足にご注意
以前乗っていたTS-125、ようやく引き取り手が現れました。
レースでエンジンを焼き付かせてしまい、約2年間放置プレイ。
直して乗ろうと思っていたけど、たまたまTTR-125が手に入ったので結局そのまま。
今日行きつけの店でそのことを話していたら、自分で直して乗りたいという人が現れたので譲ることに。
実はこのTS、「いわくつき」なんです。
僕の友達が初代オーナーなんですが、免許を取ってすぐ林道ツーリングへ行き崖から転落。しばらく松葉杖生活。友達に譲ったそうです。
その二代目オーナーも転倒し足を負傷。その後新しいオートバイを買うということで初代オーナーを通じて僕の所へ。
そして僕はレースの練習をかねて河原に走りにいこうと家を出てすぐ、国道でトラックに巻き込まれて吹っ飛んでしまいました。ブレストガード、肘・膝のパッド、買ったばかりのオフロードブーツというフル装備のおかげで軽傷ですんだものの全身打撲。友達に少し遅れると連絡してから病院で応急処置してもらい、その足で走りに行きました。
そしてTSでの最後のレースになった8時間ナイトエンデューロ。このとき崖から落ちてステップが左ふくらはぎにグサッ。
そう、このオートバイのオーナーはみんな足を怪我してるんです。
もちろん次のオーナーにも伝えましたよ、「いわくつき」ということは。
四代目オーナーさん、足に怪我がないように祈っております。
銀細工
以前そこでスタッフをしていた人が独立して旦那さんとウエスタン雑貨の店を開いたというので遊びに行った。
テンガロンハット、ブーツ、ジーンズ、雑貨の他に、旦那さんがネイティブアメリカンに習って作ったシルバークラフトの数々。
その中で目を引いたのがこのバングル。
RIDER AND PROUD OF IT.
(ライダーであることに誇りを持て)
馬の乗り手として、オートバイ乗りとして誇りを持って生きよ、という意味。
いいライダーになれたかどうかは別として、磨くとき以外は常に指定席である僕の左手首にはまっている。
これがきっかけで、数年後に僕自身がシルバークラフトを始めることになるのだ。
秋刀魚
今晩の食卓にならんだ秋刀魚を食べながら思い出す。
昨年北海道を旅していたとき。
旅仲間と待ち合わせて厚岸のカキ祭へ行った。祭の目玉であるカキと秋刀魚のつかみ取りにさんかするために。
整理券をもらってから場内をぷらぷら。生ガキ、焼きガキ、薫製カキ、カキフライ、炊き込みご飯、などなどカキのオンパレード。
アナウンスが流れている。待ちに待ったつかみ取りタイム!
番号順に並び待っているとゴム手袋をわたされる。素手でつかむと殻で手が切れてしまうそうだ。
そしてついに自分の番。見ているのと実際やるのは大違いでなかなか難しい。
あっという間に制限時間いっぱい。僕の手につかまれていたのは4つ。まずまずの結果かとおもいきや、次の女性は7つもとっていた。負けた…。
他の人のも見ていると、よく見るキレイな女性。あぁっ、東ちづるさんや!番組のロケで来ているらしく、カキのつかみ取りにも参加していた。結果は僕と同じ4つ。
しばらく時間をおいてから次は秋刀魚のつかみ取り。友達とあれこれ作戦を立てる。
気合いをいれて秋刀魚の入ったケースの前に立つと、いかにもツーリングライダーというかっこをしている僕にマイクを向けてきた。
司 「どこから来られたんですか?」
僕 「滋賀からです」
司 「それはそれは遠いところからありがとうございます。たくさんとってお祭りを楽しんでいってくださいね」
僕 「はい」
司 「それではどうぞ!」
作戦どおり尾びれを指の間に挟みまず4尾。さらにつかもうとするも以外と秋刀魚が大きくもう手に余裕が無い。結局とれたのは4尾。
友達も同じだけとっているので大漁といえるだろう。タダやしね。
その後会場で知り合ったカブ乗りと霧多布のキャンプ場へ。
温泉に行って戻ってくるとチャリダーがいたので彼もまきこんで夕食。
秋刀魚を網で焼くと、これでもかというくらい脂がしたたり落ちてくる。むやくちゃ美味しい。ご飯がすすむすすむ。匂いがまたいいんだなぁ。
カキはお酒と醤油をたらして食べる。火であぶったコマイも美味しい。
翌朝、出発しようとしているカブ乗りとチャリダーをそそのかして引き留め、4人で霧多布岬の展望台へ。
ここには秋刀魚の刺身がウマイ食堂があるのだ。
たっぷり脂がのった秋刀魚の刺身を昆布だし入りの醤油で食べる。やっぱり旬の素材を地元で食べるとウマイ!!一緒に食べたカキそばもなかなかの味。
おばちゃんがおまけに出してくれた芋団子も絶品。
すっごい贅沢をしてるんやなぁと思った。
