40000字制限で1話完結を諦め

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http://ameblo.jp/riderecordz-djgo/entry-12232437774.html

続きです!

 

さぁ!こっからいきます!

恒例のアルバム全曲解説。

(ブログ長くなってごめんなさい汗)

 

昨日リリースしたこちらですが。

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まず全体的に言えるのは、季節感です。

06.TROPICAL BREEZEに関しては夏のシングルだったんで仕方ないにしても、アルバムのことも考えつつ冬でも南国には行けるので「ハルナツアキフユ気持ちは南国」ってリリックを入れました。ま、俺の頭の中は1年中南国のこと考えてますからねw

そして、その他の曲はまさに秋冬。

とは言ってもワード的にオールシーズン聴ける曲もあるし、言葉だけじゃなく音全体で秋冬モードに仕上げました。

具体的に言うと、歌うキーや声の出し方だったりビートです。

ビートに関して言えば、「グォ~!」ってテンションを上に持っていく様なコードや音を極力使わないよう意識しました。例えば「SUMMER BREEZE」なんかは自分の中で気持ちがどんどん上がってくコード使いや音色だと思っています。あ~ゆ~曲と今回のを比べてみるとよくわかると思います。

あと、気付いた人もいると思いますが。

結構色んな曲に「鈴」の音を入れています。

スレイベルってやつで一般的には「クリスマスの音」って認識だと思います。

この音にリバーブをかけると自然と「寒い季節」ってイメージするので多く使っています。

その音にも使う「リバーブ」と言うエフェクトは音の奥行や広がり、わかりやすく言うと響きですかね。そのリバーブですが、今回はアルバム通していつもよりかなり強めにしています。

これもま~曲調にもよるんですが、季節感の効果を生み出してくれます。

※夏っぽさを出す時もあるんで本当曲によってです

次に声。今回のアルバムは声を思い切り張って高い所で歌うのを抑えました。

比較的平らなテンションの中でどう展開していくか?に重点を置き、いつもなら1オクターブ上をメインにしてた声を1オクターブ下にしたりしてます。

それでも曲によっては1番高い声で歌ってたりしてるんで、そんな曲の時は大きな山が出ないように声量を殺し息を多め吐きながら歌ってます。

そうすることによってフラット感とウェット感が出でるので「しっとり」とした仕上がりになります。

まぁ、全部が全部ではないですが、そういう傾向に寄せてるのでLIVEで盛り上がるような曲は少ないかな、とは思います。

なので、いつもながらの気持ち良さを追求しながらも、いつもとは逆にしてる部分が多いと思いますね。

ただその分、より気持ち良く聴こえなければいけません。

なので、ビートもそうですが声の鳴りなど粗い部分は残さないよう丁寧に作業し丁寧に歌う、そこを徹底しました。

「このアルバムはそ~ゆ~音楽」なんです。

 

ってことで、

全体の話をするとまだまだ書くこといっぱいあるので、そろそろ1曲1曲の解説に移りたいと思います。

 

01.BEEMER BEEMER feat. Cak73,CHO-CO

MV曲でもあるBEEMER BEEMER。(REC日とMV日の服装の差。笑)

タイトルは「BMW」のことで内容もBMW一色ですw

曲にしちゃうほど楽しい車ってこと。これは間違いないです。

そもそもこの曲の始まりは、友人や自分のBMWの映像撮ったりしてるうちに、その映像に合う音楽が頭に浮かび作り始めました。以前話した通り「BMWのCMにハマる音」がテーマだったんでオーケストラ調のイントロで大人っぽく。そして俺のグランクーペのマフラー音からBMWの「あのフレーズ」を少し変化させてインパクトをつけ、ピアノやストリングスを使った大人な雰囲気に仕上げました。

でもそれだけじゃ、ただ大人っぽいだけになるので、そこに超重低音のSUPER LOWでベースラインを組んだりハットを細かく刻んだりして今っぽいHIPHOP感を出しています。

BMWが持つ、悪さ的な部分+ラグジュアリー+走り。これを絶対に表現したかったのでBMWのCMをかき集め、好きなシーンを編集して繋ぎ合わせて最後に自分のビートを乗せて一つの映像を作りました。そんなイメージ確認したので自分の中では完璧だと思っています。

きっと、イントロから聴きながらBMWのカッコイイ海外CMを見るとハマると思いますよ。

今度編集した動画はお見せしたいと思ってます。

そして、feat.にはCHO-COとcak73!

