朝練に行ってきました。

 

ほんの少しスタートが遅かっただけで、いつもより四つ輪さんが多めで難儀しました。

 

コースは言うまでもない

マナキュウツバキハコネシンドウ

です。

 

天気も良く、路面コンディションも良く、でも富士山はちょっとお隠れになっていました。

 

頭隠して尻隠さず富士

 

あ、エンジン掛けたまま写真を撮ったので、右目点灯ですね。

決して左目の電球が切れているわけではなく、これが仕様です。

アメリカ車っぽい!?

 

 

 

 

今朝の朝練の課題は

「車検のついでにいろいろな部品を変えたりしたことが、どのような変化をもたらすか」

でした。

 

先週の引取時に、お店の近くの峠道を少しだけ走った感じでは

「うん、まぁ、良くなったっぽいね」

でした。

しかしやはり、地元の走り慣れた道を走ることで、本当の変化を知ることが出来るはず、という課題ですのよ。

 

 

で、まず、すぐに、感じたこと。

「道路の舗装が綺麗になったようだ」

 

これは、スクーデリアオクムラさんによるフロントフォークへの作業によるものと推測します。

 

オートバイのフォークとかクルマも含めたサスペンションは

油が入った筒からもう一本出た棒が、スコスコ出入りする構造。

油が漏れないようにゴムでシールがしてある。

そのゴムのせいで、細かい動きが出来ない。

と言うのが一般の物。

それを改善するために

スコスコ出入りする棒にコーティングを施し、ゴムとの摩擦を減らす

という手法が有ります。

今時のオートバイのサスペンションは最初からやってあるものもありますね。

わたしはそういうのを持ったことが無いので、今回初体験でした。

 

ようは

コーティングのおかけでフォークが良く動くようになり

細かい振動が来なくなって、まるで道路の舗装が良くなったように感じる

と言うことです。

これの面白いところは、地元の道の細かい段差を体が覚えているとわかったこと。

無意識のうちにカラダが身構えているのに何も起こらず、あれ?って思う。

の、繰り返し(笑)

 

スクーデリアオクムラさんでは、コーティングの為の分解から再組み立ての作業で、フルオーバーホールとなり

内部部品の交換などもしてくれるようです。

ざっくりいうと

新車のフォーク以上の物を手に入れた

っちゅう感じでしょうかね。

これはすごくイイわ。

同様の施工をした広島のビューエルの仲間も

絶対にやった方がイイですよ

と言っていましたが、まさにその通り。

20万円少々は適切な料金だと感じます。

 

 

そこからさらに箱根を登り始めると

また、違った感覚がわかってきました。

 

それなりの峠道をそれなりのペースで走るのですが

直近では SDR で走っておりまして

あれはまた特殊な乗り味のモノでして

感覚が狂っていて正確な判断が出来ないのではないかと危惧しておりましたの。

しかし

ひとつ ビューエルは16年も付き合っているので跨った瞬間に感覚が戻る

ふたつ SDRの乗り味を経験したからこそわかる良さもある

みっつ 車検直後でノーマルマフラーで排気音が全く聞こえなくともビューエル(XBの後期の方のやつ)は楽しい

と言うことがわかりました。

 

SDRに乗り始めてからあらためて考えた、ビューエルの乗り味は

・直進安定性が国産車と別の次元で高く、ヒラヒラ感が無い

・倒し込みの最初は重く感じるが、その先に気持ちいいところがある

と言ったものでした。

しかしその二つ目が、ほぼ無くなっていました。

ヒラヒラ感は無いものの、倒し込み初期から、スッと行けるようになっていました。

つまり、最初から気持ちいい!(笑)

 

これはねぇ、何を交換した効果か、正確に評価するのは難しいのですよ。

今回フロント周りは、ホイルベアリングからタイヤから変わっているのです。

フロントアイソレータ(エンジンを吊っている前側のゴム)を変えたおかげで

ほんの少しエンジン搭載位置が上がってもいます。

 

でもやはり、タイヤのおかげかな?

ミシュランのパイロットパワー2CTのおかげかな?

以前のタイヤはコンチネンタルのサーキットも走れるようなグレードでしたが

いつ嵌めたのかわからないくらい永く履いていましたしね。

2CTはストリート向けだし

ビューエルのことをすごくよく知っている店長が

ビューエルに一番合う

と言い切るタイヤだし。

 

とにかく、今まで以上に、SDR以上に、倒し込み易かったのです。

 

 

他にもいろいろな効果があり、その感想は

うっひゃーー! たーーのすぃー!!

でした(笑)

走りながら、本当にそう叫んでしまいました(爆)

 

 

またもう少し走って、冷静に分析解説出来たらよいなと考えています。