実家のガス設備の点検が有りました。

4年に一度の物だそうです。

 

30分程度で滞りなく点検終了。

 

その後、ボンベの固定方法が変更になったので替えると言う。

 

聞けば、法律が変わり

以前は、「転倒防止」を目的とした固定方法だったが

これからは、「流出防止も兼ねる」ものになるそう。

 

 

 

具体的には・・・

 

今までは鎖でグルっと巻いていただけ。

これなら転倒はしない。

 

しかし、近年の津波や豪雨などによる水害で

ボンベが流れて行ってしまうことがあったそう。

なので「水で浮いても流れていかないような固定方法」

に変更。

 

ボンベの取手よりやや高いところに金具を設置して、

取手にベルトを通して固定。

金具は、ボンベ交換時には外しやすく水害時には外れなさそうな

絶妙な形状。

 

 

あー。

ガスボンベが浮くことは今まで考えたことが無かったけど

考えてみれば当然ね。

ガスが入った入れ物だったら浮きそうな気がする。

 

でもそれが水に流されるところはなかなか想像が難しいですな。

最初は浮かんで鎖の上から抜けると思ったのですが

それは相当の水深。めったに起きることではないでしょう。

実はそうではなく

ちょこっと浮いて流れで足元をすくわれ、鎖の下側へ抜けるのだそうです。

なるほど。だったら床下浸水とかでも流出の可能性が有りますわな。

 

 

色々な所でいろいろな災害があり

色々な被害が有るけれど

きちんと向き合って対策を考えて下さっているのですね。

ありがたいことです。