少し暖かかった先週、SDR君とお出掛けしようとしたら

ガソリンをお漏らし。

お漏らし注意 | rider alloy duck の ブログ

軽く走って終わりにしました。

 

そしてこの週末、懸念だった燃料ホースの交換などを行いました。

 

やるべき事は

・古くなって硬くなっているかもしれない燃料ホースの交換

・オーバーフローの改善

 

の予定でしたが、もう一つ増えました。

・フロートチャンバー ドレンビス の確認

始動時にオーバーフロー。

走り始めると治る。

と言う事は、フロートチャンバー内がガソリンの腐りなどにより

フロートの動きを阻害しているのではないか?と考え

ガソリンの腐りを防止する為に

走り終わったらフロートチャンバー内のガソリンを抜いておこう

と考えたのよ。

方法は二つ。

・燃料コックをオフにして、エンジンが自然に止まるまで掛けておく。

・エンジン停止後フロートチャンバー内のガソリンをドレンビスをゆるめて抜く。

SDR200の場合、燃料コックは負圧式ゆえにOFFは無いのでコックOFF作戦は無理。

と言うか、エンジン停止=コックOFF

で、ドレンビスをゆるめてみようとしたら

ガッツリ舐めていてゆるまない、と言う事でしたのよ。

 

 

さてさて作業の為に、まずはキャブレターを外さないと。

幸い私は

・DT200R時代に同形式のエンジンでのキャブレターメインテナンスをやっている

・夏前にTZM50のキャブレターメンテをやっている。

と言う事で、YAMAHAの2st単気筒なら何とかなる自信あり。

不要な配管等を外し

エアクリーナーとキャブとエンジンをつないているゴム(インシュレーター)の

締め付けバンドのネジを緩め

まず後ろ側に引張って前を外し、斜めにして後ろを外す。

後に引張った時、インシュレーターが上手く潰れるようになっているので楽です。

 

で、後は、フレームから出す・・・

出せない?

ここでやっと燃料タンクを外す。

そしたらなんとか上から出ました。

かなりキツキツですがね。

 

TZM50Rには、冷却水でキャブを温める為の配管が通っていましたが

今回は無かったので完全に取り外せます。

(後で調べたら配管を抜いてバイパスしてあったことがわかりました)

 

で、元肌着のウエスの上に置かれたキャブレター

MIKUNIさんの TM28SS らしいですが

そのような型式の刻印は見当たりませんでした。

φ28かどうかは、確認するのを忘れました。

後で各種資料と照らし合わせたので

ノーマルキャブであることは間違えなさそうです。

 

で、問題のフロートチャンバードレンビス。

あかんですわ。これ。

一応マイナスドライバーが引っかかるので、頑張りましたが

今回は諦めました。

実は、心配していたフロートチャンバー内の汚れは一切無く

今のペース(数か月に一度)で乗って、プレミアムガソリンを入れていれば

神経質になることは無いかな?と思ったから。

 

と言う事は、オーバーフローの原因はフロートの動きの悪さでは無く

フロートバルブの摩耗かな?と推測。

フロートのフロートバルブと当たる所をちょこっと調整。

後は燃料ホースを新品の透明タイプに交換。

で、原状復帰。

 

試走時の心配事は

・燃料ホースが少し長かったので、たるんで燃料の送りに支障が出るかも。

・オーバーフロー防止のちょこっと調整は、失敗すると燃料不足につながる。

・オーバーフローは本当に止まったのか?

ってところ。

 

試走コースはいつものお散歩コース。

途中で白梅と記念写真。

 

走りは快調そのもの。

上記3点の心配はすべてクリア。

オーバーフローは止まり

高回転で回した時も燃料不足は感じませんでした。

(変な息継ぎ一切無し)

 

しかしねぇ、じつは燃料コックに対する疑惑が微妙に晴れていないのです。

今後は様子を見ながら、燃料コックと遊ぶことになりそうです。