暗黒の塔シリーズⅠ+ガンスリンガー+ | RIDDLE CRITIC

暗黒の塔シリーズⅠ+ガンスリンガー+






著者: スティーヴン キング, Stephen King, 池 央耿
タイトル: ガンスリンガー―暗黒の塔〈1〉

黒衣の男は飄然と砂漠の彼方に立ち去った。ガンスリンガーはその後を追った」…
破滅後の世界。暗黒の塔<ダーク・タワー>の秘密を握る黒衣の男を追い、一人の拳銃使い<ガンスリンガー>が今、果てしない旅に出ます。彼らの住む世界は我々の現実世界とどう関わるのか?黒衣の男は何者なのか?そして暗黒の塔には一体、何があるのか?壮大な物語が今、幕を明けます。

本作は著者であるキングが大学生の頃から構想を抱き、12年の時を経てようやく小説としての形を成し始めた、長大な物語の大序です。全編で3千ページにも及ぶと見込まれているこの途方もない冒険譚は、キングのライフワークとして数多の作品執筆の合間に書かれ続けています。興味深いのはこの暗黒の塔シリーズで舞台となる世界が、キングが生み出してきた別の作品群とあらゆる点で関わりを持っていること。その多様性を見るにつけ、キングはこの宇宙の基軸が破滅に瀕している世界、それを阻止しようとガンスリンガーが超然と旅を続けている世界、を根底に据えて多種多様な物語を創出しているのではないかと思われるほどです。キングのファンなら絶対に外せない一冊、そしてファンでなくてもその魅力に引き込まれること必至の一冊です!