ひと晩でピュアなハートに蘇らせる ソウルリセッター瑠璃です♪

 

 3月の半ばから、ふっと漂う香りに気が付いていました。

男性特有の というと語弊がありますが、老いても女性の香りではない そんな香り・・・

 

 自分の加齢臭かと何度も考えましたが、そうではない(笑)

やっぱり どなたかご供養を希望されているようだな と重い腰をあげて、お話を伺いました。

 

というより、引き寄せられて というほうが正しいと思います。
まだ 完成していなかった、9番目 ニニギノミコトのご供養をさせていただきました。

 

 ある方のブログに導かれ、そこで目にした ニニギノミコトの記事を読み、涙が滲みました。

 

可哀そう・・・

 

そんな言葉がこぼれました。

誰が可哀そうなの? と問うてみて、返ってきたのは ニニギ、イワナガさま そしてコノハナサクヤも という言葉。

 

何が可哀そうなの? と重ねて問うてみると、誰も真実を知らない

それはそれで良いけれど、やはりこころが痛む

 

そう 返ってきました。

 

ここでやっと もしかしてご供養してほしかったのはニニギなのね と気が付きました。

 

 

ニニギは無口な人でした。

 

時にそれは誤解を生み、コノハナサクヤを娶ったのもそれが原因でした。

 

あの日 私はそれは美しい光景を目にした

清らかな流れの一隅で佇むひとりの女性・・・

私は彼女に目を奪われた

彼女と目が合ったその瞬間に、彼女も同じ思いであることがわかったのだ

 

けれどその素晴らしい時を破ったのが、彼女の妹

愛らしい少女だったが、思いのままに生きることを当たり前と教えられているかのようだった

 

私を気に入った様子で、あれこれと話しかけていたが私の耳には入らない

それが気に入らず、姉を従えるようにして帰っていった

 

数日ののち、目通りを申し出たものがいる

それが イワナガを従えたコノハナサクヤだった

 

私はイワナガに会える喜びで、何度かコノハナサクヤを通した

そして ある日、父親の大山祇命がふたりを妻に と差し出した

 

私はイワナガに会えればそれで良かった

けれど これからはそうはいかない

 

勝ち気でわがままなコノハナサクヤではなく、イワナガとともに生きたかった

 

その時 私は天照大神に命じられたことを思い出したのだよ

私自身の幸せではなく、今は天照大神に命じられたことが最優先だとね

 

イワナガが生まれ育ったこの地に すっと居るわけにはいかない

どれほどの苦難が待っているやもしれない旅に同行させることも無理だとわかった

 

何より コノハナサクヤが治まらないだろうことはすぐにわかった

 

だから コノハナサクヤをこの地での妻として迎えたのだ

イワナガには何も言わず、誤解を招いたとしてもしばらくのことだ と思ったからね

 

これほど 後世にまで面白おかしく伝えられるとは、思ってもいなかった

イワナガが醜い?

そんなことがあるものか!
 

彼女はとても美しい人だった

本当に美しい人だった

私は イワナガ以上に素晴らしい人は出会ったことがない

 

ニニギはそう 言い切りました。

 

添えなかったことが心残りなのですか?

 

いや そういうことではない

私は自分の立場をわきまえていた

 

では 何が心残りなのですか?

 

そうだな・・・

おまえが現れたことで、すでにイワナガとこころは通じた

世間の誤解を招いたことも詫び、彼女は私を赦してくれた

 

そうだな

何が心残りなのだろう・・・

 

そこで 愛と信頼の木の実を食べてもらいました。

 

しばらくして ニニギをみると空をじっと見つめています。

 

どうされました?

 

わかったよ

何が心残りだったか

 

自分の思いを口にしなかったことだ

初めての恋心に戸惑っていたのかもしれない

コノハナサクヤに押し切られて 言う機会を失ってしまったのかもしれない

 

だが 言うべきだった

天孫降臨の意義はそのままに、私は私の思いを愛する人に告げても良かったのだ

それができなかったこと

それで イワナガを悲しませてしまったこと

 

それが心残りだったのだ・・・

 

そうでしたか

 

ここでイワナガさまにもお越しいただきました。

 

すでに和解できたとは言え、相変わらず ただじっと見つめあっておられます。

ニニギは意を決したように歩を進めると、イワナガさまの手を取りました。

 

涙を流しながら、イワナガさまに伝えました。

 

長い月日が過ぎました

あの日 あなたに言えなかった いや 言わなかった言葉を伝えたい

 

イワナガさまの目に光るものがあります。

 

イワナガ

あなたを愛していた

いや 今も愛している

 

添うことも 話すこともままならなかったが、私はあなたを愛している

 

これは永遠に続くこと

あなたが存在する

それだけで 私は幸せだ

 

イワナガさまは 何度も頷いておられました。

 

やがて 二人の周りが金色に包まれ 見えないエレベーターのようなもので高いところへ還って行かれました。

 

 

いま 私はゆらさんと親しくさせていただいていますが、過去生では私がニニギだったと知っています。

ゆらさんは イワナガさまのお付きのものだった という過去生がありますし、私にもアマテラスさまの侍女だった=瑠璃 という過去生があります。

 

魂が引き継いでいるもの 引き継いでいることが、今世いろいろな形で現れます。

 

私の中のニニギの部分は、どちらかと言えば私を避けているようでもありました。

会いに出かけても相手にされませんでしたしね(笑)

そんなニニギが 私がご供養物語を動画化する というこの時期に供養をしてほしい と思ったのは、今を逃せばもう 自分の思いを伝えることができなくなる と知ったからでしょうね。

 

よかった・・・

 

 

ありがとうございます(^人^)