人って、
結局どこかで誰かに認められたい生き物なんだと思う。
速いって言われたい。
すごいって思われたい。
頑張ってるって見てほしい。
それ自体は自然なことだ。
自分だって、
全く無関心でいられる訳じゃない。
でも、
承認を求める気持ちが強くなり過ぎると、
少しずつズレていく。
本来は、
速くなるために走っていたはずなのに、
いつの間にか
「どう見られるか」が中心になる。
今日は頑張った。
今日は追い込んだ。
今日は脚が終わった。
そういう投稿が増えていく。
もちろん本当に頑張っているんだと思う。
でも、
“頑張っている自分を見せること”
そのものが目的になってしまう瞬間がある。
この前、
ある人を見ていて少し考えた。
本人はたぶん、
昔と変わらず“自分らしく”やっているつもりなんだと思う。
でも周りは少し違う温度で見ている。
「また始まったな」
くらいの距離感で。
それでも、
本人だけは変わらず自信満々に発信する。
ある意味ではすごい。
普通の人なら、
途中で空気を読んで静かになる。
でも、
どれだけ周りの温度が変わっても、
自分を演出し続ける。
あの“自己肯定感の強さ”は、
才能なのかもしれない。
自分には真似できない。
だからこそ、
少し離れた場所から見てしまうんだと思う。
明日もまた同じことを繰り返す。