現在九州で猛威を振るいつつ
とってもゆっくり進んでいる
台風10号 サンサン
あー、少しは弱まってきたみたいですね。
この台風。
発生当初は、まっすぐ北上し、関東直撃の予想でした。
慌てていつもの windy で
気象庁が発表していない、先の予想を見てみたら
上陸時は1000hPaで、たいしたこと無いなと思いました。
しかし気が付いたら、強い台風みたいな言い方されていて
あれれ? と思ってもう一度確認したら
Windyのデフォルト気象モデルのECMMF(イギリスのシミュレータ)では
相変わらず強くなる感じではありませんでした。
だって、その海域はたいして海水温高くないから
台風はあまり育たないよ。と思ってました。
が
どうやら他のシミュレータでは違う結果だったようです。
気が付けば当初とは全く異なる西進。
やっぱり九州から入りたいのかしら?
と、割と普通の台風の進路に近い形の予報になりました。
が
なんだかすごく のろい
呪いではなく ノロい。
進行速度が遅い。
しかも、いまだに、進路がよくわからん。
ここ数日はWindyでも、他の3種類のシミュレータも見るようにしていますが
けっこうバラつく。
不確定要素が多いのでしょうね。
本当にどこをどう進むのかは、通った後じゃぁないとわからないかも。
これは、台風自身が悪いわけじゃぁないのです。
もお今年は、梅雨入りから梅雨明けからずっと言い続けていますが
太平洋高気圧が意味わからん所に居て
気象の教科書のような働きをせんのですよ。
本来なら
日本の南海上にいる太平洋高気圧が
台風をグリっと誘導して
さっさと北の方へ流していくのですよ。
ところが今、奴は、米国西海岸あたりにいて
全く仕事してない(苦笑)
だから、台風さんもリードしてくれる奴が居なくて
おろおろと日本の周りをうろついているのですよ。
8月に入っての関東近郊の午後の集中豪雨も
その
カリフォルニアに遊びに行っている太平洋高気圧
のせいだとも言われているようです。
なんとか、正規のポジションに戻って
教科書通りの気象になっていただきたいものです。