デスペレーション

著者: スティーヴン キング, Stephen King, 山田 順子
タイトル: デスペレーション〈上〉
デスぺレーション。”絶望”という意味を表すこの町に、理不尽にも連れてこられた大学の助教授夫婦、作家、作家のマネージャー、ヒッチハイカー、獣医、地質学者、そしてデヴィッドの家族。彼らに共通するのは、ハイウェイ50を走行中にデスぺレーション警察の警官コリー・エントラジアンに連行されてきたということ。住民が皆殺しにされたこの町では、残忍な死とむせ返るような血の匂いが溢れていました。何がコリーをこのような衝動に駆り立てたのか、そして自分たちはなぜ連れてこられたのか。デヴィッドという特殊な能力を秘めた少年を介して、一同は謎を解明しつつ脱出を図ろうとします。そこには、人智を超えた驚愕の真実が隠されているのでした。
本作はキングの作品の中でも、かなりスプラッタな表現が強い物語です。そうした描写が苦手という人には不向きな作品かもしれませんが、本作は単なるホラーではなく、善と悪、そして神とは何なのかといった根源的な問題に踏み込んだ作品なので、ぜひ一度読んでみることをお勧めします。ちなみに、管理人がキングの作品を読むきっかけになったのが本作”デスぺレーション”です。