とりあえず、記憶が新しいクラエス。主人公ゲルダよりも少し年下で、コック修行中の明るくて元気な誰からも好かれるムードメーカー。
幼馴染のカイやゲルダ・オルヴァの事を心から大切に思ってる。比較的最近知り合ったアージェに対しても大切な友人というスタンスです。
キャストの代永翼さんって、こういう役、本当に十八番ですよね。
主人公たちは、雪の女王の鏡の欠片が体内に入り呪いを受け、呪い解除の為、白の世界を目指しているわけですが。
このクラエス…実は呪いを受けてなかった!!と(;一_一)
ゲルダとカイトは大切な幼馴染。彼らの役に立ちたくて「呪われた」とうそをつき旅に同行していたそうな。
確かに、ムードメーカーな上、コックさんがいれば旅の間の食事は保障されますので、クラエスはいてくれた方がいい。
結果的にはみんなの為になってるとはいえ、大切な友人達に嘘をついていたことに関して、ずっと心にひっかかってた。
い、いい子じゃないのさ~~~~!!
旅の間美味しいご飯を作ってくれただけで、もう充分に償えてるよ~~!!
だがしかし。
鏡の欠片がみんなの体内に入った時、メンバー全員がそこにいましたよね?!
オルヴァのお見舞いに行った時の事なので、一部屋に密集してた。クラエスだけみんなより離れたところにいた、なんてこたぁなかった。
あの状況でクラエスだけ欠片が入らなかった、というのはちょっと納得できない(笑)
…ED近くまで行ったとき「ああ、これもヤツの仕業。わざとだったのか」と思えますけどね(そういう説明はなかったので、私の中の脳内補完だけどさ)
旅の仲間としては「絶対いてほしいメンバー」の一人ですので、旅のメンバーとしては私は好きでした。
攻略キャラとしては、となると。やはり「弟キャラ」なので、ちょっと…
クラエスは、最初からゲルダが好きという事もあり、一生懸命守ろうとしてくれるし頑張ってくれてるんだけどね(カイにしてもオルヴァにしても、ゲルダに対する好意は最初から大きいので、クラエスだけ特別という事はないけど)
やはり一人の男性としては、見られない。ごめんよクラエス(苦笑)
美味しいご飯を作ってくれるのは本当にありがたいのですが!
一生懸命頑張ってる姿は、ホント好感度高いよ。
料理人を目指すと決めたのも、小さいころゲルダの言動故。ゲルダにおいしいものを食べてほしかったから、というのが、なんともピュアなじゃありませんかっ。
「男を射止めるには胃袋から」と言いますが、男女逆になっても同じだと思います。
女だって、胃袋においしいモノ攻撃されたら射止められちゃいますさ♪
こんなクラエスと旅をしました。
腕っぷしは全くだし(怪力な分、ゲルダの方がまだ戦える?)、白の世界で雪の女王とどういう対峙の仕方をするのか。どういう風にみんなを救い、村に帰るのか、そのあたりが気になるところでしたが。
ラスボスの雪の女王に対し、ため口で「友達になればいいんだよ!!友達になろうよ」と連呼し、女王をその気にされちゃった展開には驚きました(笑)
人間の少年に「友達になればいいんだよ」とか言われてうっかりその気になっちゃう雪の女王(魅惑の折笠ボイス!!)…チョロすぎやしませんかね?!
いや…まあ…「それほど女王が長い間孤独だった」という事ですし。
人間の暖かい心に触れることで、氷の心を溶かした的な?展開なのはわかります。
「童話」としてはありなのでしょう。
でもでも、仮にもラスボス立ち位置の「雪の女王様」ですよ?!魅惑の折笠ボイスの!!(ボイス強調)
と…友達って(;一_一) 小学生かいっっ!!
