正直言うと本命の有朋さん・初代総理の伊藤さんより面白かったな
羅刹になっちゃいましたから、そりゃドラマチックになるね。
久坂さんは本編でもFD他社ルートでも蛤御門の変で死んじゃうのがデフォですが、さすがに本人ルートでは生きてもらわなくちゃ!
そのための羅刹化です。
羅刹になって生きてるのを知ってるのは霧島嬢だけ。
なのでずっと彼についていく道を選択しました。
まぁ…他ルートで「お前は同志だっ」とか言われるよりこっちの方が盛り上がるよ。羅刹になった彼を支えるわけですから。
久坂さん、これまたいい人だったんだ~優しいしおっとりしてるし。
優しい浪川ボイスがよく似合いました。
蛤御門の変で、一緒に行動を起こしたメンバーはみんな死んだのに自分だけ「人外になって」生き残ってしまった。という自責の念があってね。
高杉さんや桂さんたち仲間(このゲーム限定で言えば、攻略キャラの面々)は「久坂=死亡」として受け入れちゃってる。
という事から、絶対にみんなの前には出ることなく、陰ながら仲間を助ける道を選ぶんだな。
そこを霧島嬢が一緒にフォローしていくという展開。
私としては、別に「羅刹になって生き残っちゃった。でも攘夷の志の元、皆を助けるよ」ってみんなのところに戻ってもいいと思うんだけどね…志ある攘夷志士にはいろんな思いがあるのであろう。
追加キャラなので、本編ほどガッツリ描く時間がないのが残念なくらいだった。
だって「自分の存在を絶対知られないようにして、仲間を陰から助ける」って、ヒーローですもの!!私的にときめく展開でございますよ。
長州藩内で内乱が起きた時、表だって高杉さんたちに加勢できないけどこっそり状況はチェックしてるんです。
実は長州内部→高杉さんたちの敵側 にも羅刹がいて(長州藩や土佐藩にも変若水が浸透している設定になってる) 久坂さんは姿を見せないように羅刹をじゃんじゃん倒してたんですね。
で「羅刹を倒す鬼がいるらしい」と兵の中で評判になるの。
高杉さんがたった一人で羅刹に囲まれた時も、見ていられず加勢しにいきましたが、高杉さんは都合よく意識がもうろうとしてたため正体はばれなかった
それどころか「玄瑞が幽霊になってだらしない自分にはっぱをかけに来た」という解釈をし、絶体絶命から立ち直るという。
久坂さん側からしても泣ける展開も仕込んでありました。
長州内乱が高杉側の勝利で終わった後、久坂さんの裏の仕事も一段落なんですが、そこでさらにぐグッとくる(私としては久坂さんに対し結構怒った)展開に。
この内乱で陰ながら大活躍した久坂さん、羅刹として自分はもう長くないとわかるんです。
(羅刹の人間離れした身体能力は、寿命を削ってのことだからさ)
で霧島嬢に、自分はもう長くないからお別れしましょうって言いだすんだよね。
その言い方が非常に優しくて、せつなくなる…←浪川さん、いい仕事してる
久坂さんとしては、霧島嬢はすごく大切な女性になってたけど、もう長くない自分に最期まで突き合わせるのは申し訳ないと思ってるんだろうなぁ。
霧島嬢を愛してるからこそ、ここでお別れして彼女を自由にしてあげたいってことなんだろうなぁ。
だがしかし!!今さら何を言いだすんだ久坂!
あんた、女心が全くわかってない!
霧島嬢が人外になったアンタの側でずっと世話してたのは義務とかお情けじゃない!
アンタを愛してるからじゃん!←陳腐な言いぐさですが
愛がなかったら羅刹の世話なんてやってられんわ!
てやんでぃバーローちくしょー(ちょっとチビ太入る。ただし昭和の田中真弓さんバージョン)
出来るだけずっとそばにいて愛する人の最期は看取りたいって思うのが霧島嬢の気持ちだよ。
だいたいここまで振り回しておいて(年単位で久坂さんにくっついて世話をしながら、戦場を駆け回り羅刹を葬った)
自分の勝手な都合(本人は霧島嬢を愛してるからこそだろうけど)でサヨナラとかふざけんな。
愛してるからここまで尽くしたんだから、今度はこっちの願い=最期まで一緒にいたい を聞けっちゅーの!
久坂さんのお別れの一言で、瞬間カッとして↑こんな悪態が心に浮かびましたが、結局は久坂さんの最期まで見届けるってことになりました。よかったわ…
EDは土佐だかの田舎で、医者をやりながらおだやかでのんびり生活をする二人でした。
この先何年生きるかわからないけど、田舎でのんびりなら延命もできるでしょう。穏やかで優しい雰囲気の、いいEDでした。
FDからの追加攻略キャラの為比較的あっさり仕様でしたが、個人的には一番ドラマチック展開で楽しかったです。
ただ残念なのは、やはり時間(シナリオ量)がないからなのか…
はたまた本編キャラではないので、ガッツリできなかったのか。
羅刹のマイナス面があまり強調されてなくて、扱いが軽い。
本編「薄桜鬼」では夜行性で昼間で歩くのは基本難しい。鉄の意志を持ってた土方さんでさえしんどそうでした(他の人たちは完全夜行性な行動だったよね)
久坂さん、そこらへんあいまいだった。一応そんなことは言ってたから、夜間行動が基本ではあったでしょうが…
一番残念だったのが吸血衝動。
みんなそれでかなり苦しんでたし、ヒロインが自分の血をあげるシーンが「薄桜鬼」の見どころ?の一つだったんだけどな。
最初と、長州藩内乱の時に「ううっ」って吸いたそうにしてたけど(こう書くと禁煙してる人のようだが)夜行性同様そこらへんもさほど苦しんでる描写はなかった。
新撰組に伝わった変若水と別組織(長州とか土佐とか)に伝わったのとでは調合だのなんだの若干違って、結果性質も違ってた。と脳内変換するしかないのでしょうがね。