最近面白かったドラマと映画は、ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディスの娘のリリーローズデップ主演の、
HBOドラマ「The Idol」と、ウッディ・アレン監督の「Rainy Day in NY」です
ショービジネスの世界の表と裏、都会の夢と現実を描いていました
現実の世界があまりに退屈で夢も希望もない時は、ファンタジーの世界に浸って夢から抜け出したくない時もありますよね。
でも、下を向いて歩いていると、小さな幸せも奇跡も見逃してしまいます
夢から覚めても、幸運のチャンスを逃さないために、できるだけ前を向いて笑顔で歩いて行きたいですね
「THE IDOL」で時々ブリトニー・スピアーズを彷彿とさせる衣装やダンスがありました。
アイドルはトップで君臨しつづけるために、ビジュアルや技術や才能を磨いて常に努力し続けなければなりません。
ちょっと太ったり年齢を重ねれば劣化したと叩かれ、何か失言すれば謝れと叩かれます。
恋愛したり結婚したら、ずっとプライバシーも晒されて侵害されてメンタルも衰弱します。
常にプレッシャーに押しつぶされそうになりながら、カメラの前では笑顔でいなければならない、
とてもストレスフルな職業だと思います。
ティモシー・シャラメは、ウッディ・アレン監督の「Rainy Day in NY」で好きになりました
ポーカーが得意で繊細で影のあるギャツビー役がとても魅力的でした
久々に、「色男」という表現がピッタリの俳優を見つけました
雨に濡れて水も滴るイイ男ジャズやピアノやポーカーや雨のニューヨークが似合い過ぎる、、、
漫画家の竹宮恵子先生の描く中性的で耽美的な美青年の儚さが、ちょっと三浦春馬さんを彷彿とさせます。
「Dune/砂の惑星」は、part 1とpart2両方見ましたが、ティモシー・シャラメ目当てで見たためか
ストーリーが壮大過ぎて、いまいち、ついて行けませんでした。
個人的にSFよりはヒューマンドラマ、ラブコメの方が彼の魅力が光っている気がします。
※ココナラで新たなサービス(漫画やイラスト)を出品する準備をしています。
子供の頃から漫画を描くのが得意だったのですが、ティモシー・シャラメを見て、また漫画が描きたくなって、最近、久々に漫画を描いています。
細かすぎるかもしれませんが、昔から華奢な男性が好きで「のどぼとけフェチ」だったことを想い出しました。
のどぼとけって女性には絶対にないからだと思います。
キレイな男性が脱毛したりメイクして女装しても、「のどぼとけ」だけは隠せないんですよね。
西洋では、のどぼとけのことを、「アダムのリンゴ」と言うらしいです。
ここから先はネタバレ注意です
好きなシーンが3つあります
ギャツビーがセレーナ・ゴメスの部屋で、いきなりピアノを即興で演奏し始めます。
イケメンでスタイリッシュで、賢くてポーカーが強くて、ピアノが弾けて歌がうまくて、
歌詞の内容もちょっとシニカルで、あれは、女心や母性本能をくすぐるなぁーと思いました
彼女のアシュレーが浮気したのを知って、ギャツビーがBarでやけ酒飲んで酔っ払ってどん底な気分の時に、
スーパーモデルみたいにスタイル抜群でキレイな夜の蝶のSEXYなお姉さんに出逢います。
自暴自棄になってお酒に酔って潤んだ美青年のギャツビーの瞳がとってもSEXYです。
細かいですが、お姉さんが「そっちに行っていい」って聞いた時に、
ギャツビーが「Sure」って言ったときの手のひらを上に向けるジェスチャーが好き。
「500 is pretty steep, but it's NY」
steepって、「険しい、急勾配の傾斜」の意味で覚えていましたが、
「値段が不法に高い、むちゃな要求や値段」っていう意味でこちらでは使われています。
