも終わり、息子BORUTOのアニメもいったん終わった今、こんなに懐かしく思うとは。

大人ヴィルヘルムは中村悠一さんで最高ではありましたが、竹内順子さんバージョンの大人ヴィルヘルムも中村バージョンとは違った魅力があったんだろうと思うと、そっちも見たいと… Vita時の感想でも書いた気がする

 

メフィスト

 

攻略キャラではありませんが、重要なサブキャラ

自分で普通に「悪魔」って言ってるし、本当に人間の行動をただ見ているだけの人(悪魔だからね)です。人が短い人生の中でじたばたするの見てるの楽しいんだろうな悪魔だもんね。人間としちゃ腹が立つけども。

Vita当時は何とも思わなかったけど再プレイして実感したキャストの興津和幸さんってほんっとこの手のキャラ上手いですね(笑)

同じオトメイトの「オランピアソワレ」でも得体のしれない人外キャラやってたけど、ハマってたし

この作品でも、例えばBADEDを迎えた時のメフィストのセリフがね。プレイヤー的には不愉快だしゾッとした部分もあるんだけど「メフィストってこういう人(人じゃないが)」っていうのがすごくわかる、説得力のあるセリフの言い方でほんと上手かったんですよね

 

 

CV緒方恵美さんの礼儀正しく優しいサブキャラ アサカ(男性です)

 

攻略したかったーーーー

礼儀正しくて優しくて穏やかで、魅力たっぷりなアサカ!!

高確率でFDで攻略対象に格上げしたキャラだと思うんですよ。なんでFD出なかったんだろう。Vita時代で無理ならもう無理だろうなぁ

アサカとデートしたり、一緒に困難を乗り越えてEDを迎えたかった!!

ランと恋人同士になったのを他のキャラから揶揄されて『失礼だな純愛だよ(乙骨先輩CV緒方恵美さん)』って言ってほしかった(笑)←パクリ

 

 

そんなわけで、追加要素が何もないベタ移植ですが楽しくプレイできました

ほんとこの作品はFD欲しかった!!

スイッチ移植されただけでも良しとするべきなんでしょうねぇ