暗黒の塔シリーズ+荒地<下>+

著者: スティーヴン キング, Stephen King, 風間 賢二
タイトル: 荒地〈下〉―暗黒の塔(ダーク・タワー)3
いくつもの試練を乗り越え、ようやくローランドとの再会を果たしたジェイク。彼が中間世界に導かれることは、すなわちローランドの精神的病苦を癒すことにもなります。果たして旅の一行は四人となり、暗黒の塔への旅路は続きます。行く手に待つは衰退の一途を辿る世界で、今なおかつての栄華の残滓を残す街<ラド>。待ち受けるのは<ラド>を根城にする「グレイ」と「ピューブ」たち、そしてモノレールの「ブレイン」。息つく暇もなく襲い来る困難に立ち向かいながら、ローランドたちの旅は進みます。
巻を追うごとに明らかにされる中間世界の背景。「荒地」ではその歴史的な一面を垣間見ることができます。しかし一つの謎が解明されるとまた新たな謎が出てくる、といった具合にまだまだ全容は明かされません。著者の言葉のロジックにはやきもきさせられますが、いつか全てが語られるであろうその時を待つしかないようです。