伊勢角屋麦酒のローソン系列限定

IPL(インディアペールラガー)

 

 

ISEKADO(有限会社二軒茶屋餅角屋本店、三重県伊勢市)は、クリスピーな風味とホップの力強い苦味、フルーティな香りが見事に融和した新たなビールスタイル「IPL(アイピーエル) インディアペールラガー」を全国のローソンおよびナチュラルローソンにて数量限定で発売します。

 

【ビールコンセプト】
IPLは、スッキリとした飲み心地を追求したIndia(インディア) Pale(ペール) Lager(ラガー)です。クリスピーな風味とホップの力強い苦味、そしてフルーティな香りが絶妙に組み合わさり、ドリンカブルなビール体験を提供します。

【味わいの特徴】
ライトゴールドカラーでやや霞がかった外観が特徴です。柑橘、トロピカル、パイニー、スパイシーなど多彩なホップアロマと軽い硫黄のノートが感じられます。口当たりはパリッとクリスピーで、しっかりとした苦味があり、後味はクリーンでドライ。喉奥から鼻へと心地よいホップアロマが抜けていきます。IPAよりも飲みやすさを重視したつくりとなっています。

■ISEKADO(有限会社二軒茶屋餅角屋本店)
創立:1997年 代表者:鈴木 成宗(スズキナリヒロ)
事業内容:伊勢神宮近くに本社・醸造所を構え、「あなたの人生にエールを!」をスローガンに掲げるクラフトビールブランド。創業当時から、無謀だと言われることや誰も挑戦していないことに積極的に取り組んで参りました。その結果、国内外の品評会で数多く受賞し、ビール界のオスカー賞と言われる最も歴史ある英国IBAで2017年・2019年・2021年・2024年と世界初となる4大会連続でゴールドメダルを受賞致しました。様々な種類のビールの製造を展開。豊かなビール文化を協創すべく世界基準で”本物”のビールをお届けしています。

 

 

と、ここまでは、伊勢志摩経済新聞さんのサイトから抜粋です。

コンビニコラボ物って、本家のサイトで案内が無い場合が多いの。

今回も本家での商品紹介は存在しないのですが、しっかりしたバックのニュースリリース記事が有ったので迷わずそれを使わせていただきました。

 

お味はね。記事の通りです。

 

ただ、インディア ペール ラガー って

ビアスタイルとしては珍しいと感じる人も多いのでは?

なので、ここで「IPL」というスタイルについてお話します。

 

普通は「IPA」です。インディア ペール エール。

雑な説明をすると

大昔、イギリスで流行っていたペールエールを

インドに輸出するために殺菌効果を狙ってホップをたっぷり入れちゃった

ビール。です。インド向けペールエールです。

雑な説明なので、他の所では少しニュアンスが違う説明をしているかもしれません。

でもここで大事なことは

歴史の流れの中で必然的に生まれたスタイル

ということ。

そしてそれは、なぜエールなのか?

それは、当時はエールが主流だったから。

ラガーはほんの少しだけしか存在しなかったようです。

ある意味ビール紀元前のお話です。

冷蔵製造装置が出来て

ラガースタイルビールが世界征服を達成したのが紀元後です。

まさに今の(一般的な)ビール=ラガー エールって何? の世界。

そして20世紀が終わるころから始まったクラフトビールブーム。

世界中で様々なビールが作られ

それは伝統的なスタイルから、オリジナルのスタイルまで

本当に様々です。

現在流行っているIPAも

もはや歴史上のIPAとは異なる物になっています。

〇〇IPAというスタイルの物は

ホップがたくさん入っている

という意味でしかありません。

たくさん入っているということは、ホップをフィーチャーしていると言ことで

ホップの風味が好きな人にはたまりません。

また近年は、伝統的な種類のホップではなく

アメリカやオーストラリアの香りが良いホップを使用し

苦みより香りが出るドライホップという製法で作られています。

なので、歴史的IPAが好きではなかった(わたしのような)人たちも

美味しく頂ける物になっています。

さらに考えが進むと

エールよりもラガーの方が良くね?

と、世界中のナウでヤングなブリュワーが考えるわけです。

味わい系のエールよりも

ゴクゴク系のラガーの方が

よりホップの香りを楽しめるでしょ!!

ということで、最近にわかにIPLスタイルが増えてきているようです。

ようは

IPAは、歴史上の伝統的スタイル。

IPLは、クラフトビールの最先端辺りで発生したスタイル。

ってこと。

 

 

そしてなによりも一番大切なことは

そんな事は知らなくても

 

『美味しいと感じればオッケー!!』

 

ってこと(笑)