イメージ 1ロゼゲーは、正直長い。くどい。ボリュームがある。
その上で共通ルートみたいなものがなかったため、たっぷり石田ボイスを味わうことができました。
 
リズ先生より低くない。が、ガンダムのアスランより低い。耳を通して身体の中にすとんと入りこむような心地よい音程のボイスで、ほんと満足です。
満足だよ、ボイスはね!!(苦笑)
 
この人…藤代巧実は、小さいころから病気で身体が弱いのだそうです。
普通の人のように長く生きる望みはちょっと薄い。
また、両親はそんな巧実を疎ましく思い、「存在しない息子」「いない者」として扱っているとか…!!
親がそんな状態なので、夜中にふらふら散歩してたりするのは当たり前。学校も行ったりいかなかったり。
長い間ずっと一人で苦しんできて、早く楽になりたい(死にたい)と思ってた。
 
そして妙に霊感が強い!!
 
物語のプロローグ、ヒロインが死神の仕事で巧実を殺すんですね。
ところが、殺したはずの巧実が生きていた。
 
その上で、霊感の強い巧実は夜中にふらふらしてて、主人公が仕事(死神の指令書に乗っ取って人間を殺害すること)を見てしまう。普通の人間には当然見えないはずなのに!!
また夕方とかも、主人公を見つけて話しかけてくる。普通の人間には主人公は見えないはずなのに~~
「なんで生きてるの?なんで私が見えるの?」と混乱する主人公(そらそーだ)
 
 
巧実は巧実で、妖怪で死神を仕事にしてる主人公に興味津々。
もともと病気の苦しみから「早く楽になりたい=死にたい」願望があるので、死神の主人公なら自分を楽にしてくれる、という気持ちが大きくなっちゃって。
れだけでなく、美人の主人公が死神としての仕事を毅然と行う姿に見惚れてる感じですね。
で、主人公を昼夜関係なく街中で発見してはくっついてくるようになる。
 
主人公は当初はそうやってくっついてきた巧実の謎(なんで生きていたのかとか)を知りたくて、くっついてくる巧実を邪険にできず、結局一緒に行動することが多くなってしまう。
 
そうしているうちに、互いを大切に思っていくという展開ですね。
 
巧実は最初から主人公に執着していましたが、主人公は「この人間がどうして生き返ったのか知りたい」という気持ちからスタートして、大切な人になっていくわけです。
長いシナリオなので、主人公のその辺の気持ちの変化がわかる…ような気がしますが…実はあんまわかんなかった(;一_)
 
この主人公、なんか流され主人公なんだもん。
攻略キャラに強く出られると(また攻略キャラは意外と押せ押せなんで)強く拒否できなくて、「私、流されてるわ」というモノローグとともにOKしちゃんで(苦笑)
巧実に関しても、流されたあげく好きになったような気がしてしょーがないです。
 
実際はそうじゃないんでしょうが、これはもう私の「ロゼゲーヒロインは流されるタイプ」認識が強いからかもね。
 
 
なんていうかねぇ。
主人公は死神なので…『死の象徴』みたいな感じですよね。
巧実自身、死にあこがれるというか、死に憑りつかれてるというか?そんな人なんですよ。
 
巧実は「死」に対し特別な思い入れがあったエリザベート皇后のようであり(ミュージカルのエリザベートではなく、史実の方ね)
主人公は、トート閣下の立ち位置じゃん!!(こっちはミュージカル)
 
なんて、思うに至りましたが…クインロゼゲーなので、そんな深いこと考えずにシナリオ描いてんだろうけどねーーーーー(笑)
 
 
 
 
なんかもう…基本設定そのものにツッコミどころ満載というか。
病弱の息子を「存在しない者として扱う」両親…
これ…両親、やばいと思うんだ。育児ほにゃらら…ですよね(;一_)
 
そして、病名等一切明かされてませんが、病弱なのに夜中うろうろ散歩しまくる巧実、どうなのよ!
本人自身、早く死にたいという願望があるので、夜中に散歩して病状が悪化しようがどうでもいいや、って感じなんでしょうけどね。
だとしても、そんなフラフラする体力があるのか?と。
 
死神と人間では昼夜逆の生活なので、主人公に合せるにはどうしても夜中のイベントが必須になるにせよ。
どこが病弱?ときどき咳をする描写がありましたが、全然「病気設定」に説得力がございません。
人間の巧実が死神の主人公に執着する理由として、とってつけたように病弱設定を持ってきただけのような気がしちゃうな。
 
それに加えて終盤、ちゃんと主人公と行くところまで行ってます。
しかもこの時はいろいろあって、体調を崩してた時なのに…
そんな時にそんなことできんの?!
さらに突っ込むと、人間と死神でそんなことできんの?!って(笑)
細かいことはどーでもいいのはわかってるんだけど、ツッコみたくなっちゃう(笑)
つか、こういう18禁展開は嫌いなので、ツッコミに逃げるぞ。
 
 
 
 
巧実は、序盤、主人公から殺されて復活しました。
途中で、死神同士の争いに巻き込まれ主人公を庇って死にました。そして、主人公の目の前でまたも復活。主人公に殺されたことで、霊力も若干強くなったりしてます。
けど、その理由が最後まで明かされることはなかった(-_-;)
最後の方に、主人公の育ての親(攻略対象で真相EDを持つキャラ)が思わせぶりなことをぼそっと言ってるますが…攻略対象の個人的なことは、ちゃんと本人ルートで謎回収してくれないとさ。
 
主人公を庇って死ぬシーンなんかは、結構ぐっっときたんですよね。
石田さんの演技がよくて(別にストーリーに感動したわけではない)
でもあっさり生き返ったので…拍子抜け…
巧実が息を引き取って、主人公が泣き崩れてるときにいきなりキラキラ光り出して生き返るんだもん。生き返るにしてももう少し時間をおいて、余韻を持たせてよ、と。
 
巧実はどうあっても主人公より先に死ぬことになります(病気もあるので、通常の人間よりも早く死ぬ可能性は高い)
だから、自分の命は主人公にあげるよ、という感じ。
主人公も巧実の命は私が最後の時まで見届ける。
という、「その命、燃え尽きるまで的」な強烈な感じに終わりましたが。
まあ…健全なカップル、じゃあないっすよね(;一_一)
 
 
もう個人の好みの問題なんですけど。
攻略対象男子に「早く俺を殺して」とか言われ続けるのは、しんどいですぅ。しかも魅惑の石田ボイスでこんなこと言われちゃうのは厳しいなぁ。
 
例えるならば。
 
トート閣下がエリザベートに「私=死 を受け入れろ、愛せ」というのならまだしも、エリザベートに「早く殺して」と言われ続けるようなもので。
ミュージカルでも一度そんなシーンもありましたが、この時は状況は全く違うにしても見事に拒否してたもんね、トート閣下
「まだ私を愛してはいない。死は逃げ場ではない」って。
 
そうなんだよ、巧実~ 死は逃げ場ではないんだよ~~~
でも、アンタの今までの状況を考えると、逃げたいのはわかるけどさぁ…
 
 
ツッコミばっかの感想記事を描いてる途中、見事に
 
巧実→エリザベート
主人公→トート閣下
 
という図式が頭に残ってしまったです。
 
ちょ…私ゃエリザベートになって麻路さき版トート閣下に迎えに来てもらいたいが、
私がトート閣下になるのはいやだよ(;一_)
 
と、最後はわけのわかんなくなって、感想を締める。