ドリームキャッチャー | RIDDLE CRITIC

ドリームキャッチャー






著者: スティーヴン キング, Stephen King, 白石 朗
タイトル: ドリームキャッチャー〈1〉

2001年11月上旬、今年も狩猟キャンプに集まった4人の男たち。幼い頃からの仲間である彼らは、父親たちに連れて来られて以来、25年もの間毎年晩秋のキャンプを楽しんでいました。しかし、ジョーンジーが一人の遭難者を助けたことをきっかけに、キャンプはいつもとは違う様相を帯び始めます。無数の不思議な光、一斉に森から逃げ出す動物たち。不可思議な現象は次第に4人にも影響を及ぼし始め、選択の余地なく彼らを巻き込んでゆくのでした。

これだけでは何の話か全く分かりませんが、少しだけ明かしてしまうと本作はエイリアンによる地球侵略の物語です。こう言うと何だかチープに聞こえますが、そこはスティーブンキング。これまでのエイリアンを題材にした作品とは一線を画す構成を創出しています。エイリアンという非現実的な存在を、圧倒的なリアリティのある現代の世界に描き出す。かなりの長編ですがスリルと恐怖と感動を与えてくれる良作です。