イラストレーターさんが真摯に謝罪している例の本の件について
人間を感動させることができる唯一のものは、音楽や絵のような芸術だけだと聞いたことがあります。音楽や絵のような芸術は、人を感動させ、魂を揺さぶり、涙を流すことでトラウマを癒し、浄化させる作用があります。『職場の困った人を〜』という本が炎上している件で、繊細で感受性の強いイラストレーターさんが真摯に謝罪している記事を読みました。絵による視覚よりも、私は、この本に書かれている『言葉』や『思想』が原因で不快な気持ちになっています。言葉は矢のように人の心や脳裏に突き刺さり、記憶に刻まれ、傷つける破壊力があります。例えば、『真面目ないい人』を困らせるという記述に対して、非常に違和感を感じています。職場で、宗教勧誘してくる人や、イベントで募金を強要してくる人、選挙の時期になると『⚪︎⚪︎党に一票をお願いします!』って、友達や親戚でもないのに、無理矢理強要してくる厚かましい人に苦しまされ悩まされてきました。「断ったら仕事がやりづらくなるんじゃないか?」という心理を利用して、思想の自由やNOという自由を奪う行為の方が、ずっと職場の困った人だと思います。それほど仲良くなかった、辞めた会社の女性の同僚から久しぶりにLINEが来たことがありました。仲良くしましょう、お茶でもどうですか?と言われ、半信半疑、好奇心で行ってみたら、ガチの宗教勧誘でした。一緒にお経を唱えましょうと言われて、怖くてドン引きしました(笑)そう言えば、昔の話ですが、タロット占いができると知った途端に、昨日まで冷たかった、あまり仲良くない同僚が、突然、豹変して驚愕したことがありました。『友達だから恋愛相談にのって!占って〜』って甘えてきて、『えっ?!友達だったんだ、、、』とびっくりしました。貴重な自由時間で、ゆっくり休憩したかったお昼休みに、何度も何度も、良い結果が出るまで複数の同僚から執拗にタロット占いさせられました。私はお昼休みに、食事ができなかった上に、疲労困憊して、午後からの仕事がしんどかったという苦い経験があります。→もちろん会計は別々でした。→後日、鑑定結果が当たっていたと言われました。遊びや冗談のつもりで占ってもらったら、ガチだったって言う結果報告をいただき、正直、自信にもつながりました。何か、得意なことや特殊な能力がある人は、職場では内緒にして隠していなければ、こうやって利用される、搾取されるんだと防衛本能が働き痛感した出来事でした。