ポーカーで勝って臨時収入でお財布が潤っていたギャツビーは、お姉さんが提示した金額の10倍の金額で、
H(エッチ)しなくていいからパーティーで彼女のふりだけしてくれないかと駆け引きします。
彼女に浮気されてフラれて傷ついて寂しさをお酒を飲んでまぎらわせていた時に、あんな絶世の美女に出逢ったのに、
パーティーに一緒につきそってくれるだけで良いと交渉する姿がめちゃくちゃRomanticで粋で素敵です
美女が「Use your imagination/想像してみて」ってWinkするシーンがカッコ良すぎて惚れ惚れしました
Winkって「秘密の共有」って言う意味らしいです
「言わなくてもわかるでしょ」
日本人ってコミュニケーションにおいてWinkする習慣がないですよね。
っていうか、Winkして、かっこよくキマる人がなかなかいないんじゃないですかね(笑)
ギャツビーのお兄さんが結婚相手の笑い方が嫌いで、マリッジブルーになって、やっぱり結婚したくないと真剣に悩みを告白するシーンで、お兄さんがわざとジョークを言って彼女を笑わせてギャツビーもその笑い方を聞いて「ん」って一瞬固まるところが面白いです。パーティーでもまた「ん
」って一瞬ギャツビーが固まるところがあります。
でも、笑い方とか、くしゃみの仕方とか、本人に悪気はないのですが、「ん」って違和感を感じる人って確かにいます。
突然大声で、吠えるようなくしゃみをする人、あれ、本当にびっくりするからやめてほしいです。
ギャツビーはNY出身でNYで生まれ育って、センスが良くて都会慣れしているんですが、
エル・ファニング演じるギャツビーの彼女アシュレーが、セレブに憧れるアリゾナ出身の上昇志向の強い野心の塊です。
タロットカードで言うと「カップの7 正位置」みたいな感じです。都会のキラキラした艶やかな部分に憧れています。
セレブとワンナイトラブしたら、孫の代まで自慢話にできると計算するしたたかさも持ち合わせています。
ウッディ・アレン監督作品は、ニューヨークが舞台の作品が多いです。
ファムファタルのようなスタイル抜群のスーパーモデルやセレブリティや娼婦が必ず出てきませんか
主演の男性がそのファムファタルの色気や妖気に振り回されて、翻弄されて情緒不安定になって悩むパターンが多い気がします
今回は繊細で純粋な若い大学生が、NYのいろんな誘惑に惑わされずに、真剣に一途に愛した彼女が、
お嬢様だと思っていたのに、お酒やドラッグに溺れるパリピ―で、中身空っぽで薄っぺらい浮気者と知ってしまいます。
ギャツビーはアシュレーのことを、「美人でチャーミングで明るくて癒されるしウィットもある」って褒めていましたが、アシュレーはギャツビーのことを母親とうまく行かなくて「エキセントリックでアスペルガーかもしれない」って影で悪口言っていました。。。
アシュレーがセレブと何もなかったと言い訳しても、コートの下が裸って言うだけで信用ゼロです。
彼女の化けの皮が剥がれて、百年の恋も冷めて実にあっけなく振ってしまいます。
もっと賢くて、地に足がついていて、自分だけを愛してくれる女の子に簡単に乗り換えてしまうというオチでした。
ウッディ・アレン監督作品はセリフの量がとても多いので、俳優さんもセリフを覚えるのが大変なんじゃないかと感じました。
会話のキャッチボールもテニスみたいにリズミカルで早くて、NGを出さずにセリフを言うのが大変だと思います。
リリーローズは、まだ若いのに肝のすわった存在感や貫禄が凄い。
ヴァネッサ・パラディスに体型は似ていますが、目と唇がジョニーデップにそっくりです。
「キャプテン・ジャック・スパロウ」に見える瞬間が何度もありました。
リリー・ローズ・デップとティモシー・シャラメは交際していた噂があったらしいです。
美男美女のカップルなので、結婚して子供が産まれたら可愛い子が生まれそうですね。