お知り合いから誘われて観劇。
宝塚OGによる公演です。
チケット代が高すぎて(乙女ゲーの通常版2本買える…(;一_))きっついなぁ、と思ったんだけど、それを忘れるほどよかった。
マジ泣きして、鼻が赤くなりました(-_-;)
 
大体さ、構成・演出が荻田先生ってところがまたたまらないじゃないかっ!
(まあ、現役時代の荻田先生の独特な雰囲気は皆無でしたが)
 
ショーの内容はバラエティに富んだ3部作。
 
私の思い入れのある出演者個別に感想を書いておこうと思う。
 
 
【未沙のえるさん】
 
幕開けいきなりキタ~~~~~♪
相変わらず絶妙な役者っぷり。
 
最近退団されました。ヅカご無沙汰な私なので、最後の公演も見ずじまい。
でも未沙さんの芸達者な舞台は、いつ見ても本当に好きだった。
なんてかさ、宝塚歌劇団もほんとにバカ!!なんで退団許可しちゃうのさ(一説によると定年だとか??)
未沙さんのような役者は、もういないんだよ。まさに宝塚の「至宝」じゃないかっ!
春日野先生だけが至宝なんじゃない。こういう人だって至宝なんだから。
キラキラした若い子だけでの芝居に何の面白みがある。
こういう人がいるからこそ、舞台が引き締まるのに。宝をむざむざ退団させる劇団に、未来はあるのか?!
 
 
【杜けあき かりんちょさん】
 
私が初めて宝塚を見た時の、雪組トップスター。
現役時代と顔つきがあまり変わってなく、3部幕開けの日本ものでは、このまま本家宝塚の舞台に上がっても全然OK!って位「当時のまんま」な気がしました。
かりんちょさんの日本ものの美しさは格別。
退団公演の大石内蔵助は、今でも思い出せるほど素晴らしかった!
 
 
【紫ともちゃん】
 
かりんちょさんの相手役を務め、その後一路さんの相手役を務め、退団。
今回、かりんちょさんと少しダンスをするシーンがあって、本当に懐かしかった!
「大人の雰囲気な娘役さん」で大好きだったなぁ。
 
 
【剣幸 ウタコさん】 
 
平成2年に初めて宝塚を見始めて、その年の12月に退団されちゃったから、実質ウタコさんのトップ公演は2作しか見られなかった。
でも退団公演の「川霧の橋」は覚えてる。
貫禄があって包容力があって、和物姿がすごく似合ってたんだよねぇ。
 
そういえば、退団後の舞台、何回か見に行きました。私にとって、現役よりも退団後の舞台を見た回数が多い稀な方。
若干お年を…とは思いましたが、あの笑顔と貫禄はやっぱりウタコさん。
今回の公演で、年齢を経てちょっとやそっとじゃ太刀打ちできないすげー貫禄を見た!
 
 
【安寿ミラ ヤンさん】
 
もうヤンさんヤンさんヤンさんっっ~~~~~!!
 
今回、すごく楽しみにしてたんだ!!
今でも退団公演の「哀しみのコルドバ」は随所随所目に焼き付いてるし、セリフを言う声も覚えてる(NHKの舞台中継のビデオ、あるからね)
現役時代と変わらぬカッコよさ。
 
と言いつつも、やはり女性に性転換(笑)してるので、女性らしい美しさになってます。年を経たけれど、相変わらず細くてダンスもきれいだった。
大浦みずきさんの退団公演で、なつめさんと踊ったサテンドールを少しやってくれて、泣きそうになっちゃったよ(T_T)
3部のタンゴのシーンの赤いドレスもきれいでした。
「妖艶」とまではいかないけれど、貫禄のタンゴダンサーって気がする。
椅子に座ってバッと足を組んだ時の貫禄ったらすごい!!怖い位。
 
びっくりしたのが歌!
現役時代よりも声量が増えて、かなり上手くなったような気がします。
現役時代は「ヤンさんはダンスの人」認識で、歌はそんなに上手いと思わなかったんだけど、今回圧倒された!!ゾクゾクしたもの。
 
 
 
