こんにちは。
メディカルケア サロンりでいむです。
2年前に映画化された
「長いお別れ」をDVDで見ました。
痴ほう症のお祖父さんにまつわる物語です。
痴ほう症のことを英語で
long goodbye=長いお別れ とも
いうのだそうです。
長い時間をかけて少しづつ少しづつ
今までの記憶に別れを告げていく。
それを表現したようです。
日本語って素敵だなって思っていたけれど
痴ほう症と言う重い言葉が
長いお別れと言う
心滲みる言葉になる。
英語もまた
素敵な表現だなって思いました。
この映画の中で
お祖父さんの奥さんが
「お父さんね、
帰りたいって言って
時々出掛けていってしまうの。
ここがお父さんの家よって言うんだけど、
それでも家に帰りたいって言って」
と話す場面があります。
実家に帰りたいんだ、と娘たちと一緒に
昔住んでいた家を訪ねます。
その中で孫との会話で
「この頃ね、いろんな事が遠いんだよ」
「あんたたちのこともさ…」
そう話し、遠い目をしますが
間もなく「帰る。帰らないと。」と
言い出します。
帰りたい…
それは家ではなく、
一番楽しかった一家団欒していたあの頃に
帰りたがっている事がある、と。
また、痴呆になった人でも
自分が痴呆になっていくのではないかと
怖がっていたりする、とも
老人専門医師が話していたことが
思い出されました。
年老いていくことは
避けられない運命だけれど
最後まで自分らしく生きていくことは
とても難儀なのかしらねぇ…
帰りたい所はあったのかしら…















