おぃす
おはようございます
ってもう夕方やん。。。
ようやく新しいDELLノートへのデータ移動が完了。
ついでに2つのHDにバックアップもとったんで、
移行にハンパなく時間かかったわ
ってことで…
俺のニューアルバム
「THE BLUE LINE」
すでに予約してくれてる方もいるみたいで、
本当ありがとうございます。
さて、
今日はアルバムについて解説したいと思います。
前回が「LONG TIME BLUE」で…LTB
今回が「THE BLUE LINE」で…TBL
TBLって何回も言ってると…いつの間に…LTB
みたいな(笑)
別に狙ったわけでも似せようと思ったのでもなく、
たまたまこうなりました。
では、
もう一度トラックリストをご覧ください↓
01. INTRO~730RIDAZ~
02. BLUE LINE / ft. GAYA-K, K-YO
03. DOWN WITH THE HATERZ / ft. AK-69, LAST PASS
04. RIDE RECORDZ 4 LIFE / ft. RIDE RECO SOLDIER
05. 750JEWELZ / ft. HORI
06. MISS U / ft. HI-D
07. 土砂降りのRUN THIS TOWN / ft. AK-69, GAYA-K
08. NAVY BLUE LAID BACK / ft. K-YO
09. PARTY WITH THE HOOD SOUND / ft. KAYZABRO, BIG RON, RICHEE, HOKT, TWO-J, MAI
10. JUST KEEPIN', MOVIN' / ft. KAYZABRO, TEE TEE
11. IF... / ft. TEE TEE
どうでしょう?
完全に男臭いでしょ?(笑)
今回収録されている新曲はあえて女性を起用しないで
男と言う生き方、考え方を全面的に押し出してます。
つまり、俺が思う「男」っつ~のはこういうこと!的な。
男の強さ、男の弱さ、男の楽しみ、男の悩み、などなど
男ならではの世界観だと思います。
まさに「男道」なアルバム。
俺の中にある気持ちを正直に吐き出したリアルな内容で
今の俺、そのものだと考えていただければ良いと思います。
んな感じなので、
LTBとはまた違った雰囲気ですね。
LTBが遊び心のある変化球なら、TBLは真剣なド直球。
LTBが昼なら、TBLは夜がピッタリな表現でしょう。
季節感も、かなり「秋冬」です。
そして全体的にメッセージ性が強く、
俺の内面的な部分が見えると思います。
サウンドはWEST COAST BEATが多くて
進化と原点の音を聴いてもらえると思います。
ではでは、
曲の解説いきましょう。
※追加
詳しい内容や曲の意図を知りたくない方は、
ひとまず読まないでください(笑)
01. INTRO~730RIDAZ~
このイントロは今まで作ったことないようなDOPEなビートです。
コーラスが先に浮かんだので、そのキーに合わせてビートを作りました。
暗いんだか?明るいんだか?気持ち良いんだか?切ないんだか?
わけわからないブッ飛び黒系ゴリゴリサウスビートです。
コーラスはオートチューン無しでやってます。
02. BLUE LINE / ft. GAYA-K, K-YO
この曲はPVカットになったリードソング。
今までのリードはノリが良いパーティーチューン主体でしたが、
今回は哀愁メロウで男って感じです。
メロウな曲にはメロウな詩っていうのが多いですが、
これはメロウなのに言ってることはかなり力強いです。
「俺にも色々あるけど、自分のスタイルで音楽と車と仲間で必死に保って生きてる」
という気持ちを込めてます。
アルバム同タイトルは、10代の頃から続いてる俺スタイルそのもので、
俺にとってのブルーって色は凄く大切で凄く重く色んな思いが詰まってる色。
ブルースタイルっていうひとつの筋を通してきてる、という意味です。
PVで俺達の青車が登場するなど全てにおいてリアルを追求した曲になってます。
それにしてもPV撮影は過酷だった(笑)
03. DOWN WITH THE HATERZ / ft. AK-69, LAST PASS
この曲は去年に配信限定でリリースされてるので知ってる方もいると思いますが。
何より、この組み合わせが実にレアですね。
SSGとAKの初コラボです♪
CDクオリティーのフルが聴けるのも初ですね。
04. RIDE RECORDZ 4 LIFE / ft. RIDE RECO SOLDIER
こちらは、俺がプロデュースしたLOW-D「E/g RIDERZ」のremix曲。
ビートをそのまま使って内容を変えた曲です。
ライレコ全員で歌ったライレコのテーマソングみたいな感じです。
自分的にこの曲でのラップが本来の自分のスタンダードボイスかな~と思ってます。
そして、PVもあります。
05. 750JEWELZ / ft. HORI
やはり、俺の中で絶対外せない男の一人「HORI」
まさに、この曲に相応しいラッパー。
このタイトルの意味は…750=K18
金の純度を表す数字なのです。
999もしくは999.9が純金(K24)、750が18金(K18)