そして!!
思わぬ伏兵に、もうずっと泣きっぱなしだったのだ↓
 
 
【麻路さき まりこさん】
 
ゲストピアニスト、ということで、2部と3部(こっちは出番は少ない)に出たんだけれど。
本当に本当に変わらない。
他の男役さんは、やっぱり「女性」になってるんだよね。
(湖月わたるくんも当時のままだったけど、わたるは私の思い入れがないので、今回もあまり見ていない)
まりこさんは髪型も、仕草(手の差し伸べ方とか、目線とか)顔立ちも、本当に当時のまま。おまけにあの独特な(当時宝塚○年の歴史で最も歌がアレなトップって言われたっけ)歌声も当時のまま。
今すぐ日比谷の宝塚劇場の舞台に上っても、おかしくない位。
 
退団からもう15年位はたっただろうか?
それだけの時を飛び越えて、あの当時のまま戻ってきてくれた。
もうね、見てて自然に涙が出た。
鼻が詰まるほどひどく泣けたわけではないんだけど、涙が出っ放し?自分でもすごくびっくり。
もちろんまりこさんが大好きだったのもあるんだけど、こんなに泣きっぱなしなほど好きだったのかな、私…と。
 
うん、好きだった。大本命ではなかったけど、まりこさんが大好きだった。
新選組の土方さんは、今でもまりこさんが基準だもん私。
こんなに変わらずにいてくれるなんて…
 
 
【姿月あさと ずんこさん】
 
ゲストなので、3部に数曲歌っただけなんだけど、
キタぁぁぁ~~~~~「夜霧のモンマルトル」だぁぁぁ
 
まさかまさか、再びずんこの「夜霧のモンマルトル」を聞ける日がくるなんて思わなかった(T_T)うわ~~~ん!!
 
ここでも泣きました。いや、これは泣くでしょ。
相変わらず強烈な歌声で、聞いてる人の体中にぐいぐい入り込んでくる。
ずんこさんは、さほど大ファンだったわけではないけれど、あの歌唱力はすごすぎる。
そしてやっぱり「ずんこ=夜霧のモンマルトル」だーね!!
 
 
【安蘭けい とうこちゃん】
 
好き度でいえば、ずんこさんよりも断然とうこちゃんファン!!
ずんこもとうこちゃんも、スペシャルゲストなので出番そのものはさほど多くない。
相変わらず歌がうまくて、以前から思ってたけど、ウタコさんとよく似てる。今回二人並ぶので「似てる」ってよくわかった。
 
でもね、同じスペシャルゲストのずんこの「夜霧のモンマルトル」がすべてを持って行ったので、結構楽しみだったとうこちゃんを覚えてないのが、ちょっと不覚(;一_)
 
 
 
 
 
とにかく今回の出演者でいえば、ヤンさんのトップ時あたりから、猛烈に宝塚一色だった私。
 
だからヤンさんやまりこさんを見ると、当時の事まで鮮明に思い出しちゃうんだ。
 
ものすご~~~くうんざりするほど苦労した、チケット取り!
改築前の旧東宝劇場の3階B席1100円で、オペラグラスを覗きっぱなしの観劇。
当時はトップ以下、下級生や脇役に至るまで「見たい」って人が多すぎて、オペラを外す時間がなかったもの。
夢のようだけど、ものすごく充実してた3時間。
 
とくにまりこさんが当時とまったく変わらない姿を見せてくれると、気持ちが一気に過去に飛ぶような感覚?
でも、過去はもう戻らないんだよぅ(T_T)
 
この公演、大本命だった絵麻緒ゆう ぶんちゃんも出る回もあったんだけど。むしろその公演でなくて幸いかも。
まりこさんであそこまで泣けたのなら、ぶんちゃんを見たらもう本当に涙腺決壊で、大泣きしてたかもしんない。
 
 
 
そして。
 
キャスト以外の雑感なんだけど。
過去の宝塚の主題歌をいくつか歌ってくれたわけですが。
いや~なんつか、やっぱ宝塚ソング(の、歌詞)って、やっぱダサ…(;一_)いや、個性的で。
今回初めて聞いたセシャルマンなんて、
♪セシャルマン それは私 ←これを何度も繰り返されたので、心の中で「もうわかったっつーの!!」とツッコミ入れつつ苦笑い。
実は名曲とされるシナーマンも、私的笑いのツボで。
クライマックスの「ママ~~」がどうにもこうにも…(^_^;)
今回も歌われましたが、心の中で「ププ…」どころか、吹きそうになった私…
 
まりこさんでとめどなく流れる涙をぬぐいつつ、
往年の名曲の歌詞でツッコミ笑い、という、おかしな体験もできちゃいました(笑)