この曲は愛車がBMWってことが絶対条件だったので、この2人なら間違いないと思いました。

CHO-COに関して言えば、BMW歴は俺より先輩なんで言ってることもカッコイイ!

2人とも俺には無いスタイルのラップなんでバランス的にも凄く良い。

サビの「Freude am Fahren」は「駆け抜ける喜び」という意味でBMWのキャッチとして有名ですね。アルバムタイトルでも「Fahren」(駆け抜ける)を使ってる通り好きな言葉です。

この曲はBMWオーナーの人に絶対聴いてもらいたい。

MVでのBMWの暴れっぷり(一部)も見所だと思いますw

★MVエピソードとしては、第一候補日が前日の予報で曇りだか雨だかハッキリしなくて結局延期になり、そのあと3本まとめて短いスパンの撮影だったんでクソ大変でしたw

 

02.GOTTA BE FUNK feat. Elle Teresa

こちらはファンクをベースにした曲で、ファンクの様にファンキーで楽しい人生を送らなきゃダメでしょ?自分の人生は自分が主役なんだから正直に人生楽しもうぜ!ってテーマです。

ファンクはWEST COASTサウンドにも欠かせないジャンルの一つですし昔から大好きなんでビート自体がお気に入り。1ヴァース目はファンキーでキャッチーにしたかったんで全て歌にしました。声もいつより低く歌って余裕なテンションで。

この曲の自分のパートは全て歌にするつもりでしたが、後半のラップがスラスラ書けてしまったのでスパイス的な部分としてラップを落とし込みました。

そして、feat.にElleちゃん。

以前、俺が絶賛していたフィメールラッパーです。

詳しくは9月のブログを→http://ameblo.jp/riderecordz-djgo/day-20161001.html

この子はですね、人を元気にするパワーと声を持っています。

飛び抜けたセンスとブッ飛んだ発想は、今まさに時代にマッチしてフレッシュ。

必ず、これからのHIPHOPを牽引することでしょう。

本人のモチベーションも相当なモノですからマジで頑張ってほしい。

とにかくオシャレでトータルバランスが良くてダンスもできるんで素晴らしいの一言。

まだ足りない部分やスキルはこれから頑張って力をつければ良いし、元々持ってるモノが天才級だからきっとやってくれると思います。

毒も吐きながらもキュートにHIPHOP感をバッチリ出せるラッパーはなかなか居ないですよ。

俺の知る中ではElleちゃんだけですね。

これは俺の勝手なアレというか好みでしょうけど、女の子は女の子にしか出せない良さを出すべき。男じゃできないラップをするのが良い。

まぁ~そんなElleちゃんをあえてファンク曲に起用したことで、キラッと明るくなり、ピカっと新しいサウンドになったのは間違いないです。

この曲のMVも超期待です!!

 

03.アクセル feat. KOWICHI

これは本当に大好きな曲。内容もビートも。

ビート面では優しさと哀愁と渋さをメロディーにして、90年代っぽさを主軸にしながらほんの少しだけ現行型のWESTテイストを入れています。

タイトルからして車の歌みたいですが、これはアクセルを人生に例えた歌なのでマニアックな車用語は一切使わないようにしました。

俺の歌いだし「フロンガラスから見える世界は♫まるでファインダー越しのMY WORLD♫」ってありますが。実はこれ、写真好きの人達がSNSで使う超有名な「#ファインダー越しの私の世界」を変化させたもなんです。

俺の中でフロントガラスとファインダーはガラスを通した世界なんで似たようなもんだと思っています。そこを例えて書いていたら「お!あれだ!w」と、ひらめきこの流れになりました。

ただ、俺はこの#をSNSで使っていません。

有名すぎて同じじゃ嫌だ精神が働いてると思いますw 俺、ひねくれ者なんで(笑)

でも、歌として入れる分にはOK!w そこも、ひねくれています(笑)