昔から好きだったK18はジャパニーズスタイルで、
初めてした喜平は18歳の時でした。
そして、今してるネックレス、ヘッド、ブレス、指輪などは全て18金製なので、
18金のジュエリー曲を作ろうと思いました。
もちろんHORIのバカデカいヘッドは18金なのでこの曲featを依頼。
しかもゴリゴリのサウスビートなのでHORIしかいませんよね。
リリックはアホみたいなこと言ってるんで歌詞見ながら聴いてほしいです。
上野/御徒町のジュエリーマニアなら、なおさら笑えると思う。
HORIのリリックも凄すぎて笑える。
でも、抜群にカッコイイ曲に仕上がってるとこがHIP HOPなんですね。
イントロからこだわってます。
1グラム\1000切ってたあの時代はなんだったのか。。。
今じゃ相場上昇止らない。。。
06. MISS U / ft. HI-D
最近、よく一緒にやらせていただいてるHI-D君とのコラボ曲。
これは、かなり大人なリアルソング。
とらえ方は人それぞれですが…
悲しい、切ない、淋しい、と言う一般的にポジティブではないことを、
音楽的に綺麗な切なさで包んで表現した曲。
ビートに明暗のメロディーがあるのでディープな切なさと気持ち良い切なさがクロスしています。
詩の感情とビートの展開がすごくマッチしてて。
そして、意外とキャッチーです。
HI-D君の歌声と言葉選びがヤバいっす!
07. 土砂降りのRUN THIS TOWN / ft. AK-69, GAYA-K
この曲は、始めから明確なテーマがありました。
そのテーマは…
「困難に立たされてる過去の自分に、今の自分から言葉をかける」
曲調的には、NO TEARS+LOW AND SLOWって感じで。
哀愁感に熱い気持ちが込められた、ちょっぴり冷たくすごく熱いメロウチューンです。
サビは俺とAKで歌ってます。(これずっとやりたかったんだわ)
1発目のGAYAラップ、そしてAK-69流石の歌&ラップ!
これは男の曲です!イイ曲です!!
08. NAVY BLUE LAID BACK / ft. K-YO
※あえて4年前の写真(笑)
この曲は、2002年~2004年頃のことを歌ってます。
まだK-YOと出会ってない時、お互い横浜で遊んでいた頃。
渋谷で初めて出会ってからのこと。
浮遊感漂うブリブリベースの懐かしいレイドバックチューンで、
上手く昔の空間を表現できた音になったかと思います。
K-YOもこの曲でスタイル変えてきたね♪
1人でずっと聴いてると音に持ってかれますよ(笑)
09. PARTY WITH THE HOOD SOUND / ft. KAYZABRO, BIG RON, RICHEE, HOKT, TWO-J, MAI
こちらは皆さんご存知、去年のBEST OF...リードソング!
HOOD SOUNDのテーマ曲♪
CD用マスタリング音源をフルで聴けるのは初です。
今までで一番良い音質なのでじっくり聴いてもらいたいです。
10. JUST KEEPIN', MOVIN' / ft. KAYZABRO, TEE TEE
この曲もイイ曲ですね。
それぞれ立場があって時には疲れちゃう時もある。
でも、音楽が楽しくて好きで続けてきてるんだから、
俺たちは、この先もずっと突っ走るぜ!!って曲。
曲調はすごく優しい感じで疾走感があります。
INTRO同様オートチューンは使ってません。
Kayzabro君のラップも、久しぶりに聴いた感じで、
優しさと力強さがあってかなり好きです。
そしてダブさんのリリックも凄く心に沁みるな。
この曲の制作にあたってエピソードがあるんです。
3人ともRECを終えて別の日にミックス確認しにスタジオに行きました。
そして、俺とダブさんでスタジオに向かってる途中。
たまたま路肩にKayzabro君のナビゲーターが止ってたので、
ナビの前に車止めて挨拶しに行くと…
俺達に全然気付いていませんでした。
車内を覗くと…ペンを片手に録り終えたこの曲を1人で歌いこんでいました。
窓をコンコンと叩きやっと気付きました。
すると、歌いこんだからもっと良いラップ録るよ!
とニコニコしながら言っていた。
俺は、すでに良いラップを録り終えてるにもかかわらず、
さらに良いラップを!と、録りなおしてくれることも嬉しかったけど。
Kayzabro君ほどの人が、もっと良いラップを録るため影で1人で練習してる姿を見て衝撃を受けました。
全然イケてるのに、現状に満足せず。
みんなが知らないところで常に努力してるんだな~と。
感謝と尊敬と感動を一気に食らいました。
気付けばこの曲は、この曲を3人で作ってる姿が浮かぶ繋がりのある内容です。
11. IF... / ft. TEE TEE
さて、コレが最後の曲になりますが。
作りがかなり複雑で総トラック数160以上(笑)
なので一番時間かかりました(汗)
この曲は俺の中で影のリード曲って思ってます。
このアルバムの中で唯一のラブソングと言えるでしょう。
もしも君が…って内容でリアルな気持ちを膨らませてのストーリー。
音もキャッチーでサウス寄りビートです。
この曲をどうとらえるか?は聴き手次第で全て正解です!
