10月9日(日)

 

昨日より、GSX250FX(通称バリオスⅡ)のメンテ作業を行った。

GSX250FX(以下バリオスと呼ぶ)の第3番目気筒の調子が悪いようだ。

安定しないアイドリングと、低速走行で吹けが悪い。

旧車のキャブ車ではお決まりの「キャブ掃除」を行う事にした。

単気筒ならキャブ1個なのでやる気満々なのだが…

こいつにはキャブが4個も付いているwww 気分が減げる。。。

整備マニュアルを片手に慣れない整備。 当然、手戻りが多い作業となる。

…… 画像が一切有りません……

今回は、簡単にパイロットスクリュ、ニードルジェットホルダ、メインジェット、キャブフロートだけの掃除を行う予定。

パイロットスクリュとか微妙な調整が必要な部位には手を付けません。

時間と手間ヒマを掛けてキャブを掃除。 当然の事ながら汚れ&目詰まりアリ。アリ。

こんなのできちんとエンジンがまわるハズが無い。

そして四苦八苦して組み立て&取付完了。

色々とあって、エンジン始動ならず。。。 掃除しただけなのにセルすら回らなくなった。

ん~。ん~。おかしいなぁ。電気系統なんてさわっていないぞ。

整備する前は調子が悪いながらもセルで始動して走行は可能な状況だったし。

もぅ、こうなれば「スパルタ」整備しかありません!

エンジンを押し掛けするも2回目に大きな音で「ガキンッ」とエンジンから異音が…

え”っ???? これマズイかも。 終わっちまったか?

と、思いながらエンジンセルスタート。 すると、ボボボボッ。セルが回ってエンジンスタートしました。

もぅ、何がなんだか分かりません!

何だか一応、訳も分からず最悪の事態は避けられたので組み立てを完成させる。

走ってみると何だか良い感じで走ってくれます。

しかし、アイドリング回転数が安定していません。スロージェットの掃除不十分かと思いましたが、

調べてみると… なんと、このバイクにはフロートジェットホルダーの構造が複雑に編み目のフィルターが取り外しが出来る様になっていました。

ここを掃除しなければ… ここ、絶対にゴミが詰まる所でしょう。

 

はい! 再キャブレター分解&掃除の巻きでした。

キャブレターの整備にはきちんと事前調査を行って抜かりのない様に整備しましょう。

 

バリオスⅡが本調子になる時は来るのか! その日を希望に整備は続く…

 

おしまい。