これは歌ならではのやり方だし、歌ってる人間にしかできないこと。

そこに知ってる人が「あれっ?」って気付いてくれたら面白いな~!って思いましたw

あと、ご存知の通り俺は昔からカメラが大好き。なので、ファインダーって言葉は色んな曲に入っています。

内容に関しては、自分の弱さに自分の強さで打ち勝つ。

何があってもとにかく1歩前に進む。大変かもしれないけど、言い方変えれば1歩進めば良いだけ。前へ進めばfuture(未来)があると言うこと。

これは自分に言い聞かせる部分でもメッセージでもあります。

要所要所で、弱さ、清々しさ、強さを言葉で表現しています。

そして、feat.にはKOWICHI。

世間のKOWICHIのイメージとは全く違う楽曲だと思いますが、元々KOWICHIはこの手の曲は得意なんで凄く良い仕上がりになりました。っていうか、予想以上の内容と俺の好きな哀愁ラインをブッ込んできたんで流石だな~!って思いましたよ。

内容もその時の本人の気持ちが込められていて、それがそのままのメロディーになったと思います。

リリックをよく聴いたり読んだりしてみてください。

そしてREMIXのK-YOのリリックをよく聴いて読んでみてください。

実は、この2曲の2人のリリックはリンクしてる部分があります。

そんなことを含め、人生に例えたアクセルなのです。

 

04.散歩道 feat. HI-D

1番最初に先行配信された曲で、アルバムの中で唯一のラブソング。

今までのラブソングと比べてもらえればわかると思いますが、熱量が低く妙に落ち着いていますw

そうなんです、以前お話した通り「好き」「愛してる」など、それに匹敵する言葉は使わないで「愛」を表現する曲を作りたかったんです。

この曲はビート先行で、あとからテーマをHI-D君と話し合いながら決めました。

ビートはシンプルで落ち着いていて「秋冬」って感じなので、それに合わせて落ち着きながらも温かい曲にしたいと思いました。

詩の内容は恋の始まりだとか新鮮な感じではなく、もうお互いの全てを知っているぐらい長い時間過ごした「愛」なのです。

長く居ると新鮮味のある言葉なんて照れくさくて言えなかったりだけど、一緒に居れる日常が幸せで大切。

「繋いだ手 目を閉じていても」誰の手なのか?全然わかっちゃうぐらいで、言葉にしなくても全て伝わってくる。

そんなレベルのラブソングであります。

これは俺には珍しく車じゃなくて、2人でイヤホン半分づつにして散歩しながら聴いてほしい曲ですね。(まんまですがww)

あとから気付いたんですが、この曲で「SLOW LUV」の自分のパートを歌ってみたら…

「あら、不思議」ww 普通にハマっちゃいました。笑

そしてHI-D君の歌詞。凄く優しくて心温まりますね~!

HI-D君の歌やワードは間違いないし、いつも「おぉ!やべ~!」って思わせてくれます。

んで、毎回そうなんですがHI-D君とセッションすると必ず俺の新たな引き出しが「ガシャンガシャン」引き出されるんですww

俺は勝手に相性が凄く良いと考えています。

また来年もお願いします!

 

05.GOODLAC feat. KZB a.k.a Kayzabro

このパイセンは絶対に外せない!やってること全て尊敬するKayzabro君。いや、KZB!

そして今回は共通するキャデラックネタ。

GOODなCADILLAC「GOOD LAC」

「GOOD LUCK」とも聞こえる「GOODLAC」をかけたりしています。

ビートは軽くトロピカルハウスっぽさを取り入れた軽快なサウンドで割とさっぱり目で仕上げました。

俺の内容は、聴いたまんまでキャデラックのことですが。

師匠ミノルさんや、Kayzabro君が乗っていたキャデラックを見てきて、俺もいつか乗るぞ!と思っていたことや、ミノルさんの弟子としていつも助手席に乗っていた時のことを書きました。

んで、feat.の「KZB」!

まぁ、KZBと言っても見たらバレバレなんですが。笑

普段のKayzabro君とは違うオートチューンでラップするラッパーがKZBなのです。

これがかなりハマってて俺は好きです!

次のアルバムでもKZBは登場するはず!!