基本明るくて楽しい歌ですが、
2回目サビからのハモの1ラインだけ、ほんのり切なさを出してます。
よ~く聴いてみてください!
そして何故?切ないハモラインが入ってるのか?
まぁ、これはちょっと深すぎるか(笑)
そして、この曲と前曲を聴いてもらえればわかると思いますが、
TEE TEEが本当に頑張ってスキルアップしました。
後半はスタジオ中心生活の毎日で5日間も風呂に入れなかったTEE TEE。
食事と仮眠以外は常に集中してたってことですな。
ダメだしも何度も食らって完成させたラップにMVPをあげたいですね。
もちろん、まだまだな部分もありますが伸び幅が驚くほど大きかった。
今回のRECで確実に力を付けたので、継続してもっと良くなるよう頑張ってほしいです。
全体的にサビもヴァースも歌いやすい部分が多いので、
ライブの時は是非一緒に歌ってください!
~まとめ~
今回の制作は、実質3週間という非常にタイトなスケジュールでした。
この期間中にRECしながら新たなビート制作も平行してたので
締め切りまで間に合うのか?この期間で良い音が作れるのか?
正直、かなり不安でした。
8月入ってからの猛チャージでは日にち&昼夜の感覚が完全に麻痺。
しかしながら、いつものパターンで後半にかけてミラクル連発で
それぞれの素材自体は良い音ができました。
あとは、最終的にどれだけ良い音に仕上げるか?で、最終日を終えた時。
実は、終えた充実感はあったものの全て納得できる音とは思えませんでした。
この時点で俺は冗談半分本気半分で発売を延期してほしいって言ってました(笑)
なぜ、こうなったかと言えば…後半の追い込みが過酷過ぎたのと、
締め切りと言う時間に追われ正しい音を聴く耳を失っていました。
あとあと聴いてくと修正しなきゃいけない部分にどんどん気付き始め、
このまま発売されることが心残りでずっと考えてました。
そして、そのまま南紀白浜へイベント。
行きの車で聴きながら頭の中は修正点のことばかり。。。
しかし、すでに締め切りは過ぎている。。。
ぶっちゃけ、このままの音でも俺が納得いかない部分なんて誰も気付かないでしょう。
聴いてる方々は「そういう音」なんだ、と認識しますからね。
でも、たとえ周りの人が良いと言っても、作ってる本人にしかわからないことは沢山あって、
自分が作る音は自分が納得しなければ自分の音ではなくなるんです。
それが、それぞれの作曲者の音楽になると思うのです。
で、HSダイちゃんにお願いしまくって、最後の最後で修正日を1日もらいました。
この時、超テンションあがったな~(嬉)
南紀白浜から帰った夜、HI-D君の新曲REC終わってから修正開始!
本来の締切日からメモしてあった修正点を全て修正して次の日の夕方完成!
やっとアルバム制作を終えた本来の充実感が沸いてきました。
う~~ん、納得!!
たしかに、コレで完璧なのか?と言われればそうではない。
制作期間中に沢山のことを学ぶし、
納得した音ができた時点でネクストレベルに立ってるから、
その目線で見ると完璧ではなくなる。
納得→ネクストレベル→制作意欲→レベルアップ
そんな永遠の繰り返しです。
でも、これだけは言えます!
この制作期間の中では最善を尽くせたアルバムです!!
よし!次に繋げる課題もあるし完璧を目指し未来へ進もう
最後に…
素晴らしい環境で音楽制作をさせていただいてる
HOOD SOUND&VillageAgainと。
過酷な日程の中、寝ないで一緒に作り上げてくれた
TAKE-C君、HSダイちゃん、HS石本君、イワオ、ライレコのみんなに感謝!
本当にお疲れ様でした!ありがとうございます!
イワオ~♪(エンジニア)
そして!
忙しい中、協力してくれた
Kayzabro君、AK-69、HI-D君、HORIに感謝!!
P.W.T.H.Sに参加してくれたフッサンファミリー!
D.W.T.H.に参加してくれたLast Pass!
本当にありがとうございました!
そしてそして!
ここまで頑張れるパワーをいつもくれる!
応援してくれる皆様に心より感謝!
みんなの声が届いてるから音楽を生み出せる!
超ありがとうございます!
9/21
待っててくださいな~~~~
長々とありがとうございました。
ライレコハ~♪