もーすっかり忘れちゃったよ。
ある程度まで下書きをしてあったので、とりあえず記載しておこう。
バナーも入手してなくてぼやぼやしてたら、クインロゼのサイトがなくなってました(^_^;)
クインロゼそのものがなくなってますしね。
 
【ジール】
 
攻略制限がかかっていて、ラストにならないと攻略できません。
真相ルートな扱いで、なぜ人間の主人公にルシファーの魂が宿ったか・そもそもなんでルシファーは堕天したか。そういうのがわかります。
 
が…いい加減「あの絵」の酷さにうんざりしていたので、早く終えたい気持ちが強く、あまりじっくり話を追うことをしなかったっすわ(;一_)
キャラ的には結構好きだし、攻略制限がなかったらもっとじっくり読みこんだんでしょうが。
 
ジール様はこの作品の中では、天使側のトップとでもいうべき立場。
実際は「神」であるファーザーがトップなので、ファーザーに仕える天使の中ではNO1と言ったところか。
超がつく真面目で厳格でキッチリした人ですね。まじめすぎて損をしちゃう部分もある。
不器用でちょっと不憫。
キャラクター造形自体は結構好きなタイプです。
 
しかし、ジールルートは主人公が好きになれなかったーーーー。
 
ミカエリス同様、ジール様は最初から主人公の秘密(ルシファーの魂を宿し、いずれ本人ごと封印される運命)をわかってます。
逆境に負けず頑張っている彼女を見て、近々封印されてしまう運命に最初から同情していたっぽい。
監視という意味合いもあり、自分の手元で自分の仕事を手伝わせていましたが、仕事に対する姿勢も能力も申し分なく、いわゆる出来る部下だったりします。
 
いろんなことから、ジール様の中で主人公に対する気持ちが特別なものへと変化していくようになりました。
 
でも天使が人間にあまりにも好意を持つ(肩入れする)と堕天してしまう。
ってことで、ジール様、堕天の傾向が表れうっすら羽が黒くなってきてるんですね。
天使仲間は非常に心配してます。
主人公自身もそのことを知ってショックを受け、これ以上ジール様と一緒にいたらいけないという自覚はばっちりある。
 
けど主人公。もともとジール様はあこがれの存在でした。
あこがれの人の側で、彼の仕事を手伝い、優秀な部下として認められることを経験しちゃったからさ。
今までの人生その境遇から「他人から求められる・認められる」という事が全くなかった主人公。しかも相手はあこがれのジール様です!
頭では「私はジール様から離れなくては」と思っても、なかなか離れられれいんだよね。
 
ファーザーから宣言されてる「主人公が封印される日」も迫った状況でもあります。
ジール様はそんな主人公がますます不憫に思えたんだかで、愛しさ(無自覚ではある)もせつなさもぐんぐんUP。さらに羽が黒ずんできてますがな。
途中でやむなくジールと離れミカエリスの元で仕事してましたが、結局は「最後までおそばにいたい」ってことでジール様の元へ舞い戻りました。
 
あろうことか「18禁展開まで済み」な関係になってたよーー
えぇ~もうジールさま、羽真っ黒じゃんよぅ。
 
主人公の気持ちはわかる。
ああいう状況・境遇ならば、頭では「ジール様から離れなくては」と思っても、離れられないのはしょうがない。
通常ならばその切なさ・哀しさに主人公へ同情しちゃうし、こういう展開もまた乙女ゲーの一つのシチュエーションなのでしょうが。
あの絵だと、同情心も薄れる…という事を実感。
 
乙女ゲーにおいて、絵って本当に大事!!
もちろん感じ方は人それぞれだし、絵って個人的な好み100%だから、断言はできないけども。
あの絵を見てるとあまり主人公に感情移入出来ず、むしろ愛する人を苦境に追いやる形にイラッとしちゃう。
第一、ヒロインが断腸の思いで別れて、それを相手が追って来てくれるのが定番トキメキシチュエーションじゃん~。
「離れなくちゃいけないのに離れられないワ。嗚呼ワタクシどうしましょう」ってズルズルくっついてる展開は現実味はあるでしょうが、盛り上がらん(;一_)
 
しかもジールルートはスチルも本当にひどくて、見つめあって頬染めるスチルなぞ、プレイヤーが現実に戻るほどひどい。
 
絵の崩壊度の酷さ。それに伴う物語のめり込み度の阻害。
いい加減飽きてたゆえの、速読気味。
そんな感じで、フォローしようがなくサクサク終わってしまいました(;一_)
 
 
けどEDはよかった。
結局堕天したジールさま。魔界のトップとなったヒロイン(ルシファー)を支える役割に。
女ボスを支える公私ともに優秀な右腕(彼氏)という感じですね。

魔界のNO2はベリアルというのは変わりませんので、2人NO2体制と言いますか。
ジール様、魔界では新参者なくせに、ルシファーの恋人立ち位置だし、魔界だろうと天界だろうと人間界だろうと、優秀で仕事ができるという点では変わらない(自堕落で仕事が嫌いのベリアルよりいいかも…ベリアルはできるけどやらない人だけど)
都合がいいことに天使時能力が高かった場合、堕天しても能力(天使能力から魔力な方に方向転換はしてるだろうけど)はかわらないっぽいです。

ベリアルとジールで、ルシファー(ヒロイン)を間にして火花が散ってる感じがよかった。新参者なくせにエラそうなジール様()
ジールへの対抗心で、少しはベリアルも仕事をしてくれるようになればいいのに、とちょっと思ったな。
 
別EDでは、ジールの記憶がまるっとなくなり、下っ端として生きなおす?展開が新鮮だった。
いわゆる人生リセット系になるのか?
今まではファーザー除くとジールさまが天使側のトップだったのに、下っ端になりました!
記憶がないだけで真面目でしっかりした性格はそのままです。
元同僚でだらしなさを嘆いていたミカエリスにも敬語で話してて、なんか楽しい…
 
まぁこんな感じのブラックコード。
感想をUPしてないキャラもいますが、書くほどの事を覚えてない為(エイレスなんかは結構好きだったんですけどね)これで記事も終了、かも。
 
クインロゼゲーにしちゃエロ描写は控えめ。
でも、絵は本当に大事。マジで大事。好みかそうでないかというのも含めて大事。乙女ゲーの生命線でもある。という事を非常に強く再認識した作品になりました。