ルノルマンカードの魚は金運や子孫繁栄の象徴(魚はたくさん卵を産むから)ですうお座魚しっぽ魚からだ魚あたま

魚は物質的な豊かさ、商売取引、利益、投資、資産、財産、食欲旺盛さ、お酒、衝動や強欲さを表します。

 

魚にはアルコールの意味もあって、恋愛の場合は相手を束縛しない自由な関係。

ユリのカードと一緒に出た場合は、泥酔した勢いでワンナイトラブ、「肉欲に溺れる」等の解釈もあります。

 

魚にも、魚類と哺乳類があり、哺乳類の魚は知能が発達しているので、魚と一括りにされるのはシャチも心外では?

ルノルマンカードの魚は哺乳類ではなく魚類では?

 

シャチやイルカやクジラは哺乳類だから卵を産まず直接赤ちゃんを産みます。

お母さんの胎内で赤ちゃんが成長して、人間みたいに赤ちゃんが生まれてきます。

赤ちゃんはお母さんの母乳で育ちます。

 

 

 

 

1977年の映画ですが、2024年に見ても本当に素晴らしい最高の映画でした。

原作者が見当たらず、Wikipediaによるとイタリア人のルチアーノ・ヴィンチェンツォーニが海洋学者の弟の助言を参考に脚本を書き上げました

サメを題材にしたエンタメ系王道のホラー映画のジョーズより、ずっと奥深くて心温まる感動ドラマです。

ちなみに、サメは哺乳類ではなく魚類です。

 

シャチは神様が創造した神聖な生き物です。このシャチは漁師たちがサメに襲われそうになった時にサメを撃退して助けてくれました。

義理があって尊敬の念をもって接するべきなのに、金儲けに目が眩んだ人間が、

シャチの生態を甘くみて恩を仇で返し裏切りました。

その後、死神と化したシャチにジワジワと生命力を奪われ復讐されて行きます。

 

実は復讐のトリガーとなった漁師も酔っ払いが運転する交通事故で妻と子供を亡くしていたという、

魚=アルコール=お金の不運な因果関係があります。

 

映画とは関係なく、「魚」を使った「漁夫の利(2者が争っているのにつけこんで第3者が利益を横取りする」、「釣った魚に餌をやらない(自分のものになるまではご機嫌を取ったり大切にするが、自分のものになると面倒くさそうにする、飽きる)」、「大きな魚を逃した(失ってはじめて価値に気がつく)」等、

魚にまつわる表現がありますが、どれも損得勘定や「強欲さ」に使われています。

 

シャチの学名「Orcinus orca」オルカ・オルキヌスのオルカは「魔物」を意味します。

Orcinus「オルキヌス」はラテン語で「死後に行く世界」なので「死後の世界の悪魔」になります。

 

シャチは最大級のオスは体長9メートルあり、武器を使う人間以外に天敵のいない地球上で最も強い生き物と呼ばれています。

シャチは人間に負けないほどの復讐心があるそうです。

 

レオナルドディカプリオ主演の「レヴェナント」は息子を殺害された父親の復讐劇でしたが、

「オルカ」は妻とお腹の中の赤ん坊を目の前で人間に殺害された父親の復讐劇でした。

 

シャチの子供を想う親心は人間より強いらしいです。

シャチは一夫一婦主義者=monogamist(音節・アクセント:mo・nóg・a・mist)で、オスとメスが一生添い遂げるらしいです。

 

シャチは愛情深くて誠実で尊い生き物です。

イルカと同じくらい、高いコミュニケーション能力があります。

 

シャチの赤ちゃんは4歳までは人間の胎児みたいに2本の手と5本の指があって肌色をしています。

まだ研究中のようですが、シャチの知能はかなり優れていて人間以上と言われています。

 

オスの平均寿命は30歳、最高寿命は約50歳で、メスの平均寿命は50歳、最高寿命は80歳。

世界最高齢のシャチは105歳らしいです。

 

アイルランドの漁師ノーランが借金を返済する目的で、水族館に売るためにカナダの海でオスのシャチを生け捕りにしようとしました。

間違えてメスに麻酔銃を打って、オスの目の前でメスが錯乱状態になり、自殺しようとして船のスクリューに体当たりしました。

 

メスのシャチが船で吊り上げられたら、お腹から、まだ小さなシャチの赤ちゃんが飛び出してきて、

人間にホースの水で海に落とされ亡くなりました。「ごめん、間違えた」じゃ済まないですよ。

相手が人間だった場合は、過失致死罪です。

 

魚は沢山の卵を産むから多産の象徴とされていますが、哺乳類のシャチの赤ちゃんは人間の赤ちゃんみたいに、

メスの胎内から生まれてきていました。

 

家族を殺されて突然幸せを奪われたオスのオルカの目から何度も涙が流れるシーンがあって、

人間の商業目的で犠牲になったシャチが本当に可哀想で何度も号泣してしまいました。

 

シャチは哺乳類なので呼吸をしないと生きていけないので、復讐を終えたオスのシャチが、

ラストに流氷の厚い北極海の海に潜って行く姿は、天国に居る愛するメスと子供のところへ旅立って行くみたいでした。

 

「My Love, We are one/私たちはひとつだった」というテーマソングですが、誰も私たちを引き裂くことはできないと伝えたいみたいです。

オスのシャチが天国に居るメスのシャチに、「今から行くよ、私たちはまたひとつになれるよ」と語っているみたいで、

本当に哀しいですえーん赤ちゃん泣き

【歌詞】

I will bring the sun through darkened clouds
And I will live with you rainbows for your eyes
Rainbows for your eyes

Now, my love, we are one
We are one
We are one, cried my love
Let me lead you where the moonlit waters fall
Shadows softly call
My love, we are one
We are one
We are one, cried my love
Let me lead you where the stillness of the night
Delivered dawn's first light
My love, we are one
We are one
We are one
We are one

 

 

 

動物に自〇という概念があったことが正直驚きでした。でも、シャチなら頭が良いのであり得ると思いました。

人間の脳よりシャチの脳のほうがたくさん皺がありました。

 

 

上矢印こちらはシャチを救出する海外の優しい愛情深い方々とシャチとの心温まる動画なので癒されますよハートブルーハーツブルーハートラブラブ

 

 

上矢印最大の見せ場です。オルカが妻と赤ん坊を殺された漁師に決闘を挑むのですが、

漁師を誘導する決闘の場所が流氷の厚い北極海です。漁師は猟銃や銛(もり)など武器を持っていますので、

決闘で勝っても負けてもオルカは死ぬ覚悟だった命がけの勝負だったことがわかります。

 

オルカは漁師が妻と子供を酔っ払いの運転で事故で亡くしていることを知っていて、

「俺も同じことをおまえにされたんだぞ」と言っていたみたいです。

漁師も妻と赤ん坊を奪われたオルカの悲しみがわかるんだと言っていました。

家族を失った人間とシャチのなんとも悲しい物語でしたショボーンえーん

 

 

漫画家の芦原先生のご冥福を心よりお祈りいたします。