 

06.TROPICAL BREEZE

何故かGAYAとの写真ww

これはこの曲をRECしに行った時の写真で、なんか俺の中で思い出の写真なんです。

7月だったかな、セミが鳴きカナブンが飛んでて捕まえようとしてました、俺。笑

この曲はジャンルで言うと「トロピカルハウス」になります。

なので、シングル配信した時は「エレクトロ」のジャンルカテゴリーでした。

なんか、ハウスとかエレクトロとか聞くと連想するのはEDMっぽい4つ打ち系だと思いますが、それが全てではないんですよね。

ジャンルで言えばHIPHOPなのにEDMやハウスみたいな曲だってあるし、それと同じように逆パターンもあるんです。ま、EDMは全然苦手ですけどね(笑)

トロピカルハウスもEDMみたいに速いテンポの曲もあれば、ミドルテンポの曲もあるんです。

そもそもトロピカルハウスとの出会いは、海外なんです。

たしか2014年にカンクンに行った時に、それらしき曲を耳にして「何?この凄く気持ち良い曲は!?」ってなり、なんてジャンルかも知らずそこから忘れられなくなってハマっていきました。最初聴いた時は、レゲエっぽくもありWESTっぽくもあり、昔好きだった「ACE of BASE」みたいだな~!って思ってました。

とにかくトロピカルって言うだけにリゾートにクソハマるんです。本当最強です。

使ってる音色はわかりやすく言うと、木琴系やオカリナ系みたいな音。

さらにシンセなんかは昔のピーヒャラ系G-FUNKみたいで演奏方法も凄く似ています。

パーカッションや生音も沢山使われていて超最高です。

そもそも小学生の時に喜多郎や坂本龍一の曲に衝撃を受けてシンセサウンドが好きになり、

その流れでHIPHOPの中でもシンセ使いのWEST COAST G-FUNKにドップリとハマりましたから、トロピカルハウスが好きになるのは当然なんですよねw

しかも、俺はトラックメーカーなんで歌がない曲も大好き。

気持ち良いHIPHOPのインスト聴いてる感覚なんです。

もちろん歌が入ってる曲もありますし好きになれないトロピカルハウスも沢山あります。

特に俺はBPMが90~120あたりまでのが好きで聴いてますね。

陽気な曲、深い曲、寂しげな曲、哀愁漂う曲、色んなタイプがあってHIPHOPやR&Bと同じ。

ただ、HIPHOPやR&Bと違うとこはサビの場所。

歌入りトロピカルハウスはトラックで言うサビの前に歌サビがあって、大サビは音で奏でます。なので、この曲はサビに歌がないんです。(一部入れてますが)

歌詞を見てもらえればわかると思いますが、一般的に言うサビの前にサビがあります。

そこら辺は歌入りの4つ打ち系と似てますね。

まぁ、もうすでに去年あたりからUS HIPHOPはトロピカルをガンガン取り入れてましたから日本ではこれからだと思います。

そんなトロピカルハウスを取り入れたこの曲は「陽気系トロピカル」で、歌メロはレゲエ調にして夏っぽくしました。

実際の南国での楽しみ方や外で思いっきり楽しんでる様子、リゾート大好きな俺の1年中考えてることなどを歌にしていますw

 

07.#OKILIFE feat. MO,K-YO,GAYA-K

トロピカルに続いて沖縄曲。

この曲を作るきっかけは、もちろんfeat.をお願いしたMO君ですね。

去年から沖縄に何度も呼んでくれて、今じゃすげ~仲良くなり仲間と言える存在。

沖縄に行くたびに沖縄の素晴らしさを知り、この曲が生まれました。

ビートは大人な沖縄の気持ち良さみたいなテンションで、緩やかな表情。

それぞれ沖縄に対しての思いや表現が違うとこも聴きどころで、あの素晴らしいパラダイスのことを考えながらサビを歌うとあんな風になっちゃいますよ(笑)

あぁ~最高っすww パ~ラダ~イス♫みたいな。

かなりユルめのファルセットで歌い上げました。

MO君は大人っぽくて甘いお洒落な声なんでビートに凄く合ってる。

参加してるラッパーは皆全然違う声質だから飽きずにサラッと聴けちゃうと思います。

このサラっとした展開とサラッとした終わり方がまた良いのかも。

しかし、沖縄って本当ヤバいとこです。海も綺麗で飯も旨い。

また早くMO君と沖縄で遊びなたいな~!ww

そんなことを考えてしまう曲なんで#OKILIFEとしては大成功!

来年も、また一緒に曲やる予定なんで楽しみです!

あ、K-YOのリリック結構ウケるっすねw

 

 

08.LIVIN' IN MY HOOD

と、いきたかったのですが。

また4000字制限にかかりました。(はぁ~)

今回文章が長すぎるんですね。汗

 

↓パート②に続く↓