小、中学生のころはバスケットボールに夢中だった。
何も考えず仲間と楽しく過ごしてた。
将来なりたいものなんてなんにもない
楽でのんびり安定した仕事につきたかった。
高校生になり
専門職についた方が将来有利だ
と担任の教師に言われなんとなく農業系の高校に進学した。
農業学校では毎日野菜や果物などの世話をしたが、はっきり言って興味などなく友人達と馬鹿したりサッカー部に入りなんとなく楽しくすごしてた。
教師も普通の教科の先生ではなく農業系の先生ばかりで、
やれ出荷だ、商品だからなど
仕事ってこんなかんじなんだなぁと何となく思っていた。
人生これでいいのか?
小学生のころ母が死んだ時のことを思い出した。
癌だった
何日も抗がん剤の副作用で嘔気に悩まされて会えない日もあった
ただ最後まで一人の看護婦さんが母に優しくしてくれていた。
最後、母が亡くなった日
自分は涙も出なかった
でも、その看護婦さんが声をかけてくれてスイッチが切れたように泣いたことを思い出した。
自分も人の役に立てるのかな?
一度きりの人生
自分以外のために役に立つことをしたい。
看護師になろう。
看護師への推薦入試があることを知り、高校三年生の夏に看護学校に入学することに決めた。