プレイヤーにツッコミ&脱力状態を巻き起こし、ラスボス戦をあっさり切り抜けたクラエス。
もしやあんた、最強なんじゃ…と思ったのもつかの間。
クラエス、実は別の問題を抱えたんですよ!
クラエスルートの序盤でしたか。
5年前の回想がありました。
クラエス、入手困難な場所に珍しい花を発見したんですね。
お花好きなゲルダに見せてあげようとするのですが、足をすべらせたかなんかして、瀕死の重傷を負う。
そこに出てきた「悪魔」←どのルートでもちょっかいをかけてたあの悪魔
『本来ならお前は死んでるんだけど、5年だけ命を長らえさせてあげるよ。5年後の今日、返してもらうからね』っていう悪魔の好意?により、クラエスは生還しました。
クラエス本人はそのまま気を失い、その時の記憶は抜け落ちてしまうんですけどね。
その「5年後の今日」っていうのが、女王とのラスボス戦?の日だったのだよ。
お友達になろう作戦でラスボス戦を切り抜け、仲間を助けだし、さぁみんなで故郷に帰ろう!!ってところで、プレイヤーはふと思い出す。
「お友達作戦で驚きすぎて忘れてたけど、あの悪魔との契約明らかに伏線だよね。当然ここで出てくるよね。まさか伏線投げっぱなし。なわけないよね」と。
出てきたよ悪魔~~~~!!!
ちなみに悪魔のボイスはサスケくん(杉山紀彰さん)なのですが、折笠雪の女王に負けず劣らず素晴らしい。
人間や雪の女王さえ貶めるのが楽しくてしょうがない。他人が困ってたり苦しんでる姿が何より楽しいという、これぞ悪魔な底意地の悪さ。
その悪魔が「今日が約束の日だから、返してもらうよ」って!!
希望からドン底へ叩き落とす!!まさに悪魔の所業。
その時になってクラエスは、何もかも思い出しちゃうんだね。
せっかくすべてを解決して、みんなで村に帰れるのに、自分は帰れない!!
これ、プレイヤー目線としても「あの伏線を回収するのはここしかないけれども、これは哀しい」と思わせられる。
クラエスを男として見てない私でも(ぶっちゃけ消化試合なプレイの仕方をしていても)やっぱりみんなそろって帰りたいもの。
クラエスみたいないい子を、悪魔に渡したくないじゃない。
そんなプレイヤーの気持ちと、なにがなんだかわからないゲルダを残し、クラエスは悪魔によって意識を奪われました。
バッドEDだと、悪魔に命を取られてこのままクラエス死亡(5年前に死んでたんだから、かりそめの命を返却したようなものですが)
クラエスがいないのに村に帰ってもしょうがない。私もこのままクラエスと一緒に…というゲルダに「友の願いを叶えましょう」と女王が力を使い、二人一緒に永遠の眠りにつきました。
ああ、ここでクラエスの「友達になろう」が生きるのか…。
ナルホドネ…←プレイヤー、さすがに驚き展開。
恋愛EDだと、命を取られることはなかったんですが。
クラエスからゲルダの記憶だけ全く抜け落ちました!!
乙女ゲームの恋愛EDという展開上こういう方向なのでしょうが(そのまま死亡EDは、バッドEDに組み込んでるし)、ちょっと悪魔、寛容すぎませんか!?
ゲルダの事忘れても、最初からやり直せばいいんだからさ
実際クラエスとゲルダはそうしてます。
ゲルダは当然クラエスへの想いを抱えたままだけど、クラエスはゲルダとの関係を「ここから新しくはじめる」という感じでした。
乙女ゲームの恋愛EDだもんね。そうじゃないと!
ただクラエスファンは物足りないと思います。恋愛EDとしてやはりちょっとどうかと思うもんっ。
(普通だったらラブい関係のEDなのに、ここからスタートじゃね)
でも…
実際のところ、忘れちゃったクラエスよりも、忘れられたゲルダの方がつらいんですけどね(苦笑)