10月16日(日)

 

9月24日(土)にニシユ広島デポに引き取りに行きエンジン不調を訴えているバリオスⅡ(GSX250FX)である。

先週、にわか整備を行い整備内容を調査した結果、不調の原因は、どうもキャブ詰まりでは無いかという見解となった。

本日は、徹底的にキャブとの対決バトルを展開しようと思います。 シートを外しすとエアクリーナーBOXが見える。

エアクリーナーBOXの蓋を外した所。新品と交換したエアエレメントがお目見えする。

エアクリーナーBOXを外すとキャブレターがお目見えする。パッキンが有るけど組み付け時にに交換する予定。

キャブは、まぁまぁ綺麗な方だと思います。この手のキャブ車は乗らないとキャブ整備が必須となってしまいます。今時のFI車は長い事乗らないと電気系統が逝かれる見たいですが…。電気系は苦手なのでキャブ車の方が好きかも。。。

チョークのボヨヨンバネです。こう言う感じで付いてます。(備忘録)

キャブに付いているクーラントホースとチョークケーブルとかを取り外してキャブをグリグリしながら外します。外した後はエンジン内にゴミ等が入らないように雑巾などで塞いでおきます。

取り外したキャブ。 これから治療に入ります。 もぅ、キャブの取り外しが慣れてきました。笑)

前回、スロージェット、メインジェット等をあらかた掃除をしているので、今回はキャブクリーナーに漬け込むだけです。で、今回、目的のキャブ下側にネジで止めてある大きな穴が空いているバルブシートの掃除に取り掛かります。(この構造を後で知り、非常に気になっていました。)

このバイクのバルブシートは脱着可能で、オマケにバルブシートの先には網が取り付けて有ります。Oリングとかも有って整備代金を増すような造りになっていました。このOリングを交換するとなればもれなく付属部品とのセット価格となり4800円/個となってしまいます。まともにやればOリングを交換するだけで4800円×4個=19200円になると言う事です。恐ろしや…。 私はディスカウントショップで同じ大きさのゴムパッキンを買ってきて交換する予定です。

今回は、調整が難しい「パイロットスクリュ」には手を付けていません。(キャブ上部の筒状の中にあるマイナスネジ) 備忘録にとパイロットスクリュの位置を撮り置きしときます。

キャブの中程にある3つの穴の一番、左側の小さい真鍮の穴で、ここはチョークの効く箇所だと思いますが、左から2番、4番目の穴が閉塞していました。キャブクリーナ&パーツクリーナーを駆使してもダメでした。後は釣り糸を突っ込んでトライした結果、4番目の目詰まりが貫通しました。2番目の閉塞感はたタダ者では有りません。そこで細くて堅い針金で突いてWINNERです。正直、「勝った」気がしました。

これで穴と言う穴は全て貫通させました。これで大丈夫?でしょう。

今日は、時間の関係上でキャブの取付は出来ませんでしたが、次回の組み付けできちんとファイナルを迎える事が出来るでしょう。これまでに不具合と認められた部品は全て交換する事にしました。キャブクリーナー漬けにしている部品は明日にでも再確認する事にします。

 

とりあえず おしまい。