この2日間は美味しいもの食べてばっかり。ほんま幸せやったなぁ。
今日は「旅の日」
1689年・元禄2年・3月27日(旧暦)、新暦の本日5月16日、松尾芭蕉が奥の細道の旅ををスタートさせた日。
当時の人達はみんな自分の足で歩いて旅をしてたんですねぇ。
この日から約90年前徳川家康が、江戸の日本橋を起点に一里ごとに木を植えて目印とせよ、と言ったことで一里塚が作られたそうです。
目印になるのはもちろんのこと、木陰をつくり旅人の休息場所とする意味もあったようです。
家康さんも粋なことしてくれますね。
現代では道の駅がそれにあたるんでしょうか。休憩、情報収集、ときには一夜を過ごす、便利な場所です。
僕が旅をするきっかけになったのは、6年前にオートバイの免許を取ってから。
自転車に乗れるようになって一気に行動範囲が広くなった子供のようにいろんな場所に行くようになりました。
小学生のころ、馬で日本縦断した人の本を読んでワクワクしていたことを思い出しました。
大岡越前より水戸黄門の方が好きやったし、西遊記や母を訪ねて三千里は必ず見てました。
子供心に、移動する、旅をすることに憧れていたんでしょうね。
中学生の時も地図帳が愛読書でした。
先日は北海道帰りの旅仲間と電話で話しました。
自分が普段の生活を送っているときも、北海道を放浪してる人、与那国で製糖や遺跡発掘をやってる人と連絡とったりすることでその地にいる気分になれます。
狭いようで広い日本、まだまだ知らないとこだらけ。
もっともっと旅がしたいです。
お金かかります
CLのメーターワイヤーが切れてしまった。
ワイヤー類の破損は昨年のクラッチワイヤーに続いて2件目。
ついでにアクセルワイヤーも変えとくか。
フロントタイヤも片減りがひどいし、前後スプロケとチェーンもそろそろ変え時。
ボーナスが出るまでもうちょい我慢してくれ、ブロンコ。
夢
似たような夢を何度もみたことがあるし、ある事を楽しみにしているとそれを夢にみたりする。昼休みに仮眠しているときにも。
昨晩みた夢も覚えている。
移動手段やいる場所はわからないけど、どこかに旅行にきているみたい。
ぷらぷら歩いていると見覚えのある人がいる。近づいてみると、専門学校時代の同級生の女の子。
そのコは僕がずっと好きだった人。今は結婚して、今年もらった年賀状には子供二人の写真。
他愛のない話しをしていたところまでは覚えている。
なんで彼女が夢に出てきたんやろ?
最近喋ったわけじゃない。写真を見たわけでもない。何か思い出すようなことがあったわけでもないんやけど。
それに、今まで彼女が夢に出てきたのは3回か4回。
卒業してから計算すると2~3年に一回のペースか。
なんて、朝起きて犬の散歩しながら考えてみたりするのが楽しい。
ザ・ウイスキーキャット (C・W・ニコル著)
初めてオートバイで北海道に行ったときのこと。
小樽の西にある余市という町にニッカウヰスキーの蒸留所があり、小樽の市場でウニ丼を食べてからここに来るのが毎年お決まりのコース。
売店をぶらぶらしているときにふと目に付いたのが「ザ・ウイスキーキャット」。
昔のスコットランドの酒蔵には、ネズミなどの有害動物を駆除するためのネコがかならずいたそうで、この本は実在したネコたちの逸話を集めたもの。それをグレンゴァという架空の酒蔵を舞台にヌースというネコの視点から見た物語。
ヌースを育てた「アザーキャット」が傷ついて死んでしまったときは、酒蔵の男達総出で敵討ちをしたという。
それだけ当時は「ウイスキーキャット」が大事にされていたということがわかる。
ウイスキーをちびりちびりとやりながら読んでると、グレンゴァにいる気分になってきた。
孔雀
軍鶏、薩摩、名古屋、尾長鶏、烏骨鶏、金鶏、チャボ、ホロホロ鳥、アイガモ、オシドリ、孔雀、七面鳥。
孔雀のオスは今の季節、よく尾羽根を拡げます。
これは繁殖季の求愛行動(「どう?俺ってカッコイイやろ。」って言ってるんです)と、威嚇の為の行動です。
羽根を拡げるのはオスだけと思われがちですが、メスもときどき威嚇の為にやるんです。
先日行った小豆島では孔雀が空を飛んでる姿が見られます。
孔雀園というのがあって、そこから逃げ出したやつらがその辺の道端にいることもあります。
以前友達がそこで働いてたんですが、逃げ出した孔雀を捕まえにいくのが大変だと言ってました。
畑を荒らしたりするんで苦情がくるそうです。
でも、あの長い尾羽根を揺らして飛んでる姿を一度見てみたいです。
タイムボカンシリーズのどれかで、いつもラストに飛んでましたもんねぇ。
あれはジュジャクか…。