ノートルダムの鐘の感想を書くのを先延ばしにしているうちに

先月千秋楽を迎えてしまいました。。

今更ですが、印象に残ったキャストの感想等を書いていきます。

 

 

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【カジモド】

飯田さん

 愛くるしいです。

 奇跡もとめてで上の方で顔をくしくししながら泣いてるところとか、

 はっぴーそうな笑顔とかいろいろ可愛らしいです。

 

 深くて広くて伸びやかなお声が大好きです。

 声量もあるから、『エスメラルダ』の「エスメラルダ―――」とか、

 『エジプト』への逃避で先頭に立って歌うところとかでも

 埋もれずに飯田さんの声がしっかりわかります。

 

 最後に瀕死のエスメラルダに「あなたは本当に素敵な友達よ、カジモド」って

 言われたときに本当に優しい顔をしていたのが印象的でした。

 「うん、友達だ」って言ってるときどんな表情をしているのか気になります。

 

山下さん

 今回初めてです。

 すっごい正統派な歌い方で、

 個人的に海宝直人さんに似ている印象を受けました。

 ぱりっとしていて響く感じです。

 歌声ばかり集中していて、他をあまり観れていなかったので

 今度はじっくり観たいです。

 

寺元さん

 小動物っぽい感じでかわいい。

 地声で歌われている感じだなと思っています。

 どちらかというと輪郭がしっかりしていて、伸びやか。

 

 その分石の鉛を注ぎ込むときは

 ギャップが最大限発揮されてすごい好きです。

 今までは少し細めで優しい声だったのが、太くて力強い声に変わって

 みんなを率いるリーダーという感じでした。

 

田中さん

 すっごいカジモドでした。

 本当に自然でちょっとした動作にも説得力がある。

 個人的にフロローへの懐き具合が今まで観た中で一番しっくりきました。

 

 フロロー(その日は芝さん)がカジモドに説教をするシーンで、

 「誰が彼らを守った?」と言いながら両手を胸に当てていたのですが、

 田中さんが『エジプトへの逃避』で「大事に守ろう」と歌いながら

 同じポーズをしていたのがぶっ刺さりました。

 フロローの影響を強く受けているのが伝わってきて鳥肌です。

 

 カーテンコールで芝さんとグータッチされていたのが印象的でした。

 お二人の掛け合いが本当によかったです。

 

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【フロロー】

道口さん

 動作がコミカルな印象を受けました。

 キレッキレ(怒っている方)で小物感があり、

 私のイメージするディズニーアニメのヴィランズ!

 

 他に無い解釈ですごく面白かったです。

 個人的に酒場のシーンで2階で こそこそ動いているのが

 お気に入りでずっとそちらを見ていました。

 

 動きは小物っぽいのですが、

 歌になると低音がばりばり効いていて最高にかっこよかったです。

 

芝さん

 CDを聴きながらいつか直接聴きたいと思っていたら

 今回降臨なさいました!!

 CDキャストの方が出ると第一声から興奮してしまいます。

 

 もうもうもうCDを大きく超える迫力でした。

 『地獄の炎』とか、中盤狼狽えていたところから、

 だんだん目がキまっていきゆっくり歩いてくる様子が

 本当に怖くて圧倒されました。

 低音が予想以上に響いていて生で聴けてとっても幸せでした。

 

 歌声以上に演技の自然さに衝撃を受けました。

 エスメラルダに言いくるめられて言葉につまっちゃう感じとか、

 恐る恐る「い…嫌か?」って同棲の提案する感じとか

 台本じゃなくて普通にうぶな人が話しているようでした。

 

 特にぐっと来たのはジェアンが亡くなるシーン。

 抱き寄せ方や表情がすごく優しくて、

 ジェアンを心から愛していたのが伝わってきました。

 だからこそラストシーンがより悲しかった。

 

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【フィーバス】

・光田さん

 茶目っ気のあるわんちゃんという印象を持っています。

 お顔がかわいい。

 

 以前2階席から見たときは真面目そうであまりフィーバスっぽくは無いかなぁと

 思っていましたが、

 今回1階席の前列左側でちょうど『息抜き』でフィーバスが

 女性を誘惑しながら見下ろす視線の先にいたんですよね。

 

 大胆不敵な微笑みにやられました。。。

 かっこよかった。。。

 チャラチャラしてるわけじゃないけど、

 どことなく誘惑してくる感じがありました。

 

 優し気な歌声が好きです。

 

【アンサンブル】

・平良さん

 バリトンボイスですごい存在感がありました。

 安定感。

 CDキャストの方なのですね!!

 

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【その他トラブル】

珍しくトラブルがあったので書いてみます。

 

松明の炎消える

 7月の公演で、『エスメラルダ』の最初の方に

 フィーバスの松明の炎が消えてしまうアクシデントがありました。

 

 「消えた炎に対して「松明は語る彼女のように…」って

 やることになるのでは」とドキドキしていたのですが、

 歌の中でさりげなくお金持ちが持つ松明と無事入れ替えて、

 お金持ちの人はさりげなくはけて炎がついた松明を持って無事再登場しました。

 

 炎が消えているのに気が付かなければ、

 入れ替えがスムーズすぎてアクシデントに気が付かなかったと思います。

 プロの方は歌や演技だけでなく、トラブルへの対応もすごいです。。。

 

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【席について】

初めて2階席最前列を取ってみました。

見え方はこんな感じです。

 

舞台の、真ん中の出っ張っている部分に出てくると

バーが被って見えませんでしたが、

そこに来るシーンは少なかったので問題なく見れました。

 

落ち着いて全体を見渡せました。

 

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また東京に戻ってきたら観に行きたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。