だいたいエリミネーター125のレストアも終わりが見えてきました。

最初はこんな感じで、見た目はソコソコでまとまってます。でも流石ヤフオクのノークレームノーリターンの現状ジャンク車。
バラしながら観察していくと粗が次々出てきます。
まあジャンクなのは承知の上。そんなものだろうと覚悟のうえで購入してるので、文句も言いません(笑)
YouTubeのネタにもなるし、ヤフオクのジャンクがどんなもので、徹底的にレストアしたらどうなるか、かかる費用や手間、完成した状態とか面白いシリーズになるだろうなと思ったしね。
ミニユンボの全面塗装や修理の動画は人気があり、結構自身もありました(笑)
お安く買ってきたとはいえ、あんまり予算をかけたら動画的にも面白くないし、見てる人の参考にもならないと思う。
なので安全性や必要な消耗品はしっかり純正部品を使いますが、行けるものはヤフオクの中古品を積極的に使い直していきます。ソコソコの状態の販売車の価格以下で、ピカピカに全面塗装し、機関部やブレーキもオーバーホールし安心して乗れる状態にしたら面白いですよね。
外装部品はこだわってパール塗装。
話題性も考えてレクサスの高級そうな色。何の色?って聞かれた時に見栄が張れるでしょ(笑)
外装は缶スプレーで塗りたくられていたので、一度ラッカーシンナーでキレイにふき取り、小傷やわずかな凹みやひずみも丁寧にパテで拾っていきます。ここは一番目立つ、顔みたいな所だからね。
塗料は2液性のウレタン塗料。
裏庭で塗るので、作業性の良い10対1のもの。
自宅で塗るので、納得のいくまで丁寧に作業できます。
ゴミが心配でしたが、クリアーは少し良いものを使います。
3対1のタイプ。最近のは指触乾燥も早くて十分使えました。やっぱり肉持ち感も良くていい仕上がり。
 
せっかく機関も外装も綺麗になるので、メーターもリフレッシュ(笑)
44000㌔回ってたメーターだけど、これも取り付けねじが仮止めだったり、ケーブルが切れてたりと、どうも交換されてるっぽい。
車体の状態を見てると、そんなに走ってないように見えるので、低走行の物を取り換えられたんじゃないかな。
外装が出来たら組立。
フレームの錆も少なくて大きな転倒の跡もありませんでした。フレームは普通の黒で塗装。
エンジンはオイルの管理も良かったみたいで、内部の汚れも少なく、スラッジも溜まってなかった。
ピストンやシリンダーを見ても凄く綺麗で、運転時間は短そうです。
キャブレターのダイヤフラムが破れていたので、調子悪かったはず。
燃焼室のカーボンはまあまあ。許容範囲です。キャブが調子悪かったはずだしね。
そういえば、マフラーに煤がいっぱい詰まってました。不完全燃焼していたんでしょう。
 


エンジンも塗装。
空冷エンジンにウレタン塗料はどうなのか。これは初の挑戦です。水冷ならそんなに温度は上がらないから十分持つんだけどね。
マダスやXTZで走った後に放射温度計でヘッドやシリンダーを測ってみたけど、その時はそんなに熱くなかった。真夏の上り坂とか走ったらどうなるかわからないけどね。
クラッチも正体不明の車両なので、念のためクラッチディスクは新品に交換。
バラしてみるとクラッチの摩擦材は全然摩耗していないし、プレートは少し擦れた跡がある程度で新品の肌が残ってる。
当たりが付いた程度。ほんとに走ってないみたいだよ。
 


とりあえず全部組み立てて、走る、止まるの確認は取れました。来週登録が出来たら路上に出れるので、それまでに電装関係、充電周りの仕上げをしておきます。
  


肝心のYouTubeの方は予想が目いっぱい外れ、各動画200回程度しか見てもらえない。インプレッション等、露出が少ないから見る人の目に留まらないからだと思うんだけど、YouTubeがどういう方針でおすすめとかに上げるのか判らないので対策のしようもない。
ユンボなんか一般的じゃないと思うんだけど3万回以上伸びたりするのにね。
  


難しいことをすれば伸びる、とかじゃないから難しいですね。
でも夢はあります(笑)